日本共産党と朝日新聞の尖閣認識について

井上清「釣魚諸島の史的解明」を引用しつつ日本共産党・志位委員長と朝日新聞の社説にケチをつけたのをまとめました。
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takayamitsui @takammmmm

“尖閣問題――/冷静な外交交渉こそ唯一の解決の道/外国特派員協会 志位委員長の講演” http://t.co/U34B2ujv

2012-10-07 12:22:08
takayamitsui @takammmmm

志位氏は「無主地先占の法理」を当然としていますが、これは先進国がアフリカ等を殖民地化した帝国主義の論理。共産主義とかけ離れた考え方では?@hza04412 「しんぶん赤旗」。志位さんの外国特派員協会での講演と一問一答には舌を巻いた。…中国政府の論拠をことごとく論破。

2012-10-08 15:15:37
takayamitsui @takammmmm

志位氏は「尖閣諸島の領有は台湾澎湖列島の割譲という侵略主義とは性格の全く異なる」と言うが、1885年の領有申請は清国を刺激しかねず得策ではないと見送ったのに、日清戦争勝利が確実になった95年には「事情が変わった」と許可。日清戦争と無関係であるわけがありません。@hza04412

2012-10-08 15:32:59
takayamitsui @takammmmm

志位氏は、中国は1895年から70年まで一度も日本領有に抗議してていないと言うが、日本政府は1895年の領有決定を相手国に通告せず、ようやく52年に外交文書に掲載という隠密ぶり。しかもその間、大半は日本の侵略戦争で余裕なし。日本人がよくこんなこと言えると思う。@hza04412

2012-10-08 15:24:04
takayamitsui @takammmmm

ほお、尖閣問題に関する見解はどうなの?綱領に違背してないか?「日本が過去におこなった侵略戦争と植民地支配の反省を踏まえ、アジア諸国との友好・交流を重視する」 / “日本共産党綱領 - 党紹介” http://t.co/EcyI9TSs

2012-10-14 02:04:55
takayamitsui @takammmmm

朝日は天声人語でも社説でも中国が世銀IMF会議に財務トップを欠席させたことを「大国の自覚がない」と批判したが、それは究極、歴史問題にこだわるのは大人げないと言っているようなもの。だが「足を踏まれた側は忘れない」との立場からしたら、中国にそんな批判は通用しないと悟った方が良いと思う

2012-10-13 02:37:50
takayamitsui @takammmmm

歴史認識問題の埋めがたい齟齬とは、侵略した側にとって「それは昔の話じゃないか」と、すでに「歴史」であるのに対し、された側にとっては今につながる問題でなのあって、「歴史」なんかにされてはたまらない現在の問題であるということだろう。

2012-10-12 01:00:21
takayamitsui @takammmmm

朝日新聞は、1885年に民間から尖閣の開拓申請があったのに「清朝を刺激してはまずい」と却下したのに、日清戦争の勝利が見えた1895年にはゴーサインを出した姿勢の変化が、日清戦争という侵略戦争とどう関わっているのか、あるいは無関係であるのか検証する記事を一度でも掲載したのだろうか?

2012-10-12 01:06:33
takayamitsui @takammmmm

中国が「尖閣を強奪された」と言うのは「歴史問題にリンクさせる」という戦術などではなく、本気でそう考えるから訴えているのだと思う。「踏みつけにされた側」としては当然だろう。これは決して「過去」にはできない侵略への異議申立なのだ。だから朝日の「大人げない」なんてdis りは通用しない

2012-10-13 02:44:49
takayamitsui @takammmmm

新聞に中国景気減速の記事があり、「日本を排撃するからだ。悔い改めよ」的本音も感じさせられるのだが、恐らく中国人は過去の侵略に対する戦いの続きと認識しているから日本ボイコットで被る経済損失は甘受するだろう。耐え得ないのは日本国民の方。そんな確固とした大義名分など持っていないからだ。

2012-10-13 03:01:27
takayamitsui @takammmmm

さっき書いた中国の話、中国人じゃないから確信を持って書いているわけじゃないけれど、たぶんこのままの状態がずっと続くだろうから、時間が経てば明らかになることだと思うよ。おやすみ。

2012-10-13 04:02:36
takayamitsui @takammmmm

尖閣も竹島も「いったん引いて考える」「負けるが勝ち」の精神で行動する政治家は皆無。「帝国主義下で島を強奪された」と言われたら反論は困難なのだから、最初から相手の領有を認めた上でどんな実利を引き出せるのかという大人の外交をやるべきだったんじゃないか。今やっているのは子どものケンカ。

2012-10-15 22:42:38