まず話の定義から。HPは「ゼロになるとPCが行動不能になるリソースの総称」、MPは「PCが所持技能を使う為に必要なリソース」とする。システムによって表現の差があるのではじめに定めておく。なお、アルシャードの加護やダブルクロスの侵食率といった要素については今回触れない。
2012-12-08 22:29:33HPは、ゼロになる=行動自体ができなくなる=できることが無くなる、ということが目に見えてわかるリソースなので皆必死こいて守る。だからHPが保つ算段がつかない限りは減ったらPLが戻す。また、回復する方法も多い。
2012-12-08 22:33:35MPはゼロになる=特技のコストがなくなる=できることが減る、というもの。なので、PLのさじ加減によって節約されたり、回復が後回しにされることも。また、ゼロになる=即死ではないことと、データと合わせて計算しなければ危機に気づき難いという性質がある。あと、回復手段が限定される。
2012-12-08 22:38:14HPがゼロになる=何もできない、MPがゼロになる=まだ出来ることは一応ある、というのがミソになりそう。特に前衛職は特技無しでも戦えることが多いので、後衛職よりMPの回復が後回しになる。…利用すれば前衛職の行動制御が出来る?
2012-12-08 22:40:43「前衛職でMPなくてもいけるっしょ」って考えは間違っている。俺はパッシブ技能に偏ったPCを使っていたがGMにMPをごっそり減らされ、打点を半減させられた経験がある。極端な例だが、効果はある。
2012-12-08 22:43:21MP減少はPCの行動を制限するのに有効な手段だが、やりすぎるとPLがつまらなさを感じる恐れがある。MPが減る=折角取った特技が使えなくなる、ってことになるわけだから当然だ。MP減少をGMの戦略として盛り込むなら、軽いものを何度か当てるようにするか、回復手段を仕込んでおくかしたい。
2012-12-08 23:15:09PCの打点が高くなりすぎて困った場合は、MPに目を向けるのもアリかもしれない。でも減らしっぱなしじゃなくて何か回復策を用意しておくと安全かもしれないね、というところか。
2012-12-08 23:19:54戦闘ではHPを減らして、MPはそのついでにって感じが多いが、意識してMPを減らすのも変化があって面白いかもしれない。今回はこれで締めるが、戦術として仕込むのは十分有効だな。
2012-12-08 23:21:07