- donadona_No5
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冒頭は23話からの流れなのですが、美術ボードは24話のcut1で制作してから23話に流用しました。23話と立ち位置が完全に合ってるかは、ちょっと微妙w
2012-12-09 03:29:15京田監督登場。最終回は演出も兼ねておられます RT @kyoda_contact: さて24話の解説です。ハッシュタグはつけません。
2012-12-09 03:30:02ここから24話仕様のフィルターワークになります。この話数は基本的に以降全てのカットにフレアとパラの指示がシート上に存在しています。また同じく全てのカットに基本的にDFフィルターをかける指示がしてあります。
2012-12-09 03:30:25トリトン号の船体は、ブリッジが見える部分および内部構造が見えるカットに関してはセルで、それ以外はBOOKあるいはBG描きになっています。(時々ハーモニー処理を加えています)これはトリトン号の巨大さを表現するためです。
2012-12-09 03:30:42ハーモニー処理に関しては、前シリーズですとイズモ艦クラス以上はハーモニー処理をしていますが、月光号に関しては基本的にセルにしていました。
2012-12-09 03:31:02寄りサイズのカット、例えばアオとBGしか映っていないカットなどは、基本的に深度ボケ処理を加えています。この話数全体を通して被写体深度を浅めに取ることを意識しています。それは視聴者の方の注意をセルの部分に向けたいからです。
2012-12-09 03:31:13メインタイトルはデザイナーの草野さんに特別に発注した最終回仕様です。ちょっとワーナー映画のダークな作品っぽい感じをイメージしていました。
2012-12-09 03:31:23タイトル開けの磐戸島のカットは全て新作。背景原図は、まず原画さんに描いていただいたものに僕が指示入れをしたあと、設定の武半さんに正式な原図を起こしてもらっています。雲は全てBOOKもしくはセルのWXP引きになっています。現状ではこれが限界ですが、本当はもっと色々やりたかった……
2012-12-09 03:31:38島の道の奥に人影が見えます。これは日傘をさしたご夫人と子供のもので、エウレカとアオの島ということを示唆しています。日傘をさした…というのは、前シリーズで吉田さんが描いた最終回の提供バックがイメージソースです。
2012-12-09 03:31:46木越しにV3とニルヴァーシュがいるカット、そのカット頭に露光変化処理を入れています。これは情景見せカットからドラマが復活するよ、というサインを意味しています。
2012-12-09 03:31:57アオが背負っている大きなバッグはパイロットスーツなどを入れるためのもの。那覇から磐戸島に来る際にアオはヘルメットだけを被ってニルを動かしたことの説明(つまり臨戦態勢ではない)でもあります。
2012-12-09 03:32:0813話のオンエアの時、Twitterで僕が「これで次にサッカー回来たら笑える」と呟いたすぐの本読みが最終回のものだったのですが、その脚本で會川さんがこのサッカーネタを投入してきいてコーヒー噴きましたw
2012-12-09 03:32:19トリトン号とグレートプロテウス号が遅れて磐戸島方面に向かっているのは、それだけ2体のニルのスピードが速いという意味も込めています。
2012-12-09 03:32:322隻の間にBOOKの雲をWXPで引いていますが、これはその両者のサイズの違いを示すものでもあります。ちなみにトリトン号は100mグレートプロテウス号は300m近くあります。
2012-12-09 03:32:41さてサッカーのシーンですが(笑)このボールはサッカー用ではなくフットサル用のものです。サッカー用だと飛び過ぎてしまうので、庭から飛んで行ってしまうから…という理由による選択です。
2012-12-09 03:32:52ボールの飛び方が重いのは脚本時のト書きで「空気の抜けたボール」という指示があったからです。脚本時、このボールの蹴り合いは畑で…というト書きだったのですが、カット数が多くなる関係上美術設定が必要になりそうだったのと、磐戸島に戻った感を強調するためにアオの家に変更してあります。
2012-12-09 03:33:09光の穴から出現するスカブがシークレットによって撃墜されていく、この壮絶なシーンの原画は鈴木典光さんの手によるもの。さすがのクオリティ。本編では事情により処理抜けが発生していますがBDでは直ってます(涙)
2012-12-09 03:33:23様々な時代に出現してくるスカブとシークレットの一連のシーンはねこまたやさんの手によるもの。ざっくりとしたコンテを元に半分設定込みで描いていただきました。こういう設定と処理が細々と絡み合ったものを任せられる人は中々いません。
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