【誰もやらなかった記憶定着に効く学習法トリプルしおりの威力】
【誰もやらなかった、記憶定着の為の画期的勉強法トリプルしおりの威力】記憶と忘却、人間の脳はこれを繰り返し情報を処理しています。ただ勉強において厄介なのは忘却のほうです。何度やっても覚えられない、やったそばから忘れていく。暗記なんて嫌い。全ての学習者は同じ経験をしているはず。
2012-12-06 19:00:12何故覚えられないか?何故忘れていくのか?記憶力というものに個人差はあるのか?これを解決すれば単語だって数式だって、歴史年号だって、元素記号だって覚えられるはずだと思いませんか?つまりどう覚えれば効果的なのか、さへ判れば僕らは記憶するのにこんなに苦労しなくていいはずではないですか?
2012-12-06 19:02:41誰か早く解決してくれ、とお思いの学習者のみなさんに朗報です。実はこれもうほぼ解決というか解明されている事なんです。脳科学というジャンルでは記憶のメカニズムはもう一定のところまで結論は出ているんです。自分のアイデアを裏打ちするため図書館で記憶のメカニズムを5時間ほど学んできました。
2012-12-06 19:03:47みなさんの代わりにじっくり学んできました。ざっくりまとめると、記憶にはワーキングメモリ(初期記憶)、中期記憶、そして長期記憶というものがある。記憶の定着、一生忘れない記憶にする為にはある期間内に再度記憶を呼び起こす事が必要であって、そのタイミングもほぼ判明している。
2012-12-06 19:05:01タイミングとしてはワーキングメモリから中期記憶にはおよそ72時間以内の復習、長期記憶への移行はおよそ30日以内の復習が必要。構造的な話をすると記憶を前頭前皮質から海馬へと移行させることが不可欠となります。
2012-12-06 19:05:04これ以上詳しくやると学習法ではなく脳科学の話になってしまうのでやめますが、つまり僕が言いたい事は記憶定着のためのメカニズム自体はもうおよそ答えが出そろっているという事なんです。なのにどうしていつまでも学習者のみなさんは覚えられないと嘆いているのでしょうか?いよいよ本題に入ります。
2012-12-06 19:06:19僕が出した結論はおよそ解明している記憶のメカニズムに直結した勉強法をしていないから、というものです。突き詰めると、記憶のシステム自体はわかってるんだけど、それをじゃあ具体的にどう学習に組み込めば効果的に記憶ができるか、をあまり真剣に考える人がいなかったんじゃないかと僕は思います。
2012-12-06 19:07:27僕は不真面目な人間ですので、楽がしたいんです。ハチマキして、眠い目をこすって朝まで勉強みたいなクールじゃないことをしたくないんです。楽をする為ならどんな苦労もする、というスタンスで常に僕は学習に取り組んでいます。そんな僕だからこそ、このアイデアに辿り着けたのかもしれません。
2012-12-06 19:08:38まず、具体的な方法の前に記憶するということをもう一度よく考えてください。大好きなバンドのメンバーの名前を覚えるのと、興味も何もない野球チームの二軍のコーチの名前を全て覚えるの、どっちがむずかしいと思いますか?つまり記憶のためのスタートはここです。
2012-12-06 19:09:45なぜ覚えたいのかをじっくり自分と向き合って考えてみましょう。考え方としては「テストがあるから」ではダメ。テストがある、覚えないと点数が取れない、取れないとどうなる、そしてそれがどういう結果を生むか、突き詰めて突き詰めて、こりゃ覚えなきゃとスッと腑に落ちるまで原因を追求するんです。
2012-12-06 19:10:51マイナス要素ではなくプラス方向への考えもありです。僕が英単語を覚えるモチベーション、1、いちいち知らない単語を調べるのがめんどくさい。2、知ってる方がやっぱりかっこ良く見える。3、単語量が少ないと幅広い話題に対応できないコンプレックスの原因になる。この3つです。
2012-12-06 19:11:59ここまで原因と覚えた先の未来を描ければ、もういちいちなんで覚えないといけないんだろうか?何の為?みたいな愚問に時間を割く事なく必要にせまられるがごとく、かつプラスのご褒美も感じつつ出来ますのでグンと楽になります。この状態に持ってくるのが第一ステージです。
2012-12-06 19:13:02★用意するもの★その後、どうするかが今回のテーマです。コストはゼロ、所用時間3分。学習が音を立てて加速し始めます。用意するものは普通のしおりを3枚、あとは紐、以上です。まとめの最後に僕のしおりの写真を載せますので参考にしてみてください。
2012-12-06 19:13:06参考書の厚さの本の最初と最後のページに挟めるくらいの長さの紐で3枚のしおりを縛ります。ここから具体的なやり方を書いていきます。案内にそってやればわかるように順を追って書きますので、混乱したら後でしおりを作ってから読んでみてください。必ずわかります。
2012-12-06 19:14:09★しおりに番号を振る★まずしおりに1〜3まで番号を書いてください。これは説明をクリアにする為の便宜です。学習自体には使いませんので、要領がわかれば書く必要はないです。今は手元に1番、2番、3番と書かれた紐で縛られたしおりのある状態です。
2012-12-06 19:15:11★しおりの役割★1番のしおりは一番初めに始めたページに。2番のしおりは前々回勉強を終えたところに、そして3番のしおりは最後に勉強を終えたところに挟むためのものです。しおりが、1番が1ページ,2番が40ページ,3番が45ページに今挟まれてると仮定します。
2012-12-06 19:16:181番のしおりにだけ挟んだ日の日付を書きます。1ページに1番のしおりがあるのでその日付からこの本を使い始めたという事です。2,3番は何も書かなくていいです。ちょっとややこしく聞こえるかもしれませんが、やることは以上です。実はいつの間にか復習に最も効果的な2点をもう押さえてるんです。
2012-12-06 19:18:20長期記憶への復習のタイミング、約72時間以内に一度、そして30日以内に一度というタイミングがこの3枚のしおりで一度にわかる、これがポイントです。ちなみに、一応たまにさぼることはあったにせよ、毎日その本に取り組むというスケジュールが考えのベースになっています。
2012-12-06 19:19:25★学習の進め方★さあ、やるぞと取り出した参考書には3枚のしおりが挟まっています。1P(1番のしおり)と40P(2番)と45P(3番)に計3枚のしおり。まずやることは2番のしおりの位置からの復習です。前々回やったとこを復習するこになるので72時間以内の復習、まずクリアです。
2012-12-06 19:20:272番のしおりから3番のしおりの45Pの前、つまり4ページが今日の復習すべき分です。復習が終われば2番のしおりを3番の位置、つまり今日からスタートする所と入れ替えます。3番のしおりは今日勉強したところの終わりに挟みます。
2012-12-06 19:21:32今日仮に5ページ進んで50Pまで勉強したとすると、1Pに1番、45Pに2番、そして50Pに3番のしおりが挟まっている事になります。つまり2番と3番のしおりが基本的に毎日追いかけっこをしていくイメージです。1番はいつやるか?日付から一週間後にやるんです。やることは以上です。
2012-12-06 19:22:34ここまで書いて自分で思うのは、なんか読んでてめんどくさいな、と思う人が必ずいると言う事です。必ず効果の出る勉強法です。諦めないでまず順を追って読んでみてください。全然むずかしいことではないです。説明用に動画も作ったのであとでお教えします。最終的には絶対納得できるはずです。
2012-12-06 19:23:37このやり方で参考書や単語帳などを進めていくと最も効果的なタイミングで復習ができるのです。しおりを同時に3枚使わなければ無理なやり方です。復習のタイミングはなんとなくではダメだということです。1回ざーっとやって、また最初からざーっとやる何周回す、というやり方も非効率的です。
2012-12-06 19:24:39★復習を楽に考える★復習って気が重くないですか?少なくとも僕はそう感じます。なぜか?それはせっかくやったものを忘れてしまっているという現実に直面するのが嫌だからです。だから自然と復習が遠のいていき、確かにある正しい復習のポイントを遅らせたり、そもそも復習をしなかったりするんです。
2012-12-06 19:25:41このトリプルしおりを習慣付ければ毎日勉強のスタートが復習になります。前にやったところから入って新しいところに進むからです。復習の分の時間が余計にかかるんじゃないの?と今思った方がいますね。ここで、トリプルしおり勉強法での復習の考え方を簡単に説明します。
2012-12-06 19:26:43