父娘関係を書いた小説・エッセイ・マンガ

2013年1月7日、父娘小説ってどんなのがあったっけ?というつぶやきから始まった、父娘関係を主題とする近現代文学、エッセイ、マンガについてのやりとりです。
2
なたね @natane0725

ううっ…やっぱり父娘文学が好きだ。倉橋由美子の「聖少女」はなかなかよかったけど、私の考える父娘文学とはちょっと違うんだよう。

2013-01-06 22:30:03
なたね @natane0725

森茉莉とか父娘文学の最骨頂だと一般的に思われているけれど、個人的には室生朝子さんってかなり凄いと思うんです。犀星とタクシーですれ違ったときに号泣したという場面(色々心理的な背景があるとはいえ)ちょっと、父親好きすぎるのではないかと心配になった。

2013-01-06 22:35:22
なたね @natane0725

父娘文学もっとないの?

2013-01-06 22:38:48
helpline @helpline

父娘文学、ありそうな気がするけど、ぱっと思いつかないですね。うーん……。

2013-01-06 22:41:42
森ストレルカ @molossinus

室生親子の話しですか(ガタッ

2013-01-06 22:42:43
森ストレルカ @molossinus

さくたろと葉子さんとこもフクザツですよ!

2013-01-06 22:43:23
なたね @natane0725

@helpline ぜ、是非何か思い出したら教えて下さい!私が思いつく限りは、あとは幸田文でしょうか…。

2013-01-06 22:44:25
helpline @helpline

再会した父親と恋愛した『アナイス・ニンの日記』は有名ですが、これを訳した矢川澄子の『「父の娘」たち』 (平凡社ライブラリー)は、森茉莉とアナイス・ニンを論じてますね。まずこれが基本として、と。 http://t.co/0DWxdNT5

2013-01-06 22:47:06
helpline @helpline

@natane0725 幸田文もいますね。思いついたら(もしくは情報寄せられたら)つぶやきますね。

2013-01-06 22:49:13
森ストレルカ @molossinus

吉本ばななは吉本隆明について書いているのかな?娘じゃないけど福永武彦・池澤夏樹親子はいいですよね

2013-01-06 22:49:36
なたね @natane0725

やっぱり文学者の娘が父娘文学を描く可能性は高いような…。でも、阿川佐和子や檀ふみはちょっと違いますねぇ。

2013-01-06 22:50:33
🐇 @motepyon

@helpline 向田邦子と桜庭一樹は結構ど真ん中かと思います。

2013-01-06 22:51:15
なたね @natane0725

でも、檀ふみの「父の縁側 私の書斎」は素晴らしいと思います!色々調べる価値はありそうですね…。

2013-01-06 22:52:50
森ストレルカ @molossinus

鷗外といえばマリアだけど、鏡花に世話を頼んでさらにそこから中勘助さんとこへやられた小堀杏奴さんという娘さんもおります!!!

2013-01-06 22:53:16
helpline @helpline

津島祐子は太宰治の娘だけれど、一才のときに太宰が亡くなっていて、初期作品はむしろ母子家庭がテーマだった。萩原朔太郎の娘萩原葉子は一族について『蕁麻の家』で描いているけれど、どちらもファザコンという感じではなさそうなんですよね。

2013-01-06 22:54:26
森ストレルカ @molossinus

芥川兄は息子の也寸志が音楽家になった。友達のマンドリン部の演奏ではじめて知ったんだけど、ちゃんと聴いてみようと思う。本も書いているので読みたいな。

2013-01-06 22:55:05
helpline @helpline

@NamahamuMaroon なるほど、桜庭ってそういえばそうですね。

2013-01-06 22:55:13
森ストレルカ @molossinus

葉子さんはむしろさくたろ嫌いぽいし。。

2013-01-06 22:55:42
なたね @natane0725

@helpline ありがとうございます!以前に森茉莉と幸田文の比較研究をしたことがありまして、最近、原点に帰ってみたいなと考えていたところでしたので嬉しいです。

2013-01-06 22:56:41
🐇 @motepyon

@helpline 少なくとも『砂糖菓子』と『私の男』はそうですね。

2013-01-06 22:56:56
helpline @helpline

小堀杏奴は未読なので読んでみたいですね。『朽葉色のショール』が講談社文芸文庫から出てるはず。福永武彦、池澤夏樹の親子の系譜はさらに池澤春菜という声優さんに繋がってますね。 http://t.co/omZzvHzs

2013-01-06 22:58:36
helpline @helpline

そういえば、桜庭一樹の芥川賞受賞作『私の男』はそのもののテーマですね。向田邦子はぼくはあまり読んでないのですが……。

2013-01-06 23:00:09
森ストレルカ @molossinus

でも葉子さんは自分の息子さんを朔実と名付けて朔ちゃんて呼んでるし、結局さくたろ好きなんやろ!ジタバタ!!って感じでいいすね!でもさくたろ父としての資質ゼロだからね!!

2013-01-06 23:00:23
森ストレルカ @molossinus

大正期の文士は家庭人としてはほんとダメダメな人多いから、娘さんが懐かし語りしてくれるほど縁があるのが珍しい気がする…その点われらが犀星は若い頃こそグダグダだったけど夫、父としては最強だと(以下略)

2013-01-06 23:03:25
なたね @natane0725

@helpline 私も現代作家では桜庭一樹が一番その傾向が強いと思います。「私の男」は勿論ですが、「砂糖菓子の弾丸は打ち抜けない」もかなり近いものを感じました。

2013-01-06 23:03:30