2012/11/26 とくダネTPP討論
- tentama_go
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続き。小泉俊明「(TPPは)マイナスが多すぎて、メリットがないんですよ。最大の人口を持っている中国とインドが入らないのはなぜかというと、メリットがないからです。ここが入らない限り、製造業の輸出が増えることは殆ど現時点ではないです」。
2012-11-26 14:00:28続き。小泉俊明「なぜかというと、一人当たりの収入が低すぎるんです、米国と日本以外は。全てのTPPに入る国の、米国と日本でGDPが9割なんですよ。そこにどうやって輸出をして市場が増えるんでしょうか。現時点ではあまりにもマイナスがデカすぎて」。
2012-11-26 14:00:46続き。小泉俊明「日本の国内法よりも、TPPが上になるんですよ。で、米国だけは州法がその上にくるんです。だから日本の国会議員が決めた法律が全部ひっくりかえされちゃうんですよ、TPPで。民主主義制度に対する大きな挑戦であって、新帝国主義以外のなにものでもないんですよ」。
2012-11-26 14:01:06とくダネ。鈴木宗男「多国間協定では、日本主張は通らないんですから。このことをしっかり考えなければいけないんです」。キャスター小倉「それって政治家がだらしないからでしょ」。
2012-11-26 14:04:08とくダネ。福島みずほ「TPPの中にISD条項が入ってるので、米国の大企業が日本の色んな法制度を日本政府に対して訴えることができるんです。そうすると、それは障壁だとか、さっき鈴木(宗男)さんがおっしゃった医療や保険や製薬や金融などが壊れる可能性がある」。
2012-11-26 14:06:10とくダネ。浜田和幸「日本がTPP交渉に参加するかしないか、我々が議論していても、米国の議会で90日かけて日本を入れるかどうかを決める権利を向こうが持ってるんです。このままいったら、交渉参加を決めても、来年10月には決着(基本合意)するのに、全然交渉なんかできないじゃないです...
2012-11-26 14:08:11とくダネ。谷岡郁子「米国はとても賢いんですよ。この1年半にわたって原発問題ずっとやってきて、いわゆる国際機関であるIAEAは基本的に米国が作った機関だから、米国寄りの裁定しかしないんです。TPPも同じなんですね」。
2012-11-26 14:09:23続き。谷岡郁子「いま福島(みずほ)さんがいったISD条項、つまり企業が国を訴えることができて、そういうときに裁定機関があって、双方から一人ずつ裁判官を選べるんだけど、もう一人はその国際機関なるものだけど実は米国が作った機関が裁定しちゃうってことになるんですよ」。
2012-11-26 14:09:34続き。谷岡郁子「すると、常に2対1で、米国の企業が勝つという、そういう仕組みなんですね。その辺の状況をしっかり見ているからこそ、私たちも自由貿易派ですけれども、TPPだけは、ということをいわざるをえないわけです」。
2012-11-26 14:09:46とくダネ。小泉俊明「TPPの24項目、1000ページにわたる、もの凄い物(量)なんですよ。これに対して外務省の役人が数人ていうね、これで交渉なんてできるわけがないです。1項目ずつに、日本の専門家の総力を挙げて検討してたたかっていかなければ、交渉に参加しても丸呑みされるだけ」。
2012-11-26 14:12:43とくダネ。福島みずほ「ぜひ米国の議会や公聴会でどんな議論があるかを知ってほしい。カリフォルニア米でもなんでも、どんどん日本に輸出して解決するぞってガンガン言ってるのを、日本は読むべきだと思います」。
2012-11-26 14:13:15とくダネ。舛添要一「医薬品も医療機器も厚生大臣やったのでよくわかるけれども、そんなに負けない素晴らしいものを持ってますよ。世界のトップに日本の薬は入ってるんです。もちろん、国民皆保険やめろなんてバカなことを言ってきたときには、何度も言ってきました米国大使含めて」。
2012-11-26 14:16:22続き。舛添要一「それは大臣の立場としてそんなのはダメだということはきちんと申し上げてそれはちゃんと守ってきましたよ。だけど、要するになんかねえ、みなさんなんでそんなに日本国に対して自信がないんですか。素晴らしいものいっぱい持ってますよ」。
2012-11-26 14:17:40続き。鈴木宗男「舛添さん、いちばん違うところは、自信があるから入る必要がないって言ってるんです。そこは勘違いしてもらっちゃ困りますよ」。※ここまで。
2012-11-26 14:18:48