旧海軍のシーレーン防衛憶測話
- Nyar_Horten
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何となく、海軍航空隊の基地があった辺りを中心に、赤=陸攻哨戒半径700浬、青=艦攻・水偵哨戒半径300浬の円を描いてみた>http://t.co/SJCEQEJ4lM
2013-09-11 00:48:34こうしてみると、南方方面へのシーレーンが概ね航空機による哨戒範囲下にあることが窺えると思うの(これは海軍機の哨戒範囲だけだけど、陸軍機も航法に余力のある機材は洋上哨戒を行ってたらしいので、それも加えるとより範囲乃至密度は上がるかも)
2013-09-11 00:51:35対潜哨戒は900番代の航空隊が担ったとされているけど、それはあくまで海上護衛総隊隷下の部隊という事であって、実際には700番代の陸攻隊 や500番代の艦攻・艦爆隊も開戦直後から対潜任務も含む洋上哨戒を行ってたり(そもこれら機種は洋上哨戒も任務としている)
2013-09-11 00:55:40この辺りの話は光人社のNF文庫の手記等でも扱われてる(例えば「一式陸攻雷撃記」。761空の話。昭和19年以降の話ではあるけど、洋上哨戒に関する記述がある)
2013-09-11 00:57:56さておき、単純な陸上機によるエアカバーだけで見ると、実は英国のシーレーンよりも密度濃かったりして。って、地理的条件が良いからなんだけど
2013-09-11 01:00:03良条件を上手く利用する事が出来なかった辺りも、当時の日本の限界なのかもしれない(いや、実は利用している心算だったのかもしれないけど、其れを示す明確な記述を見た事が無いので何とも言えない)、と思いつつ寝る
2013-09-11 01:01:56(相手が積極的に動かないのであれば、例えば自軍の損失回復に専念乃至戦力向上に十分な時間を使えるでしょうけど、相手は動いている訳です。それも我が方にとって致命的な箇所に打撃を加えるべく。ならば、現有戦力かき集めて迎撃を行うか、不利を承知で該地を放棄するしかないよね、と)
2013-10-03 06:56:13(多分、捷号作戦が泥縄的に見えてしまうのはその辺り。元々の国力という地力の違いが如実に現れたのがあの結果だった、と思ってみたり)
2013-10-03 06:58:19(ちなみに比島を失陥した場合、日本のシーレーンは敵航空兵力に蹂躙される事になるので、該地の単純な放棄は恐らく認められないし認められなかったからこその史実なんだと思う。尚、例えばB25の行動半径を基準に比島に円を描いてみるとこうなる>http://t.co/zc3oyDS7Ah)
2013-10-03 07:01:11(ざっくりとしたものなので、実際にはもっと範囲は狭まるでしょうけど。とはいえ、台湾沖海空戦の結果がどうあれ、旧軍的に戦争の継続を考えた場合比島に戦力集中して迎撃を行う位しか有効な選択肢が無いと判断しても仕方がなさそうな状況っぽいのが何となく分ると思うの)
2013-10-03 07:05:50