山口市における助産師ビタミンK不投与について
乳児死亡の轍(てつ)を踏まないためにはどうすればよいか。罪状を罰する。そして法令順守、が現実的方策だろう。知識普及に努めてもその効果は薄そうだ。科学の考え方を普及するのはさらに難易度が高い。
2010-07-10 15:14:19乳児死亡。これまでの事例は親権者の選択が子の生命にかかわる問題だったが、今回は選択したのが他人である助産師だったのが新しい。ただ、助産師の選択と乳児死亡の因果関係をどう立証するかが難しい。民事で勝てれば刑事でも勝てそうだが、どんなもんだろうか。
2010-07-10 16:25:44ビタミンKの投与は指針に留まるのであって、義務として課されているわけではないようだ。必須だと思うなら医師が投与するシステムに変更すべきだろう。そうでないなら、今回の件で助産師の罪を問うのはむずかしい。もし偽薬をホンモノの薬だと勘違いしていたというなら、そこに過失が認められる。
2010-07-10 17:50:29.@HayakawaYukio 砂糖玉をビタミンKの代わりに投与して新生児が死亡してしまったら、「罪状を罰する。そして法令順守、が現実的方策」かもしれません。では、死亡が起こっていない時点では、どうすればよかったのでしょうか?
2010-07-10 20:47:43.@HayakawaYukio 「ビタミンKではなく、砂糖玉を投与しましょう」と主張することを法律違反とみなすのは困難です。では、そうした主張を「法律に違反しているわけでないのに、集団があるいは組織が継続的に批判するのはよくない」のでしょうか?
2010-07-10 20:48:48@NATROM 15:14のあと、16:25、16:36、17:50のツイートで意見を変えました。いまは、この件で助産師を罰するのは慎重であるべきだと思っています。
2010-07-10 21:17:40@NATROM 「ビタミンKではなく、砂糖玉を投与しましょう」と主張することは、場合によっては法律違反になりましょう。詳細を知らないままで軽々に判断することは差し控えるべきです。
2010-07-10 21:20:46@HayakawaYukio 実際に砂糖玉をビタミンKの代わりに使用し新生児が死亡した事例で、助産師を罰するのは慎重であるべきとする一方で、砂糖玉投与推奨の言論だけで「場合によっては法律違反」というのは理解に苦しみます。具体的に、どのような「場合」を想定しておられますか?
2010-07-11 07:03:07@HayakawaYukio 「詳細を知らないままで軽々に判断することは差し控えるべき」というのには賛成ですが、ご自身がニセ科学批判に対して行っている批判については、その指針に従っておられるのでしょうか?
2010-07-11 07:03:47きのうわかったこと。ニセ科学であることだけを理由に、それを信じないよう利用しないよう他者に強いることに正当な根拠はない。ここでいうニセ科学とは、科学を装うが科学でないもの。
2010-07-11 07:34:15@kjo091223 その後意見を変えました。助産師に過失致死の罪は問えないように思うし、それ以外の罪もないと思います。
2010-07-11 07:37:10@NATROM ビタミンKを投与しないと死亡することがわかっているとき、それをせずに砂糖玉を与えろと専門家が指示する場合を想定しました。
2010-07-11 07:50:29@NATROM 内科医だということですので、逆に私からお尋ねします。ビタミンK投与は厚生省の指針にあるとのことですが、その指針の強制力はいかほどですか?罰則規定がありますか?また、母乳でなく粉ミルクで育てればビタミンKの投与は必要ないのですか。
2010-07-11 07:52:03@NATROM もうひとつ。山口の事例で、乳児に異常が確認されて病院に運ばれたとき(生後1ヵ月かな)、ビタミンKを投与すれば回復するだろう状態だったのです、それとも回復する見込みが薄い重体だったのですか
2010-07-11 07:53:18@NATROM 個々の事例への判断適用は、事例の詳細を知らなければできません。山口の事例は、まだ情報が少ないので結論は出せません。一方、ニセ科学を糾弾する行為は一般論による批判が可能です。情報収集して勉強するたびに、その時点での考えを表明しています。今朝一番のツイートもそれです
2010-07-11 07:53:43裏返していえば、何を信じようが信じまいが、何を使おうが使うまいが、それは個人の自由。他人がとやかく言うのはおせっかい。RT: ニセ科学であることだけを理由に、それを信じないよう利用しないよう他者に強いることに正当な根拠はない。ここでいうニセ科学とは、科学を装うが科学でないもの。
2010-07-11 08:00:05@kalessinlord 子どもの場合は、親権を制限することになります。成人の場合は、麻薬を禁じることを類例として思いつきます。麻薬は社会悪ですが、輸血拒否の被害は個人に留まる。ちょっと違うと思います。
2010-07-11 08:15:04@kalessinlord 愚行権という考え方があります。人生の長さよりもその品質に重きを置く考えです。末期患者の延命治療から発した考えだと思いますが、火山災害でも、避難せずにリスクを冒してその場で生活することを選ぶ権利が考察されています。
2010-07-11 08:27:39仮の話として、母親がレメディを希望したとしても、助産師の責任が軽減されるわけではない。助産師はレメディでは出血予防にならないこと、および、ビタミンK摂取の必要性を十分に説明する義務があった。
2010-07-11 08:43:51@HayakawaYukio では、自然療法を推奨する団体や、その団体に加盟している個人が、「ビタミンKではなく、砂糖玉を投与しましょう」と主張している場合はどうでしょうか?法律違反になりますか?そのような主張を継続的に批判するのはよくないのでしょうか?
2010-07-11 08:57:44@HayakawaYukio 指針の強制力は強くなく、罰則規定もないと思います。母親が十分な情報を提供された上で、ビタミンKの投与を拒否したら、医療従事者が強制力を持ってビタミンKを投与するのは難しいでしょう。粉ミルクにはビタミンKが添加されています。
2010-07-11 08:58:04@HayakawaYukio 「乳児に異常が確認されて病院に運ばれたとき(生後1ヵ月かな)、ビタミンKを投与すれば回復するだろう状態だった」という情報の出所を教えてください。
2010-07-11 08:58:51すみません。そこ「だったのですか」です。「か」が脱落していました。事実の陳述ではなく質問です。RT @NATROM: @HayakawaYukio 「乳児に異常が確認されて病院に運ばれたとき(生後1ヵ月かな)、ビタミンKを投与すれば回復するだろう状態だった」という情報の出所
2010-07-11 09:01:47@HayakawaYukio 山口の事例は情報不足ですが、ビタミンKの代わりに砂糖玉を与えるのを是とする主張は一般論による批判が可能です。早川さんの論理では、そうした主張を批判することは「おせっかい」ってことですよね。犠牲者が出るまで、ただ見ているのですか?
2010-07-11 09:02:24@NATROM なるほど。粉ミルクにビタミンKが添加されている事実は、この事例を判断するときに考慮すべき重要な情報です。
2010-07-11 09:05:51