世界一ソフトな独裁支配、大阪瓦礫処理反対運動摘発

@tari_GT さんの大阪瓦礫処理反対運動摘発についてのツイートの一部をまとめました。
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たり tari @tari_GT

大阪での、瓦礫処理反対運動に対する一連の摘発に関しては、過去の事例について少し知っておいた方がいいだろうと思います。

2012-12-10 01:12:10
たり tari @tari_GT

今回の事件は、過去のa)立川反戦ビラ配布事件 http://t.co/kWTSi2r4 b)僧侶政党ビラ配布事件( http://t.co/s1m9vDoF)、つい先日一部無罪判決がでたc)政党紙配布事件(http://t.co/ZZX8smiv)等と全く同様の特徴があります。

2012-12-10 01:16:42
たり tari @tari_GT

大阪ではデモをした人々が駅構内を通過という当然の行為をしただけで摘発されたようですが、以上の事件も市民活動としてのごく一般的で平穏な政治的表現を、非常にささいな事柄を理由に犯罪として摘発したもので、実質は市民の政治活動そのものを直接標的にした政治的弾圧であることが特徴です。

2012-12-10 01:17:57
たり tari @tari_GT

本来民主国家ではあってはいけない政治犯は、実際は日本にもちゃんとあるのです。事実、立川ビラ事件では、被告達が日本ではじめてアムネスティにより良心の囚人と認定されました。http://t.co/yQlL71In

2012-12-10 01:20:50
たり tari @tari_GT

また、何れの事件も、いずれかの審級で無罪判決がでています。無罪率が極めて低い日本で裁判官が敢えて無罪にしなければいけないと思うほど、犯罪としては疑わしい事例だったということです。

2012-12-10 01:21:24
たり tari @tari_GT

憲法の一事不再理規定の最も妥当な解釈からすれば、二重処罰の禁止により無罪判決の時点で確定させ裁判を終わらせなければいけないのですが、日本では違憲の疑いが強い検察官上訴が許されているため、上級審で覆されることが極めて多く冤罪の温床になっています。

2012-12-10 01:22:19
たり tari @tari_GT

そのため非常に長期間の裁判になり、被告人達がいつまでも苦しめられることになります。この検察官上訴は、例えば先日の東電OL殺害事件等でも、冤罪を生んだ大きなの原因となっています。

2012-12-10 01:23:19
たり tari @tari_GT

そう考えると、大阪での事件も、被疑者・被告人達の闘いは、これらの事件同様に長期化する可能性が十分にあると思います。例え下級審で無罪判決が出ても上級審で覆されるということも十分ありえるのが実際です。

2012-12-10 01:24:49
たり tari @tari_GT

戦後ずっと保守政権の下で、世界一ソフトな独裁支配を受けていた日本では、羊のように大人しくしていれば、こういったことに気付かずに過ごせますが、一旦、市民として政治活動をはじめると、人権後進国の姿に直面し、こうやっていつ奈落の底に突き落とされるかわからないというのが、現実です。

2012-12-10 01:29:16