新潟・信濃川河口からセシウム460ベクレル検出の報道と森口先生のレビュー

まとめました。
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Hideyuki Hirakawa @hirakawah

日本海側もか。福島から近いところではあるけど。/日本海側海底から放射性セシウム 新潟・信濃川河口 http://t.co/k63kzOfg

2012-09-11 13:33:22
リンク 朝日新聞デジタル 日本海側海底から放射性セシウム 新潟・信濃川河口 東京電力福島第一原発から200キロ離れた日本海側の信濃川河口の海底土にも、事故によるとみられる放射性セシウムが積もっていることが近畿大などの調査でわかった。濃度は東京湾の荒川河口と同程度。13日から
森本卓哉 Takuya MORIMOTO @Todaidon

@hayakawayukio @y_morigucci『新潟・信濃川河口から放射性セシウム』http://t.co/ysmzkbua新潟の汚染度だけで400ベクレルは信じがたいです。物流による拡散か不法投棄では?via @hirakawah and @usa_hakase 

2012-09-11 14:22:29
プリン @pudding_purin1

@Todaidon @hayakawayukio @y_morigucci @hirakawah @usa_hakase 「福島県との境の脊梁山脈でかろうじて守られた新潟平野に放射能を含んだ雪解け水が流れ下ってきて河口付近に堆積するため春以降の新潟の底魚は注意」と去年の冬ネットで

2012-09-11 14:44:19
森口祐一 @y_morigucci

上流域の汚染度は阿賀野川水系のほうが高いですが、早い段階で信濃川水系の浄水発生土からも検出があり、特措法でも新潟県は注意対象になっています。http://t.co/4eaAhsZF @Todaidon @HayakawaYukio @hirakawah @usa_hakase

2012-09-11 15:14:41
森本卓哉 Takuya MORIMOTO @Todaidon

@y_morigucci 御教示を有難うございます。そうですか、新潟もナチュラルに汚染されているのですね。@HayakawaYukio @hirakawah @usa_hakase

2012-09-11 15:21:32
森口祐一 @y_morigucci

文科省の航空機モニタリング http://t.co/UuPN2jtgでも、群馬県境に近い地域の汚染は昨年秋に既に公開されており、想定内だと思います。 @pudding_purin1 @Todaidon @HayakawaYukio @hirakawah @usa_hakase

2012-09-11 15:21:57
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

有難うございます。RT @y_morigucci: 上流域の汚染度は阿賀野川水系のほうが高いですが、早い段階で信濃川水系の浄水発生土からも検 http://t.co/wsUkT1PO @Todaidon @HayakawaYukio @hirakawah @usa_hakase

2012-09-11 15:23:00
森口祐一 @y_morigucci

阿賀野川のほうは、ETV特集で阿武隈川とともにとりあげられており、その視聴のまとめもありました。 http://t.co/77hWfTz8 新潟県による測定データは http://t.co/7lQoSGVO @Todaidon @hirakawah

2012-09-11 15:31:50
森口祐一 @y_morigucci

昨日、@211mamaさんに「ご懸念はわかりますが、稲への移行経路として、焼却灰→浸出水への溶出→河川水という経路の優先順位は低い..懸念しているのは..多様な移行経路を包括的に管理しようとする発想が行政に欠けていること」とTw @Todaidon :そうですか、新潟も..

2012-09-11 15:48:19

前日の、森口先生のトーク

にーまま @ni1mama

@y_morigucci 森口先生、よろしかったら教えてください。震災がれきの焼却前と焼却後の放射性物質の総量は同じですか?ストーカ炉で減容されるとはいえ、約33倍の濃縮率です。同じとは思えないのですが今日そういう説明を受けて気になっています。

2012-09-09 19:36:44
森口祐一 @y_morigucci

合計5通に分けて解説します。セシウムを燃やすと分解する、との著名人の誤認発言もありましたが、「煮ても焼いても」放射性物質の総量は変わりません。厳密にいうと物理的崩壊で減りますが、ここではそれは除きます。(続) @211mama :焼却前と焼却後の放射性物質の総量は同じですか?

2012-09-10 07:34:13
森口祐一 @y_morigucci

(承前1)33倍というのは飛灰(ばいじん)への濃縮率としてよく使われる数字ですが、ストーカ炉の場合、より多量の主灰(燃え殻)が出ます。操業条件やごみ質によりますが、燃やすごみの重さに対して主灰は10~15%程度、飛灰は2~3%程度といった量になります。(続) @211mama

2012-09-10 07:34:48
森口祐一 @y_morigucci

(承前2)セシウムは主灰と飛灰の両方に移行し、これも条件次第ですが、1:2ぐらいの割合で飛灰により多く移行する場合が多いようです。飛灰の発生量がごみに対して3%、(実際には主灰にも移行しますが)飛灰に全量移行すると仮定した場合で33倍になります。(続)@211mama

2012-09-10 07:35:58
森口祐一 @y_morigucci

(承前3)濃度が高く、水に触れるとCsが溶出しやすい飛灰に注目されがちですが、「減容」という意味では主灰も大切です。放射性物質の総量を厳密に把握するには、主灰、飛灰のほか、排水、排ガス、そして施設内部への付着分の変化までとらえることが必要になります。(続) @211mama

2012-09-10 07:36:40
森口祐一 @y_morigucci

(承前4)ストーカ炉ではありませんが、広域処理に関連する焼却炉の物質収支のまとめがありますので、これも参考にして下さい。「物質フロー分析の観点からみた島田市の試験焼却の検証」 http://t.co/PiQiSTm1 (了) @211mama

2012-09-10 07:39:42
にーまま @ni1mama

@y_morigucci 森口先生、お忙しい中ご回答ありがとうございます。総量は変わらないという点は理解できました。焼却時の検査方法も綿密に行う必要がありそうですね。現在でも近所の焼却施設からは飛灰のみ放射性物質が検出されています。最終処分場は屋根のない管理型処分場です(続く

2012-09-10 09:49:37
にーまま @ni1mama

@y_morigucci @microcystis @net2ml 森口先生、皆様ご教授ありがとうございます。自治体は環境省の示す基準によって処理施設の管理を行っています。浸出水に微量でもセシウムが溶け込み放流されれば、顆粒水域の水田に影響が起こると思います。(続く

2012-09-10 16:09:28
にーまま @ni1mama

@y_morigucci @microcystis @net2ml 誤字失礼しました。下流水域です。農業土壌学の先生のお話ですと0.1ベクレルでも稲は水からセシウムを取り込み、濃縮するそうです。稲が育つまでに一体何リットルの水を必要とするかはわかりませんがこれは問題だと思います。

2012-09-10 16:11:39
にーまま @ni1mama

ありがとうございます。気になったのですが、 http://t.co/z8wydMRa  一廃、産廃の主灰は、福島県以外では特定一廃、特定産廃から外す規制緩和のパブリックコメントとありますが、何故規制緩和の対象となるのでしょうか? @y_morigucci

2012-09-10 18:07:29
にーまま @ni1mama

@y_morigucci @microcystis @net2ml 特に稲の登熟期のカリウムが少ない水田は多く吸収されるとのことです。このことを踏まえて環境省としての基準を見直していただくことは可能でしょうか。(続く

2012-09-10 16:14:55
森口祐一 @y_morigucci

飛灰と比べて主灰からはセシウムが溶出しにくいこと、また飛灰と比べて主灰のほうが濃度が低いことから、福島県以外については、特に注意せずに埋め立てても問題ない、という判断だと思います。事故後初期の暫定的対応では、主灰と飛灰を区別していました。@211mama

2012-09-10 18:15:42
にーまま @ni1mama

@y_morigucci ご返答ありがとうございます。確かに主灰への移行は少ないと感じるのですが、全ての主灰が一般廃棄物となると高い濃度が出た場合でも一廃として処理して良いということになるのでは、という懸念が残ります。数値的な規制は必要ではないかと思いました。参考にさせて頂きます

2012-09-10 19:03:31