放射性元素の量について、放射能強度X[Bq]と質量m[g]の間の換算

ある放射性元素の量を考える時、Bqで表される場合とg、㎎などの質量で表される場合があり、一方から他方へ換算が出来たらと思う事がありました。 そこで、放射能強度と質量の間の一般的な関係から、気になる元素についていくつか換算式を出してみました。 必要を感じたらまた、その折々、気にかかったものを追加して行こうと存じます。 続きを読む
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深町 ひろみ @HiromiFUKAMACHI

メモ:ところで先の田崎先生のご著書を読んで気が付きました。これまでBqで表された量を質量に直して把握したいと思って調べきれていなかったのですが、放射能強度で表す放射性物質の量と質量とは、一般的な式で関係づけられます。放射能強度=原子数の時間(秒単位)微分であることから、(続く)

2013-01-16 20:34:30
深町 ひろみ @HiromiFUKAMACHI

メモ(Bqからグラムへの換算、続き):(間をざっくり略し)放射能強度をX[Bq]、nをモル数、τを秒で表される半減期、Navをアボガドロ数、Ln2を2の自然対数としてX=(Ln2×Nav×n)/τ=(Ln2×Nav×n)/(T×3.15×10^7) (ただしTは年単位の半減期)

2013-01-16 20:40:40
深町 ひろみ @HiromiFUKAMACHI

メモ(Bqからグラムへの換算、続き):モル数が分かれば、原子量倍することで質量が分かり、原子量はおおよそ質量数Mに等しいことから、質量m≒nMは、m≒7.55×10^17×MXT[グラム]。 これより、気になった核種についてBqで表された量Xから質量m[g]への大まかな変換式は

2013-01-16 20:45:43
深町 ひろみ @HiromiFUKAMACHI

メモ(Bqからグラムへの換算、続き):Cs134についてはm≒2.09×10^(-14)×X、Cs137についてはm≒3.12×10^(-13)×X。同じベクレル数ならCs137の方が約15倍多いとの田崎先生の記述に符合。U235についてはm≒1.25×10^(-5)×X

2013-01-16 20:50:30
深町 ひろみ @HiromiFUKAMACHI

メモ(Bqからグラムへの換算、続き):U238についてはm≒8.03×10^(-5)×X …しまった。XじゃなくてRとかにしておけば良かった。orz見難い。 Pu239についてはm≒4.35×10^(-10)×X

2013-01-16 20:56:09
深町 ひろみ @HiromiFUKAMACHI

今の所は以上。換算表は、後でまとめた上で、必要と感じたら追加していきます…。 自分が欲しかったので…。

2013-01-16 21:00:52