第四回 首都高の再生に関する有識者会議
本日7月5日(木)10:00~12:00 国土交通省で「第4回 首都高速の再生に関する有識者会議」に出席する。インターネットライブ中継あり。http://t.co/n7eQAck0
2012-07-05 08:08:56Now playing 『第4回 首都高速の再生に関する有識者会議』 http://t.co/p7xFUENn
2012-07-05 10:02:01ロンドンのロードプライシングの話。パリの大型貨物車の流出入規制、市街地の駐停車規制、それを実現するための環状道路沿いの貨物ターミナルの整備。バンコクの大型車流入規制。何れにしても、環状道路網がしっかりとしている大都市でこそ有効な施策だよね。
2012-07-05 10:36:30老朽化区間の撤去と、地下化。取得を容易にする観点から既存の道路の地下に設置。新規開業区間の耐用年数は100年。建設費750億円/km。財源は利用者負担と空中権や容積率割増による民間の活用。
2012-07-05 10:45:36都心環状は需要据え置きで考えている試算のようだけれども、ちゃんとシュリンクしないとここまでキャパシティを上げてしまえばその分やっと生まれた冗長性を食いつぶす形で需要が集まってしまうのではないかという心配はある気はする。
2012-07-05 10:52:35特定容積率適用区域制度(大手町や丸ノ内でのみ使用されているアレ)を利用して首都高の上空容積の移転を行う。1.2兆円ほどの財源をそこから確保。
2012-07-05 10:55:02容積率割増や、首都高交通の円滑化による資産価値の上昇を見越して周辺の事業者から協力金をもらうことで財源の一部に。
2012-07-05 10:57:58道路長の15%ほどしかない首都高に都心のトラフィックの30%が集中。大型車の交通量は特に多く、過積載車両の走行も問題。路線の構造物比率はNEXCOなどに比べて遥かに多い95%
2012-07-05 11:01:32損傷の発見と抽出のプロセス。強度基準が大きく異る昭和48年以前か以降か、一定の過酷度を超えているかどうかよってまず振り分け。2つの重複区間をまず抽出し、その区間を重点的にインスペクト。その中で更に過去の特異損傷や維持管理の容易さ、渋滞のボトルネックになっているかで更に絞る。
2012-07-05 11:06:51補修の仕方やプロセスの話。迂回路を設定可能な場合はその区間を容易に封鎖できるが、首都高にそういう区間は少ないため、JCTやIC間で全面通行止めをする必要がある。今後の中央環状線や三環状の開通後には迂回性が高まるため通行止めを伴う大規模補修を様々な路線に施すことができるように。
2012-07-05 11:10:36三宅:首都高の地上部分の地中部分の強度化は大丈夫なのか?サンプリングなどはされているか? 安藤:地上部分に比べて損傷は少ないが今後よく議論するべき。
2012-07-05 11:14:44猪瀬:維持管理の難しい地点の補修プロセスについて詳しい説明がなかったが。 安藤:更新の箇所の候補にあげていく。 石田:補修が難しいので基礎からやり直すことも検討するということか? 安藤:そうだ。
2012-07-05 11:16:41細川:現行計画での利用者負担とは?現時点での通行料の経緯や今後の想定についての いま大規模改修や更新を行うことでの今後の寿命や利用計画はどうなるのか。 木村:資料3の参考資料。ネットワークが大きく拡大した時などに料金を改定してきた。
2012-07-05 11:21:59Q;地下化と大規模改修は相反するコンセプトでは? A:決して相反するものではない。どちらもプロセスの Q;両方のMIXという考えで良いか? A:差し支えない。
2012-07-05 11:27:00菅家:撤去して何もしないという選択肢も。首都高の問題は東京のまちづくりとも密接に関わる問題。中央環状線などの整備によっては都心交通が大きく変わることが示された。大規模交通ありき、大深度地下ありきの方針は要検討。大規模改修と大規模更新の違いはよくわからない。首都高はどう考えている?
2012-07-05 11:29:37高野:景観改善に関しては異論がないが、規模の大小や期間の問題がわからない。100年持つ事が前提となって良いのか。交通の観点だけではなくまちづくり都市づくりとリンクして考えていく必要がある。
2012-07-05 11:37:10猪瀬:景観の保護管理の話。道路や景観要素の管理主体が異なることでの整備の難しさ。日本橋は都心環状によってのみ景観が侵されているわけではない。また、交通需要の見積りしっかりと知りたい。
2012-07-05 11:39:51三宅:首都高は道路や河川の上に建設している部分も多いので容積移転は果たしてできるのか? 木村:専門家に代わる。→現実的に行おうとすると新たな法整備が必要。あくまで現在での可能性を示唆する試算。
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