スゴ本オフ 早川書房x東京創元社　発言まとめ

根岸智幸 @zubapita

早川書房x東京創元社のスゴ本オフ、いよいよ始まります！ #btc1028

根岸智幸 @zubapita

トップバッターは主催のDainさん（@Dain_sugohon）。先週のKindle、電子書籍のブームに対して、モノとして残る本の話をしたい。1980年にCD-ROMでシェークスピア全集が出たけど、Win95専用なので今は再生できない。でも世界最古の本は読める。#btc1028

根岸智幸 @zubapita

そこで1冊目は『薔薇の名前』ウンベルト・エーコ（東京創元社）。とてつもなく有名な人が書いたかもと言われる本をめぐる中世の修道院における殺人事件の話。2冊目は『死の蔵書』ジョン・ダニング（ハヤカワ・ミステリ文庫）入り口はハードボイルド。結末はクイーン。#btc1028

根岸智幸 @zubapita

2冊とも、モノとしての本の話。モノとしての本は人に渡すことができる。しかし、電子書籍はフローなので、流れていってしまい、あとから（誰かが）受け取ることができない。（おまけ）シュタインズ・ゲートも放流します。 #btc1028

根岸智幸 @zubapita

もう一人の主催@yasuyukimaさん。1冊目は 「オスカー　天国への旅立ちを知らせる猫」デイヴィッド・ドーサ（早川書房）。SFでもミステリでもない。精神を病んでいる人のホスピスのお医者さんが書いた話。死に瀕した病人を見送る猫の話。心が穏やかになる本。#btc1028

根岸智幸 @zubapita

（承前）早川さんって。こういうの作るんだ、という驚く。2冊目。「創世の島」バーナード・ベケット（早川書房）これは衝撃的な本。250pに足らない本。装丁は松尾たいこさん。（スゴ本に担当編集者さんが出席してました！）３冊目「51番目の密室」（早川書房）ミステリ短篇集 #btc1028

根岸智幸 @zubapita

（承前）この本を紹介したのは、巻末の編集者の短編の面白さは何か？ という座談会が面白かったから。こういう本はKindleに向いているので、ぜひ電子書籍にしてください！ #btc1028

根岸智幸 @zubapita

スゴ本の常連milanoさん登場。ハヤカワさんはラーメンでいうとすんだ醤油味、東京創元さんはこってりトンコツだと思う。1冊目『原始の骨　アーロン・エルキンズ』（早川書房）ジブラルタルの旅行記としても面白いミステリ。#btc1028

根岸智幸 @zubapita

『私の中のあなた(上・下)』ジョディ・ビコー（早川書房）静かなホラー。コッテリ東京創元さんの1冊目は『クリスマスのフロスト』R.D.ウィングフィールド（創元推理文庫）。いっきに読まずにチビチビ楽しんでほしい。#btc1028

根岸智幸 @zubapita

『必然の結末』ピーター・ロビンスン（創元推理文庫）田舎の小さな町で原発反対運動があって、そこでおきた殺人事件の話。男と女の話なども絡む。2倍お得な感じ。 #btc1028

スゴ本の中の人 @Dain_sugohon

スゴ本オフ。ハヤカワはあっさり醤油ラーメン、東京創元社はこってりとんこつラーメンという喩えはズバリかも。 #btc1028 http://t.co/omowHTLJ

根岸智幸 @zubapita

マスナリさん、『料理人』ハリー・クレッシング（ハヤカワ文庫）。女の子は子供の頃から家事の手伝いが好き。そうでない男の子も、やればできる。でもそこにつけこまれて..という話。『アンドロギュノスの裔（ちすじ）』悲劇が起こったときにどう対応するのか。美しい話。#btc1028

根岸智幸 @zubapita

『アンドロギュノスの裔』は、担当編集者さんがいらしてました！ #btc1028

しゅうまい @shumai

スゴ本オフに参加中。今回は早川書房×東京創元社。皆さんのおすすめ本がたくさん。USTもあります。 #btc1028 http://t.co/0BwNXtiM

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根岸智幸 @zubapita

@manaflavorさん 『プリズム』貫井徳郎（創元推理文庫）。「上司が最後まで読んでビックリ」というので読んでみた。賛否両論ありそう。プリズムみたいに別の角度から見ると別のものに見える。#btc1028

根岸智幸 @zubapita

2冊目は『百億の昼と千億の夜』光瀬龍（ハヤカワ文庫）1回で理解できない。宇宙が好きなんだけど、その宇宙を超える壮大さ。何回でも読むべき本。3冊目は『ハーモニー』伊藤計劃（ハヤカワ文庫JA）。女の子の話。この世界に入り込みたいゲーム的な世界。 #btc1028

早川書房公式 @Hayakawashobo

5人目かな。@manaflavorさん 『プリズム』貫井徳郎（創元推理文庫）。賛否両論ありそう。プリズムみたいに別の角度から見ると別のものに見える。『百億の昼と千億の夜』光瀬龍。ほんとにすごい、ひたすら壮大な物語。（ハヤカワ文庫）#btc1028

スゴ本の中の人 @Dain_sugohon

perfumeの「エレクトロワールド」とピッタリらしい…「ハーモニー」。スゴい桃源郷のような世界なのに絶望的な話らしい…ぼくが最後で最後だ。 http://t.co/omowHTLJ #btc1028

根岸智幸 @zubapita

（承前）パフュームが好きなんだけど、パフュームを聞きながら『ハーモニー』伊藤計劃を読むとピッタリ来る。とくに「エレクトロワールド」がピッタリ来る。病気もない桃源郷のような世界。でもそれには裏があって「僕が最後だ」というフレーズがピッタリくる。『虐殺器官』もぜひ。 #btc1028

根岸智幸 @zubapita

『ハーモニー』の表紙が白いのは、単純に『虐殺器官』の黒い表紙にぶつけたそうですw （by東京創元社さん） #btc1028

根岸智幸 @zubapita

スゴ本オフのこじらせ系男子代表@n_kanezukaさん。『百億の昼と千億の夜』の夜は今まで3回持ってきたので、もういいかな、と思ったらほかの人が持ってきてくれましたw なにを持ってくるか悩んだけど『ブラウン神父の童心』G・K・チェスタトン（創元推理文庫）。##btc1028

根岸智幸 @zubapita

（承前）いっけん出来がわるそうな神父が実は切れ者で、実は現代風トリックもある。日本ではあまり有名でない。僕も最近読みました。『武器製造業者』A・E・ヴァン・ヴォークト（創元SF文庫）主人公のヘドウィクが不死身で強すぎ。今のラノベっぽい。#btc1028

根岸智幸 @zubapita

『たったひとつの冴えたやりかた』ジェイムズ・ティプトリー・Jr. （ハヤカワ文庫）16歳の少女の宇宙冒険物語。今日のメインディッシュは『オリエント急行の殺人』アガサ・クリスティ（ハヤカワ文庫）。まだミステリにすれてない心のきれいな人に絶対読んでほしい。 #btc1028

根岸智幸 @zubapita

@shumaiさん。アシモフの『われはロボット』アイザック・アジモフ（早川文庫）。ロボット３原則覚えてますか？ ソニーのAIBOにもロボット3原則があるが、「人間にも反抗していい」となっている。犬だから（ちなみにルンバを作っているiRobot社って軍事ロボの会社）#btc1028

カニ @n_kani2

ルンバの製造元がiRobot社なのが素敵ですね。 #btc1028