★荒木伸吾回顧展2012「瞳と魂」shingo ARAKI(1939-2011)/終
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アニメはやめて、もっと自分の作品をつくるようにすすめた人もいたらしいが、父にとってメジャーであることはすごく大事な事。つくりたいものをつくれれば、一部の人だけにミニシアターで見てもらえればいいというタイプの人ではない。
2012-02-04 23:45:56愛されて、褒められて、何かを埋めるために絵を描いていたのだ、ということが今本当に僕にははっきりしている。
2012-02-04 23:47:25聖矢は僕=伸二にとっては身近な作品ではない。ちょうど親離れする時期のものだったのだろう。しかし、回顧展に向けて原画などをひっくり返してみると、ある頂点である事は確か。物語になんの思い入れのない僕が見ても美しい線だ。
2012-02-04 23:50:25ひとつしっかり展示のセットを作って、海外でも地方でも、(セキュリティー含めた)会場さえ確保できればどこでもできるようにしたい。
2012-02-08 01:08:30で、集めた作品ですが、ないものがあるのはもちろんわかっていたのですが、ユリシーズとルパン8世がまだないのです。
2012-02-08 01:11:13漫画は初期にしろ後期、死の直前までかいていたsourire d'enfant にせよ、回顧展にきた人がストーリーを理解するようにするのは大変なので、あくまで「画」として展示します。
2012-02-08 01:14:24アニメ前と、アニメ後、ストーリーに関して言うと、必ずしも格段にうまくなったとは思わないし、アニメ後の方が複雑かもしれないんですが、何しろ絵がものすごくうまくなっているので、簡単に言うと騙される。絵だけで魅せられてしまう。
2012-02-08 01:16:12自分はなんか分かった(絵について)ということを父からしつこく言われた事が2、3回あったと思う。星矢を書きはじめたらへん、なんかすごい言われた。これはピッチャーがボールの投げ方のこつ分かったみたいなものだから説明されても全然分からなかったのですが。
2012-02-08 01:20:02軽い第一稿みたいのを、見た。単純にとてもよくて、欠けてる作品とか別として、とてもとてもよくて、普通に泣けてしまった。冷静な判断を誰かに仰がねば。
2012-02-10 15:23:10妹、と、母、かな。いやでも妹もきっと僕と同じ気持ちだろうな。母に見せよう、少なくとも予想外の事は言う。
2012-02-10 15:24:53回顧展の日程が決まらない。善意の方々にやっていただいているのでありがたい限りなのだが、図版の入稿とか、権利関係のクリアとか頭が痛い。
2012-02-15 22:30:53図版の一稿、そして表紙を母と妹に見せた。いくつか案があったのだが、これでしょとすんなりいわれた。妹にはお父さんの絵は目だよ、分かってんの?と言われた。
2012-02-15 22:33:03そんなことを妻に報告すると、妻も、そりゃそうでしょ、お義父さんの絵は目よ、と得意げに言った。妻と父は妙に気があうところがあった。
2012-02-15 22:34:52@hiyoko_machi_ 優しいお言葉、ありがとうございます。一通り一般的な事はやったのですが、正直、これを済まさないと、なんか供養がちゃんと出来てないみたいで辛いのです。
2012-02-15 22:39:26昨年末に父の作品をひっくり返して整理していたときに、打倒〇〇〇〇(日本で一番すごい漫画家)というメモみたいのが出てきた。劇画仲間同士で健闘を誓い合ったアルバムみたいなやつに。
2012-02-15 23:04:21なんで、そううまくは行かないかもしれませんが、次の星矢描く人には、軽く父と姫野さんの星矢を超える意気込みで描いてほしい。
2012-02-15 23:07:38