上山「軽率な診断発言について」を巡って:20121121-20121124

このグログエントリを巡るやりとりです: http://t.co/mENun5fA  対応するまとめ: http://togetter.com/li/411453
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上山和樹 @ueyamakzk

ブログ 《軽率な診断発言について》 http://t.co/mENun5fA 精神科の診断カテゴリは、あくまで技法や処遇との関係において検討すべきもので、メタ気取りの診断言説だけが一人歩きするのは、まずい状況だと思います。そもそも精神科診断学は、いまだ基礎がしっかりしていません。

2012-11-21 16:54:19
上山和樹 @ueyamakzk

.@kay_shixima ブログにてお返事を試みました。よろしくお願いします。 http://t.co/mENun5fA

2012-11-21 16:55:48
縮限 @contractio

これはよろしくない。ここだけは撤回しておきましょう:「むしろそのような振る舞いじたいが発達障碍的」 / “軽率な診断発言について - Freezing Point” http://t.co/TUFvl9n6

2012-11-21 17:19:02
上山和樹 @ueyamakzk

ありがとうございます。ご指摘を受け、やや長大な追記をつけました(本文下部)。 http://t.co/mENun5fA 即座の撤回ではなく、保留とさせていただけませんでしょうか。 @contractio

2012-11-21 20:00:04
縮限 @contractio

@ueyamakzk もし「たんに思考の硬直であって、いくらでも改善の余地のある状態まで、 《発達障碍》 と診断され、脳髄の問題とされている可能性はないのか。」という疑念があるなら、そう書けばよいのでは。

2012-11-21 20:05:43
縮限 @contractio

@ueyamakzk それを、当該エントリ内で批判している「精神科の診断カテゴリを安易なレッテル貼りに使う」語法を自分でも使って表現する必要はないですよね。

2012-11-21 20:06:08
縮限 @contractio

@ueyamakzk いやまぁ、あからさまにベタな正論ですみませんがw

2012-11-21 20:07:24
上山和樹 @ueyamakzk

.@contractio これは、今回のエントリには必要なご批判だと思います。ひとまず私じしん、これまで以上に慎重にならざるを得ません。

2012-11-21 21:59:09
上山和樹 @ueyamakzk

.@contractio エントリ内の発言をすぐに撤回しないのは、酒井さんとしてはご不満かもしれませんが、《精神科の診断カテゴリを、医療実務以外で比喩的に使いまわす》 という問題については、もう少し長く広く引っ張りたいです。

2012-11-21 22:00:21
上山和樹 @ueyamakzk

.@contractio 「精神科医」の内海健(うつみ・たけし)氏と 「社会学者」の大澤真幸(おおさわ・まさち)氏が、精神医学的な診断カテゴリを、《時代への診断》として共有できてしまう――この言説状況そのものが、かなり異様なはずです。 http://t.co/vTA5AlVO

2012-11-21 22:01:18
上山和樹 @ueyamakzk

.@contractio こうした言説環境は、来年の公表を予定される診断マニュアル『DSM-5』をきっかけに、少し変わるかもしれません。 http://t.co/qA4ZOso6

2012-11-21 22:04:43
上山和樹 @ueyamakzk

.@contractio ……私じしんの技法上の趣旨とは別に、もう少し議論を続けたいです。言葉で仕事をする皆さんが、精神科の診断カテゴリをどう(不当に)使っているか、今後も観察してみようと思います。

2012-11-21 22:09:27
縮限 @contractio

@ueyamakzk とりいそぎ、「返答に窮しております」というご返答まで。

2012-11-21 22:15:44
上山和樹 @ueyamakzk

明日22日のイベント: 《自分自身で、ともに ~当事者研究から見える“病むこと”の深層》 http://t.co/wj2vhTKw 講師:向谷地生良(べてるの家) ▼時間 16:20~17:50 ▼場所:大阪大学人間科学部・東館303 ▼特定質問者:三脇康生、嶋田久美

2012-11-21 22:16:08
縮限 @contractio

@ueyamakzk んーと。「精神科の診断カテゴリを(不当に)使っている」「言葉で仕事をする皆さん」観察リストに、私は上山さんも加えればよい、という理解でよろしいですかね。

2012-11-21 22:20:48
上山和樹 @ueyamakzk

私は「発達障碍」という診断を受けた方々と、自分とを截然と切り分けることを認めていません。ですので私の焦点は、診断枠の流用そのものというより、《言説が前提にするメタ性》なんですね。 @contractio

2012-11-21 22:41:24
上山和樹 @ueyamakzk

私が問題にしたい不当さは、「精神科の診断枠を使って、単にメタ的な語りをすること」です。(比喩的な診断論も、そういう「不当なメタ」をやっています。) @contractio

2012-11-21 22:42:17
上山和樹 @ueyamakzk

「とにかく診断名を持ち出すな」という酒井さんのご主張には、むしろ「診断側」と「診断された側」の明白な切り分け(診断枠に対する素朴な信頼)を感じるんですが、その点はいかがでしょうか。それはむしろ、医療的な診断言説に、メタ性を担保してしまいませんか。 @contractio

2012-11-21 22:43:06
上山和樹 @ueyamakzk

つまり、発達障碍の診断を行なう側じしんが、「診断された側」と、切り分けられるのかどうか。私は「できない」という前提で話しているのですね。つまりそれは、《動詞》を論じたいという、私の一貫した趣旨とも関わります。 @contractio

2012-11-21 22:44:54
縮限 @contractio

@ueyamakzk 私のほうの焦点は、「診断枠の流用そのもの」なんですよね。

2012-11-21 22:49:08
上山和樹 @ueyamakzk

.@contractio 比喩的な「表現の流用」を捨てれば身の潔白を証明できる――ということではなくて、問題は議論そのものの設計図、そこに隠された「メタポジション」のあり方だと思うのです。

2012-11-21 22:50:57
上山和樹 @ueyamakzk

.@contractio これは先日の私のお返事で、《厳密さの方針》と書いた話と、同じモチーフです。 http://t.co/mUQRrPkl

2012-11-21 22:51:15
上山和樹 @ueyamakzk

.@contractio なるほど。▼たとえば私は、自分も強く「発達障碍的だ」と思っているのですが、――そういう表現も、禁止すべきでしょうか。私としては、自分の問題点を理解するのに、大事な表現にもなっているのですが。

2012-11-21 22:52:30
上山和樹 @ueyamakzk

.@contractio もちろん、「どういう厳密さや分析が必要か」ということに、場面に応じた柔軟さが必要なように、診断的な切り分けや言葉の運用も、場面に応じた判断が必要だと思います。

2012-11-21 22:54:12
縮限 @contractio

@ueyamakzk 「比喩的な「表現の流用」を捨てれば身の潔白を証明できる」わけではないですが、それはさておき、比喩的な「表現の流用」は捨てることができますよね?

2012-11-21 22:56:46
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