ゲームにおいて,初心者のプレイを経験者が見守る弊害
先日,サークルメンバーと飯を食っているときににピクミンのことが話題にのぼった.そのとき一緒に飯を食っていたメンバーは皆遊んだことがあるらしく,遊んだことがないのはどうやら自分ひとり.
2010-08-08 19:02:45そのことを言ったら「じゃあ飯食べ終わったら家に来てくださいよ」と,あれよあれよという間に後輩の家へ.目の前にはピクミンのセットされたゲームキューブ.どうやらピクミンを一通りクリアするまで俺はおうちに帰れないらしい.
2010-08-08 19:04:14そんな経緯があって,後輩たちに見守られながら人生初のピクミンをプレイ.夜10時から朝6時までぶっとおしでプレイしたのは正直疲れたけれども,ゲーム自体は面白かった.
2010-08-08 19:09:53が,思い出に残るゲームかと言われると,首を傾げるところがある.なんでかって言うと,プレイの半分近くは後輩の助言があったために,特に苦労なくゲームが進行してまったのである.特定のボスで何度もやられたとか,特定の仕掛けで長時間考え込んだとか,そういうことがほとんどない.
2010-08-08 19:15:30例えば,ボケナメコ戦.そのとき同席していたメンバーの大半が「ここ僕のトラウマポイントです」と言っていたのだが,俺にはなんでトラウマになるのかわからない.
2010-08-08 19:22:32苦労した思い出といえば,「希望の森の頑丈な壁」と「ダイオウデメマダラ戦」.結局のところ,どちらも後輩の手助けによって突破したのではあるが,この2箇所だけは長時間粘ったので印象に残っている.
2010-08-08 19:27:12経験者が見守りながら遊ぶのは,当時の思い出が入って楽しいだろうけれども,それをプレイしている当の本人にとってはどうなんだろうなぁと考えさせられる一件だった.
2010-08-08 19:31:34余談.あれから少したったが「言われたとおりにコントローラーを操作しているだけ」という印象がどうしても拭えなかった.プレイしている最中も「俺には俺のやり方があるからいいだろ別に.お前らがピクミンにおいて優秀なのはわかったから黙ってろ」とずっと思ってた.
2010-08-08 19:37:28