- tigers_cafe
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みみぃ
@mimmy333
さすがミラクル!RT @toraichi101: 55.5mに空目した( ̄▽ ̄) RT @mimmy333: これは大きな… RT @miracle_55: 5m超えの涅槃仏。いっしょに横たわりたい。 http://t.co/hTlJNY60 #butsuzo
2012-10-06 16:02:25
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行元寺
- 住所:千葉県いすみ市荻原2136
- 問い合わせ:0470-86-3816
- 交通:国吉駅からタクシー8分
阿弥陀如来立像
像高97センチでヒノキ材の一木造りです。両腕と足先は別材で接ぎ、彫眼で表面は黒漆地漆箔仕上げされています。
穏和な面貌、浅く柔らかな彫りによる定着化した衣文、ゆるやかな曲面による肉取りなど、平安後期の典型的な定朝様如来形立像の特色を示しています。
なお、後頭部の螺髪(らほつ)が同心円状に刻まれていますが、当代の如来形像にはこうした例は見られず、本像独自の個性として注目されます。全体から丸みの強いふくよかな肉づけに、作者の堅実な技量がうかがえます。
寺伝によれば、平安末期に当寺を再興した平重盛の守り本尊であったとされますが、京都辺りの中央作とみられます。平安後期の仏像の様式を知るうえで、貴重な作例です。