トータルイクリプス設定解説(ネタバレの可能性アリ)
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1967年、月にて人類は初めて異惑星起源生命体と出会う。しかし彼らは人類に友好的ではなく、人類に敵対するモノだった。その生命体群は、人類に敵対的な地球外起源種、BETAと称される。月では彼らによって次々と人類の基地が襲われ、人命が失われていった。
2012-07-02 04:14:081973年、BETA降下ユニットが地球、中国のカシュガルに落着。中国軍の爆撃主体の戦術により、対航空兵力を持たないBETAは瞬く間に駆逐されていった。だれもが地球では人類の圧勝だと信じていた
2012-07-02 04:15:17だが、突如出現したレーザー属種(2種類存在する。小型のモノは高度1万mの航空機を30kmから、大型のモノに至っては高度500mで低空侵入する航空機を100kmから撃墜する能力を持つ)により、航空兵器は狩られる側へとシフトしたのであった。
2012-07-02 04:15:35急遽中ソ連合軍が組まれるも、航空兵力が仕えず、圧倒的な物量にさらされた両軍の戦線は崩壊。核による焦土戦術も失敗し、BETAが版図を広げてゆく。
2012-07-02 04:16:18その一方、米では月の戦いで活躍した強化外骨格兵器の成果を鑑み、それを元にした兵器の開発が進んでいた。そして1974年、人型の新概念兵器、戦術機F-4を誕生させた。
2012-07-02 04:16:32そして、1998年 国連、大東亜連合軍、日本帝国、中華統一連合の努力もむなしくついに大陸が陥落する。 だが悪夢はそれだけにとどまらず、7月の、超大型台風の中、BETAが日本本土へと侵攻を開始したのだった…。
2012-07-02 04:16:47原作知らない人のための解説① 原作であるマブラヴは2003年、続編のオルタネイティヴ「通称・オルタ」が2006年発売(企画自体は「君望」の頃からあったはず)。時代設定は2001年前後が元になっている。 #TE_anime
2012-07-02 21:32:48原作知らない人のための解説② 「オルタ」までがマブラヴシリーズの一つの終着点。 元々フィギュアの販促のために原作者が執筆し、(ふくらみすぎて)展開したのが「トータル・イクリプス」。 #TE_anime
2012-07-02 21:37:27原作知らない人のための解説③ 地球に降りたBETAに対して航空戦力を以て人類は圧倒的優位だったが、「光線級」BETAの出現によって無力化(地平線から顔を出したら数秒で撃墜される)。よって物量で蹂躙された。 #TE_anime
2012-07-02 21:50:49原作知らない人のための解説④ BETAに対して戦車など平面機動のみの兵器では太刀打ちできなかった。 月面の作業ロボット技術を基に世界初の戦術機「F-4 ファントム」が開発された。 パイロットは主に空軍から転換された。 #TE_anime
2012-07-02 21:54:02原作知らない人のための解説④+ 戦術機の登場によって、立体的機動戦術を駆使することが出来るようになり、戦線の維持には一応は成功した。 ちなみに戦術機=戦術歩行戦闘機=Tactical Surface Fighter=TSF #TE_anime
2012-07-02 22:00:21原作を知らない人のための解説⑥送り直し 軍でありながら女性兵士が多いのはそれだけ男が減っており、女性を戦場に送らなければならない状況になっているということ。日本では徴兵制が女性にまで及んでいる。高校生ぐらいの少年少女も戦場へ。 #TE_anime
2012-07-02 22:58:54原作を知らない人のための解説⑤ 「衛士」は実在する言葉ではあるが、オルタ世界では戦術機のパイロットを指す。 体のフォルムが出る「強化装備」をまとい、戦術機に搭乗する。裸みたいになっているのは男女の区別が無い前線での羞恥心を麻痺させるため。 #TE_anime
2012-07-02 23:00:30原作を知らない人のための解説⑦(修正) 大日本帝国は大東亜戦争にて1944年に条件付降伏をしている。原爆は1945年にベルリンへ投下。帝国軍は存続し、BETA戦争以後は海軍・本土防衛軍・航空宇宙軍・斯衛(このえ)軍の4軍体制に移行する。#TE_anime
2012-07-02 23:15:14原作を知らない人のための解説⑧ 大東亜戦争の敗戦によって大日本帝国→日本帝国に国号改め。元首は皇帝。政威大将軍が日本帝国国務全権代行として統治している。物語開始時点では(おそらく)煌武院家がそれを担っている。 #TE_anime
2012-07-02 23:22:04原作を知らない人のための解説⑨ 煌武院(こうぶいん)、斑鳩(いかるが)、斉御司(さいおんじ)、九條(くじょう)、崇宰(たかつかさ)の五大武家を五摂家と称する。 ちなみに内閣総理大臣もいます。 #TE_anime
2012-07-02 23:23:12原作を知らない人のための解説⑩ 斯衛軍は大将軍および五摂家(+縁者)の警護を任とする武装組織。篁唯依もここに所属している。「瑞鶴」「武御雷」は斯衛軍専用機であり、紫を筆頭に冠位十二階を基とした出自の色分けがされている(紫→青→赤→黄(山吹)→白→黒)#TE_anime
2012-07-02 23:38:41@kendskenzc 突然ですが2点。1、TEアニメ開始時は1998年なので徴兵年齢は少年少女へ及んでおりません。唯依達は斯衛の家柄としての志願兵です。2、将軍家も同様で98年時点では他家が担っている模様(こちらのソースは吉宗氏)上から修正で申し訳ない。
2012-07-03 23:36:39今日のところは疲れたので解説は⑩でいったん終了。再開する…か? もっと早く知りたい方はニコ動かようつべで「マブラヴ ゆっくり解説」で検索を。 ※原作者推し #TE_anime
2012-07-03 00:20:46原作を知らない人のための解説⑩+ なぜ斯衛軍は色別のスーツや目立つ色の戦術機を使っているのか? 色が出自・家柄をあらわしているので注目の中でそれに恥じない働きをしなければいけないという自覚を持たせることや、士気高揚の意味もある。 #TE_anime
2012-07-03 23:23:19原作を知らない人のための解説⑪ BETAは色に対する反応が無いことがわかったため(=迷彩色などの効果がない)、斯衛軍の戦術機のように派手な色をしていても問題ない。ちなみに国連軍の戦術機も基本はブルー(通称UNブルー)。ただ対人戦では致命的か? #TE_anime
2012-07-03 23:26:25原作を知らない人のための解説⑫ オルタ世界(=TEの世界)はいくつものオマージュがあり、「これってあれに似てね?」を思ったら原作者がニヤつくに違いない。ガンパレやトップをねらえ!は勿論、マクロス、ガンダムなどSF作品の要素が満載である。 #TE_anime
2012-07-03 23:53:45原作を知らない人のための解説⑬ 光線級BETAは航空機だけでなく、ミサイルなども撃ち落すのが厄介で、飛翔物体全てを灰にする。対BETA戦で光線級の駆除が戦術のカギを握る。ただそのためにはBETAの群れに突っ込まなければならないのが難点・・・ #TE_anime
2012-07-03 23:58:04原作を知らない人のための解説⑭ 戦術機は第1世代から第3世代までの区分がされている。第1世代:重装甲 第2世代:機動戦 第3世代:電子装備の強化による反応性の向上 中間的な性質をもつ(主に改良型)の第1.5世代(準第2世代)、第2.5世代(準第3世代)もある #TE_anime
2012-07-04 00:03:57原作を知らない人のための解説⑮ オルタ世界(=TEの世界)ではカーボン技術がかなり進んでいるため、電磁伸縮炭素帯(カーボニック・アクチュエーター)、74式長刀などにも広く利用されている。 #TE_anime
2012-07-04 00:28:39