【東方（神霊廟）】ぬえがマミゾウに助けを求めた方法についての雑考

アルム＝バンド @Bredtn_1et

ところでぬえちゃんといえば、マミゾウさんにどうやって助けを求めたのかが長年の疑問だった。鵺は退治された後空舟で流されている(その後流れ着いた先で祟りを起こし埋蔵されたりする)わけだが、空舟といえば霊的存在を乗せる乗り物である点が注目される。

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八幡神も確か空舟で流れ着いたという伝承が九州にあったと思う。霊的存在の乗り物ということは、霊的存在が異界(仙界、舟で海を渡るなら「常世国」が一番それらしい場所か)から現世に来るための道具でもある。つまり現世と異界を行き来できる乗り物ということになる。

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また、星蓮船に関係して空舟で忘れてはいけないのは『兎園小説』など江戸時代のいくつかの書物に書かれた、茨城県に流れ着いた南蛮女の伝承だろう。ここに描かれている空舟は丼のような形で、見方によってはUFOに見える。日本のUFO話のときに持ち出されることもある代物だ。

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そして星蓮船の魔理沙EDではUFO(実際は飛倉の破片だが)の中身は"空っぽ"で小さい蛇みたいのがいただけ、とかそんな感じのことを言っていた気がする。

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これらを総合すると、正体不明の種を付けた未識別飛行物体はUFO(未確認飛行物体)となり、それは茨城県の伝承のように一種の空舟である。ゆえに現世と異界を行き来する力を有しており、博麗大結界を超えて佐渡…つまりマミゾウの元まで辿り着くことができたのではないか？

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あとはUFOに何らかのメッセージを託していれば「マミゾウさんに助けを求める」ことは可能、といえるのではないだろうか？