2012/07/07 気象庁vs灘校生 ~七夕の朝のキ・セ・キ~
7月7日早朝、本来なら期末考査二日目という退屈な行事を前に、陰鬱とした朝を迎えているはずの灘校生たちが、Twitterを真剣な表情で見つめていた。
2012年7月6日夜から7日にかけて、関西圏は激しいゲリラ豪雨に襲われた。6日20時24分に阪神地域に大雨・洪水警報発令、大阪市でも7日01時03分に同警報が発令され、休校の機運が高まった。
灘校の規定では、午前7時時点でこれらの地域に警報が出ていることが休校の条件となっている。
そして迎えた7日朝・・・
「おい、これはガチで休みになるんじゃね?」
続きを読む
jinoru
@jin_oru
お前らwwwwww日程ずらすとかwwww中休みを潰すとかwwwwwwwwwwww何甘いこと言ってんだよwwwwwwwwwwwwwwwwwwww今日の分の試験はお蔵入りに決まってんだろwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwふざけんなwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
2012-07-07 07:42:05戦いは終わった。このあと回ってきた連絡網により、この日予定されていた試験は別の試験日に上乗せされることとなった。
僕らはこの戦いで一体何を得たのだろうか。
それはある者にとっては勉強する時間かもしれないし、ある者にとっては朝の貴重な二度寝の時間かもしれない。
しかし、それ以上に、この戦いを通じて知った仲間との友情、絆、そして団結。これらがまた僕達を人間として一回り大きく成長させてくれた。それだけは確かなことだろう。
きっと十年後も二十年後でも、今日あった出来事を思い出して、「こんなことあったね」って笑っていられるような、そんな未来が待っていることを祈って、筆者はペンを置きたいと思う。
願わくは、気象庁がもっと警報を出してくれますように。