イスラエルのダンスカンパニー来日公演に対する日本の観客の反応まとめ
「あなたのチケットはパレスチナ人の血で染まっている!」。まあそうだな。そう思いながら見ることになると思う。 RT @ynewsynews イスラエルに抗議、英でダンス公演妨害 http://t.co/rhNcGtje
2012-11-23 07:45:28イスラエル系の舞台公演に対する抗議活動で「あなたのチケットはパレスチナ人の血で染まっている」という文言があるらしい。 そういうこと言い出したら、たいていのチケットは濃い薄いの差こそあれ、何かの血に染まってると思う。 こういう、安易に感情に訴えかける手法ってどうかなぁと。
2012-11-23 14:29:04そうかー、アメリカのカンパニーの来日公演は「イラク人の血で染まったチケット!」とか思わなきゃいけないのかー。いや、連邦政府の助成じゃないからいいのか?いやいや、それ以上に戦争から直接利益を得ている資本家が助成しているのではないか?アメリカに滞在してダンス研究とか言語道断だな。
2012-11-24 01:42:14そもそも誰の血にも染まっていないチケットなんてないということだろう。来日中のマリインスキーのチケットだって、プーチン政権が暗殺したいろんな人の血に染まっているだろうし。というか「血に染まった~」とか情緒的な表現に頼らなきゃいけない時点で、正当性のない言論だと自白しているに等しい。
2012-11-24 01:52:12まじめな話をすると、数日前のTLで、いまこの情勢下でイスラエルのお金をもらって来日してるイスラエル人の演劇を見に行けるか、という話があって、いまだにうまく自分の答えが出せてない。個々人が国家とどう関わるのか、という問題にもつながってくるだろうし。
2012-11-22 14:33:02イスラエルの愚行を非難しながらイスラエルのダンスを称賛することが芸術至上主義とかイスラエルに利すると思われたら残念。一つの国に一つのレッテルだけ貼って終わりにしない、っていうそれだけのこと。アートは他のさまざまな事象同様政治とも分かちがたいよそりゃあ。
2012-11-26 11:38:06バットシェバなどイスラエルのダンスカンパニーの公演ボイコットがあったそうだけど。アートはドコから助成を受けても変わらないはず。民間からの出資のときも、国や県の助成でも、個人からの助けでも、何が変わるっていうんだろう?ただそれがきっかけで作品がスタートしただけ。
2012-11-24 01:05:22作品見ながらイスラエルやガザの現状に思いを馳せることと、「どっから金が出てるのか」って事を考えるのとは全然違うよね。後者のような人とはダンスの捉え方が根本的に違うと思うけど、だから見てくんなくていいよ、とは思わない。どんな人にだって「伝わりますように」と思ってやってる。
2012-11-24 12:05:30イスラエルのコンテンポラリーダンスシーンについて早くから日本国内に紹介し続けている舞踊評論家の乗越たかお氏のツイート。
オレはソウルにいて見られないのだが(昨年テルアビブで見ているが)、みんな今週末バットシェバ舞踊団はホント見とくれよ。オハッドは直接描くことはしないが、その作品はいまのガザの問題などにも通底すると思う。イスラエルのアーティストは暴力など望んでいない。
2012-11-20 22:35:31もちろん同じ時期の世田谷でのインバル・ピントも見逃せないぞ。イスラエルを代表するこの二つを日替わりで見られる贅沢! いま出ているシアターガイドにも書いているし、12/1まつもと市民・芸術館の公演ではオレがアフタートークをやるのでそちらも。
2012-11-20 22:40:05「政治的な事由で、アーティストの発表の機会が奪われるべきではない」というのがオレの主張だ。相手国に多様な意見があることを無視して「敵」というレッテルを貼って排斥するのは、最もアートから遠く、最も戦争に近い行為だ。
2012-11-20 23:38:36「イスラエルのアーティストを招聘することはプロパガンダに荷担することだから、とにかく全て排除すべきだ」という人はいる。先に言った「レッテル貼り」の典型だ。しかし作品を見た上でそう思っているのだろうか。ただ国籍のみで問答無用に排斥すべきだと言っているのか。
2012-11-22 01:30:52「SADEH21」がイスラエル政府の蛮行に荷担しているという人がいるなら、ぜひ見解を聞きたいものだ。舞台上にある「壁」が、一体何に見えてくるか。「この国の文物はとにかくなんでもプロパガンダだ」という人は、アートの力よりも国籍による色分けを信じているのではないのか。
2012-11-22 01:31:45オハッドは2年間芸術監督を退いていた時期があるが、この時期の憔悴ぶりといったらなかった。個人的な事情もあったが、行く先々でイスラエル政府への抗議とボイコットに晒されていたのだ。日本では上演されていないが、この時期の作品は濃厚に死のイメージが漂っていた。
2012-11-22 01:32:22今回の「SADEH21」はそういう時期を通り抜けてきたオハッド・ナハリンというアーティストが見事に復活した作品なのだ。しかも艱難を経て、作品は驚異的なまでに深まっている。ガザのみならず悲劇が繰り返される世界そのものを対象にしている。だからホント、見て欲しいよ。
2012-11-22 01:32:40バットシェバ舞踊団「SADEH21」@さいたま芸術劇場の感想
根源的な「人間」と今という「時代」を1時間あまりのダンス作品が表現することに衝撃を受けた。バットシェバ舞踊団『Sadeh21-サデ21』http://t.co/F7xWxa9k
2012-11-26 10:02:59きょうは得難い経験をした。人体の彫刻を続けてきた棚田康司さんの個展を見た後に、バットシェバ舞踊団に出かけた。身体とは何か、空間と身体の関係とは、静と動、生、呼吸、時間……。いろいろと考えた。
2012-11-23 19:14:54【バットシェバ】心が震えた。いままで幾多のダンスやバレエを鑑賞したがこんな体験は後にも先にもないと思う。最後は涙が止まらなかった。オレ一人だけブラボーと叫んでた。 あれはナハリンからザガへのレクイエムだ。この舞台が何故アメリカで中止になるのか全く理解できない。それだけが心残り。
2012-11-23 17:38:57先日のバットシェバ。凄まじい精度でオハッドの振りを体現する踊り手達にまず圧倒された。作品世界は中盤ぐらいまですごいピースフルやなぁ、と思ってたら終盤・・・打ちのめされました。。やはり舞踊ほど想像を絶する密度を伴う営為はないなと改めて。
2012-11-23 10:50:09バットシェバ、お国の問題いろいろある中、ダンサーさん達の心情を想う気持ちも加味されながら観賞していたと思うけれど…イスラエルの状況を全く知らずに観たとしても、素晴らしい作品だと思ったに違いない!
2012-11-23 11:55:54バットシェバ「SADEH21」 あの床に吸い付く感じ、あの立体的で強靭な感じ、ああいいなあ、猛烈に羨ましくなる。作品後半部分が鳥肌、あのダンサーたちも、そうでない人たちも、名前のある人間なのだと、思い出す
2012-11-23 16:47:42バットシェバ舞踊団ーSADIE21。ものすごいパワーと身体能力のダンサーたちによる、個々のストーリーと全体をつらぬく日常と死、かなと感じた。銃撃音や悲鳴のような、それが生っぽくない洗練をもって伝えられる。演出のミニマルさとダンサーの生命力のコントラストがすごく好き。観てよかった!
2012-11-23 17:06:15さいたま。バットシェパ舞踊団「Sahde21」。もともと大好きなカンパニーだけど、この時期にイスラエルの人が何を表現するのか、怖くもあった。がっかりしたらどうしようって。いや!実際は凄かった。ガザもイスラエルも震災も飲み込んで、人間というものの悩みや希望、悲しみ等が怒涛のように。
2012-11-23 17:30:40