第11 回原子力規制委員会（2012年11月14日開催）傍聴まとめ

満田夏花 @kannamitsuta

原子力ムラだらけの違法人事で、国会同意なしに船出した原子力委員会。５人の委員のうち、本当の専門家は更田氏と島崎氏くらい。更田氏は、原発ありきの枠内でなら有能かもしれない。島崎氏は優柔不断。大飯を動かしたままの調査を許容しているだけでも、規制委の役割を果たしていない。

満田夏花 @kannamitsuta

原子力規制委員会傍聴中。配布資料はこちら。→ http://t.co/RWjUczkW 議題① 大飯発電所敷地内破砕帯の調査（現状報告）、②敦賀発電所敷地内破砕帯の調査に関する有識者会合、③原子力災害事前対策の在り方等の進め方、…⑧有識者と原子力規制委員会との意見交換について

満田夏花 @kannamitsuta

②大飯原発破砕帯調査。島崎委員の報告。、調査継続。台場浜トレンチで地層のズレ。12～13万年前のもの。活断層と考えてもよいが、地滑りの可能性もあるということで一致できなかった。（これだけで止めるべき。国の手引きにも書いてある） 関西電力に更なる調査を指示した。

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③地すべりの可能性もあるということで更なる掘削。いまあるトレンチを掘り進める。今後は作業の進捗により有識者による現地調査。有用な情報をえられれば、再度評価会合を開催する。 また、F-6の調査ということになっているが、事業者はF-6は短くなったとのこと。

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④果たしてF-6が図に書いたものなのかどうかわからなくなってきた。F-6さえ調査すれば、それでいいのかということがわからない。他の破砕帯も。地すべりの指摘については、たとえ地すべりが生じても影響は少ない。調査するならば、止めてから調査してください、と会場から声が。

満田夏花 @kannamitsuta

⑤「止めるのが規制委員会の仕事でしょ、グレーなら止めると国の手引きにも書いてあるでしょ！」と会場から声。「いつまで調査しているんですか？いいかげんにしてくださいよ」「あなたがた国民の声もきかずに、私たちは野次るしかないじゃないですか」と会場から声。同感だ。田中委員長、完全無視。

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⑥次に敦賀発電所敷地内の破砕帯の調査に関する有識者会合について。また、島崎委員長代理をはじめ、鈴木康弘・名古屋大学教授など５名の有識者。年内に東通についてもやる（？）。鈴木氏、堤氏、宮内氏は変動地形学。藤本氏は地質の専門。敦賀は浦底断層が至近距離にある。

満田夏花 @kannamitsuta

⑦「判断基準はどうなるんですか？」と会場から声。次の議題。原子力災害事前対策等に関する検討チームについて。EAL／OILについて。中村委員、更田委員、JAEA、放医研、青森県原子力センター、JNESなど。（超やばそうなメンバー！） http://t.co/OcjQiLYK

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⑧「パブコメにかけて！」「福島の人を委員にいれろ！」などと会場からの声。田中委員長完全無視。次の議題。「環境モニタリング結果」に。すべて「特別の変化はなかった」と。中村委員「なかなかご覧になりたい情報がでてこないからどうのこうの」（彼女のこだわりは、「わかりやすさ」しかないの）

満田夏花 @kannamitsuta

⑨こんな記述も⇒「高濃度に汚染されたアイナメが採取された地点の海底土（８月29 日～10 月10 日に採取）中のCs-134 またはCs-137 は、最高値（Cs-137）が400Bq/kg・乾土」 http://t.co/aXmxt8IA

満田夏花 @kannamitsuta

⑩今後の学協会規格の活用と規格策定委員会への参画について。発電用原子力設備に関する技術基準についての策定について、いままでは保安院が参画。今後、規制庁職員がどのように関与するか。意思決定（投票）には参加せず、出席に留める。 http://t.co/LyTGOrrM

満田夏花 @kannamitsuta

⑪島崎委員「当規制委員会が、このような技術評価を行う能力を備えているのかということで重要。委員は、三菱、日立、東芝、電力、大林組、鹿島、清水建設、大成、JAEA、電中研、学識経験者（原子力関係者）…。ある意味、身内で身内のことを決めている。第三者は入っていない。」

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⑫島崎「規制側が被規制者の虜となってしまう」。（他者のことはよくみえるらしい）　更田「技術評価を行うことを前提としても、学協会に組みすることはない。有り方についてもっと注文をつけてもよい。」（そもそも論だが、規格の議論を進めるということは、まだまだ原発を作り続けるということ？）

満田夏花 @kannamitsuta

⑬更田「自分も関わったことがあるが、非常にわかりづらい資料名だったりしてル、後から策定プロセスをトレースすることは難しい」 田中「日々新たになる細かな技術を我々が把握することは相当たいへん。規制庁職員は学協会（日本原子力学会など）の意思決定には参加しない方がよいと思った。」

満田夏花 @kannamitsuta

⑭島崎「仕組みには反対しないが、本来の正しいやり方に進むようにできるような担保がないのではないか。もう少し退いた形の方がいいのかもしれない。具体的に意見があるわけではない。」更田「学協会規格をエンドースしてしまうと硬直化してしまう。議論の必要がある」。継続議論に。

満田夏花 @kannamitsuta

⑮次の議題「独立行政法人日本原子力研究開発機構大洗研究開発センター材料試験炉（ＪＭＴＲ）における非管理区域への放射性物質の漏えいについて」 http://t.co/SNmoLtcI 漏えいは微小。ただちに補修し、漏えいは停止。被ばくなし。田中「トラブル防止の検査を」。次の議題へ。

満田夏花 @kannamitsuta

⑯原子力規制委員会における独立行政法人の評価について http://t.co/XZxXwKLq http://t.co/VgcCs2kD 原子力規制委員会および所管する独法（JNES、放医研、JAEA）の評価を、規制委がやる。外部有識者の意見をきく。（お手盛りになりそうだ！）

満田夏花 @kannamitsuta

⑰最後の議題。「有識者と原子力規制委員会との意見交換について」 http://t.co/zHoUN7da ：これまでの本委員会の取組、課題に取り組む優先順位あるいは規制活動のあり方などの全般的な課題について、有識者からの御意見をお聴きして、今後の委員会の活動の参考とさせて頂く。

満田夏花 @kannamitsuta

⑱11月21日に出席頂く有識者の方々（50音順/敬称略） 浅岡美恵：気候ネットワーク代表／飯田哲也：環境エネルギー政策研究所所長／津田知子：公益社団法人セーブ･ザ･チルドレン･ジャパン東日本大震災復興支援事業部／船橋洋一：日本再建イニシアティブ理事長／柳田邦男：作家・評論家

満田夏花 @kannamitsuta

朗報か？ガス抜きか？本来なら市民の声をきくメカニズムを作るべきだが。👉 RT @nhk_news: 原子力規制委改革へ柳田氏ら専門家 http://t.co/5d0WjtBP #nhk_news

満田夏花 @kannamitsuta

週刊FFTV配信を開始。今日の原子力規制委員会と一週間のニュースをぎゅっと凝縮。今日の原子力規制委員会の模様をフクロウの会の阪上さんより。今日は議題が８つ！大飯原発の破砕帯調査など。 ( #fukurofoe live at http://t.co/YLJxW3Rg)

満田夏花 @kannamitsuta

FFTV配信中。大飯原発断層調査。調査継続を報告。会場からは「なぜ調査継続なのか」「手引きを守れ」という声が。敦賀原発の破砕帯調査に関する有識者会合のメンバーが発表。 ( #fukurofoe live at http://t.co/YLJxW3Rg)

満田夏花 @kannamitsuta

変動地形学者が３名。鈴木・名古屋大教授は、渡辺満久教授とともに、活断層問題を訴えてきた。国の「手引き」を作ったときの委員でもある。 ( #fukurofoe live at http://t.co/YLJxW3Rg)

満田夏花 @kannamitsuta

原子力災害事前対策の在り方等の進め方について、EAL/OILに関して今後決める検討チームを立ち上げた。IAEAやICRPの基準と照らしてどうなのか、ということで、福島原発事故の現実をみていない。 ( #fukurofoe live at http://t.co/YLJxW3Rg)

満田夏花 @kannamitsuta

「今後の学協会規格の活用と規格策定委員会への参画について」日本原子力学会、日本機械学会、日本電気協会などからなる企画委員会に規制委としてどう関与するか？原子力ムラの住民たちがずらりとならぶ委員会 ( #fukurofoe live at http://t.co/YLJxW3Rg)