これがボードゲーム・太平記だ!

@itzk_kさんによるボードゲーム太平記のお話。現在入手困難なゲームですがとっても面白そう。
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itozaki_kei/イトザキ ケイ @itzk_k

まず「合戦」。武家方最高は桃井直常の4、次いで高師泰の3。それ以下は尊氏をはじめとして2が多いのが特徴。公家方は正成の4、次に顕家、武光の3。2が以外に少なく、1が多めなのでけっこう辛い。中立は円心の3が最高で、ほかはいろいろ。

2012-12-08 14:39:03
itozaki_kei/イトザキ ケイ @itzk_k

次は「采配」。武家方では高師直の8がトップで、次は尊氏の7。公家方は義貞と顕家の6が最高で、次いで脇屋義助と武光の5。中立は佐々木道誉、山名時氏、小弐貞経、大友貞載が6で、それに北条時行、円心、赤松範資、小笠原貞宗などが5で続く。

2012-12-08 14:47:05
itozaki_kei/イトザキ ケイ @itzk_k

最後は「身分」。武家方で☆☆☆なのは尊氏、義詮、直義。☆☆は師直、師泰の2人。公家方で☆☆☆は義貞、顕家。☆☆は正成、正行、北畠親房、顕信、義助、新田義興。中立は時行の☆☆が最高で、あとは全員☆。

2012-12-08 14:53:50
itozaki_kei/イトザキ ケイ @itzk_k

全体的に見ると、武家方は武将の数自体が多く、その中でも「2‐4」「2‐3」あたりの、独力でそこそこ戦える武将が多い。おかげで全国各地で起こる合戦に対応しやすい。対して公家方はエース級とそれ以外の差が大きく、総数も少なめなので、勝てるところと無理っぽいところがはっきり分かれる。

2012-12-08 14:57:06
itozaki_kei/イトザキ ケイ @itzk_k

中立はバリエーション豊富だが、どちらの陣営についてもおかしくないので彼らの去就は戦局に大きな影響を及ぼす。たとえば自陣営の武将の能力が低くても、同格(☆の数が同じ)以上で能力の高い中立武将がいれば、彼に指揮を任せられる。

2012-12-08 15:00:03
itozaki_kei/イトザキ ケイ @itzk_k

能力値を歴史素人なりに分析してみると、「合戦」はその戦果が知られている、有名な武将を高評価しているものだと考えられる。最高が直常と正成の4、3は師泰、顕家、円心、武光。直常以外は大きな戦いに勝利したことがある。直常は知名度は低いものの、詳しい人からするとそれほど外れてない様子。

2012-12-08 15:07:08
お菓子っ子 @sweets_street

@itzk_k 采配の「自在に操れる軍勢の総数」と身分の「率いることのできる軍勢の総数」はどう違うのでしょうか?大抵のコンピュータゲームでは身分の高さ=統率できる兵力なので不思議に思いました

2012-12-08 15:07:42
itozaki_kei/イトザキ ケイ @itzk_k

「采配」は、やはり実際の戦歴からどれくらいの規模の軍勢を率いたかが基本になっているらしい。最高は師直の8、次いで尊氏の7、その下は直義、義貞、顕家、道誉などの6になる。ただこれにはその武将の家の家格も加味されているようで、九州三人衆なども6と高い。

2012-12-08 15:11:32
itozaki_kei/イトザキ ケイ @itzk_k

あと、公家方の「采配」は彼らが属している陣営の支配力の低さから、数値がマイナスされている可能性がある。これは土地支配のルールからもうかがえる。

2012-12-08 15:13:09
itozaki_kei/イトザキ ケイ @itzk_k

最後の「身分」はそのまんま。☆☆☆が総大将、☆☆を大将、☆を部将と呼ぶが、おおむねその法則に従っていると考えて良さそう。中立で唯一☆☆な時行は、「失われた北条家の総大将」といったところか。

2012-12-08 15:15:58
itozaki_kei/イトザキ ケイ @itzk_k

とりあえずここまで。ちなみにこのゲーム最弱武将は洞院実世、瓜生保、千草顕経の「1‐1 ☆」。ここまで来るといっそ愛らしいw

2012-12-08 15:20:14
itozaki_kei/イトザキ ケイ @itzk_k

@sweets_street はじめまして。「采配」は率いている軍勢の総数のうち、判定にどこまで利用できるかという値です。たとえばぜんぶで12駒の軍勢がいても、采配が8だと8駒分までしか判定に使えません。もちろん多いほうが、より多くの損害を与えられる可能性があります。(続

2012-12-08 15:25:14
itozaki_kei/イトザキ ケイ @itzk_k

@sweets_street ですので、たとえば直義の「1‐6」だと「下手な鉄砲数撃ちゃ当たる」になりますし、正成の「4‐3」なら「一発必中」な感じになります。けれど最大値で見れば前者は6、後者は3のダメージが限界ということにもなります。(続

2012-12-08 15:27:48
itozaki_kei/イトザキ ケイ @itzk_k

@sweets_street 一方、「身分」をゲームルール的に説明すると、☆の数の倍までの武士団ユニットを麾下に収めることができます。各武将の駒自体が1戦力、つまり「采配」の数にカウントされる一方で、武士団もそれそれ1戦力になります。(続

2012-12-08 15:32:33
itozaki_kei/イトザキ ケイ @itzk_k

@sweets_street 話が前後しましたが、召集した武士団は必ず武将の麾下にしないといけません。なので、ある地域にいる一陣営の戦力の総数は「武将駒の数+(各武将の星の数の合計×2)の武士団」ということになります。(続

2012-12-08 15:34:07
itozaki_kei/イトザキ ケイ @itzk_k

@sweets_street で、そのうち最高位の指揮官の「采配」の数だけ合戦の判定に使える。余った分は損害吸収用ですね。戦闘が進んで、武将駒+武士団の総数が「采配」を割り込むと、低い方である駒の数が判定値になってジリ貧状態になります。(続

2012-12-08 15:36:32
itozaki_kei/イトザキ ケイ @itzk_k

@mknhrk デザイナーによると、洞院実世は個人的に好きなのでおまけとして入れたそうです。顕経の方は、このゲームのルールとして「後継者」がありますので、忠顕の跡継ぎとして挙がったんじゃないかと。瓜生は…。

2012-12-08 15:40:10
itozaki_kei/イトザキ ケイ @itzk_k

@sweets_street その場合でも、ほかに武将駒と彼らが率いている武士団が多数いれば、能力値を限界まで使えます。たとえば2‐6の佐々木道誉と一緒にほかの部将が2人いて、それぞれ上限の武士団2駒ずつを率いていれば総数は9。これで采配もマックスの6で使えることになります。(続

2012-12-08 15:46:17
itozaki_kei/イトザキ ケイ @itzk_k

@sweets_street イメージ的には、「同格の武将連合軍を束ねる盟主」といった感じでしょうか。道誉以外だと、円心や武光などが該当しますね。(終

2012-12-08 15:48:20
お菓子っ子 @sweets_street

@itzk_k 他の武将駒の率いている軍勢も指揮下に収められるということなんでしょうか?

2012-12-08 15:51:58
itozaki_kei/イトザキ ケイ @itzk_k

あ、説明してなかったかな。戦闘で指揮官になる、つまり判定値を用いる武将は、☆の数が一番多い人1人だけ。同格の人が複数いる場合はプレイヤーが決定できる。だから同じ☆☆でそれぞれ「2‐8」「3‐5」の高兄弟が一緒にいると、どちらを使えばいいのかちょっと悩んだりする。

2012-12-08 15:52:27
itozaki_kei/イトザキ ケイ @itzk_k

@sweets_street はい、そうです。このゲームの戦闘だと、自軍の武将の中で一番☆が多い人1人だけ(同格が複数の場合は任意選択)を判定に用いるので、戦闘中それ以外の武将は武士団駒と同じ扱いになります。

2012-12-08 15:55:00
itozaki_kei/イトザキ ケイ @itzk_k

しかしこれが便利なのも確かで、大して強くない敵なら師直の数で押し切り、強ければ師泰の攻撃力でがりがり削りに行くなんて使い分けもできたりする。

2012-12-08 15:57:31
お菓子っ子 @sweets_street

@itzk_k ということは、身分が☆1個で2つの武士団を率いてる人が3人いて、その中で采配5の人が指揮をとったら、単独では2武士団しか率いられない人が2×3=6つの武士団を指揮して、本来の能力を発揮できるということになるんですね

2012-12-08 15:58:46
itozaki_kei/イトザキ ケイ @itzk_k

@sweets_street はい、そうです。この場合だと、武将駒3つ、武士団駒が6つで戦力の総計は9。使用する武将の采配が5なら、判定値も5ということになります。あとの4つ分は判定には関係なく、強いていえば損害吸収用になります。

2012-12-08 16:13:35
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