ガーラ菅原の全曲解説Vol.1 「the autumn stone」
the autumn stone
http://artist.cdjournal.com/a/the-autumn-stone/106002
1996年に北海道小樽市で結成。ヴォーカル&ギターの菅原龍平を中心とする4人組のロック・バンド。結成後すぐに自主制作テープが地元で話題となる。それが布袋寅泰の耳に入り気に入られるところとなり、布袋プロデュースにより彼の新レーベル“アストロノーツ”から99年2月「君がいなかったら」でデビュー。60~70年代のアナログで柔らかな音の感触を残した心に響く温かみのあるメロディ・ラインが最大の持ち味となっている。2003年から活動休止状態に。
まずは、アマチュア時代の作品について。小樽時代にオータムストーンはカセットテープを3本発表してます。「the autumn stone」「a song to keep us warm Vol.1」「同 Vol.2」
2012-10-02 00:03:23オータムの原点はまさにこのカセットテープにあって、ファースト、セカンド、サードにもこの時期に作った作品もまんべんなく収録されてます。
2012-10-02 00:04:41あ、ちなみに「a song to keep us warm」というタイトルはRadioheadの「Exit Music (For a Film)」のなかの一節から引用。
2012-10-02 00:07:06http://www.youtube.com/watch?v=iMqXj-eVCjI
Radiohead 「Exit Music」
で、ファーストアルバム「the autumn stone」の話ね。レコーディングは98年秋、収録曲に関してはその一連のカセットテープのなかから布袋さんが選んだ曲+書きおろし(「いつだってそう」「時々想う」)で構成。
2012-10-02 00:11:32そもそも「a song to〜 Vol.2」のオープニング曲を想定して書いたものなので、これがアルバムの一曲目になるのは自然な流れだったかなあ。簡単なCキーの曲なので、ピアノで作曲した。
2012-10-02 00:16:02Wingsの「Venus and Mars」のオープニングを意識してつくったはず。アウトロは特に。 http://t.co/ADX44Ks1
2012-10-02 00:18:11http://www.youtube.com/watch?v=XT6ulfigdOY
Wings 「Venus and Mars」
なんでこんな歌詞が書けたのかはまったくわかんないな。「僕はパンケーキの上のバター 嘘はつけないので溶けていく」というのは我ながらいまだに秀逸なラインだと思ってる。
2012-10-02 00:20:11タイトルも、もしかしたらどこからかの無意識な引用なのかもしれないけど、今のところ思い当たらないな。とにかくタイトルがぱっと出てきた。
2012-10-02 00:22:41これは…実家がマンションの8階なんだけど、そこから見える朝焼けが綺麗で作った曲だったはず。イントロの着想はたぶんMoby Grapeとかあのへんだったはず。逆に渋くならずモダンになったと思うんだけど。
2012-10-02 00:25:44あ、そうだ。この曲はCD収録にあたってタイトルが変更されたんだった。カセット収録時は「a song to〜」のタイトル曲だったんだけど、布袋さんの助言で考えて考えてひねりだした記憶があるな。
2012-10-02 00:27:22