ドイツ・マインツ大学の Take R. Saito(齋藤武彦)教授 東北へ出張授業
ブログを更新しました。 『【大感謝】Starry Night In 大槌プロジェクト、目標達成』 http://t.co/uI7ZN6IdGI
2013-03-28 00:17:39それにしてもすごいな。高校生の時にあんなに素晴らしい考えによるプロジェクトを思いつき、そしてそれを支えてくれる現地の大人の方々が沢山いる。こういうのを見ていると、東北の沿岸地域や福島県からすごい人たちがこれからどんどん輩出されるなということを確信します。
2013-03-28 00:40:10女川さいがいFMさんをモデルにしたドラマ「ラジオ」をネットで見ました。沢山の人が見たら良いなって思ったドラマでした。 http://t.co/40BSNbuhwJ
2013-03-29 01:56:11あの北九州の瓦礫反対運動をした人たちは本当に酷かった。そして物事に対して平等に科学的に判断ができない人たちの典型例だと思う。ああいうのを出来るだけ出さないような教育をすることが大事だと思う。
2013-03-30 14:01:17あの反対運動が起こった時に僕は丁度石巻にいました。「私達はああいう方々がもしどこかで被災しても必ず助けます」と仰っていた石巻のお母様方の言葉を思い出しました。ああいう時に人間力の違いが出るんだなと思う。
2013-03-30 14:02:39東北などで授業を受けてくれた中高生でフォローをしてくれた方々はフォローをしています。すごく中高生らしいツイートが多くてすごく嬉しいです。中学生とかで大人に迎合したりする意見を喜んで言ったりするのは残念だと思っているから。子供らしさとか若さって素敵だと思うし。
2013-03-31 08:25:17ブログを更新しました。 『「StarryNight in 大槌」プロジェクトの初練習の様子です』 http://t.co/DkCsLflAj1
2013-03-31 18:45:25新しい連続テレビ小説「あまちゃん」関連のツイートが多いですね。舞台は岩手県久慈市ですよね。僕にとっては思い出がある大好きな場所です。あまちゃんも是非見てみたい。
2013-04-01 08:15:48テレビ東京で志村けんさんが出ている番組で三陸を特集しています。大船渡の赤崎中学校が今出ています。1月に2回授業をさせて頂きました。懐かしい顔が見えます。
2013-04-13 16:28:15岩手のCERN LHCの視察団の方々との食事会のあとにザクセンハウゼンで2次回をして、今帰宅の電車の中です。沢山の素晴らしい方々から沢山の素晴らしいお話を聞かせていただき、とても有意義でとても楽しかったです。
2013-04-14 07:09:19盛岡のお酒「北の寒桜」を熱燗にして飲んでいます。お米の味がしっかりとしているおいしいお酒ですね。美味しいお魚と飲みたい本当においしいお酒ですが、ドイツでは美味しいお魚は無理ですので諦めておつまみは無しです。
2013-04-15 06:47:42【拡散希望:岩手県沿岸地域にお住まいの高校生へ】この夏にドイツに無料で来れる機会を遠野まごころネットさんとNPO法人 絆・ベルリンさんが提供して下さいます:「翼」日独高校生交流プロジェクト http://t.co/0RsmwSQ4wb
2013-04-15 14:31:27「志村けんと行く!勝手にドッキリ感動旅!三陸鉄道7駅運行再開SP」 http://t.co/GztF9m6j9P BSジャパン 4/21(日)16:00~ 全国放送されます。ご覧になれなかった方は要チェック!http://t.co/FWLv522Wxq
2013-04-19 10:29:39@fjm_iwate 1回目の放送をネットテレビで見ました。大船渡の赤崎中学校が出てくるのですが、僕の授業を受けてくれた生徒さんの元気そうな顔も見れてとても嬉しかったです。
2013-04-19 10:46:3219日に岩手県奥州市を中心とする新聞である胆江日日新聞が僕へのインタビュー記事を掲載して下さいました。内容は以下のページで見れます。上から3つめの記事です。 http://t.co/gKpeb1cUgW
2013-04-22 17:32:26東日本大震災後の2011(平成23)年4月23日。達増拓也知事は政府復興構想会議で「ILCを震災復興の象徴にしたい」と述べた。
復興の恩恵を一番に受けるべきなのは沿岸被災地。だが、目先の復旧作業や生活再建を真っ先に望む雰囲気が根強く、県の担当者も被災地でILCの話をすることに抵抗を感じていたという。
そんな中、いち早く沿岸の子どもたちにILCの話をした人物がいる。ドイツ・ヘルムホルツ重イオン科学研究所の研究グループリーダーで、同国マインツ大学教授の齋藤武彦さん(42)=神奈川県茅ケ崎市出身=。科学を通じて夢を与えたいと、昨年5月から6月にかけ県内の高校や中学校で科学授業を繰り広げた。
齋藤さんは「海外に飛び出し、もっと広い世界を見てほしい」と思い、宇宙や科学全般についてや自分が住むドイツの話をした。しかし、いくつかの学校で授業を繰り返すうち、齋藤さんは思い悩んだ。
「何かが足りない……」
授業を終えた後、学校の教諭から「昔は故郷を離れる若者が多かったが、今は地元に残って頑張りたいという子が増えている」という話を聞いていたのだ。
「被災した故郷を愛し、地元で頑張ろうという子どもたちの姿勢に尊いものを感じた」と齋藤さん。「もっと現実的で、身近な事柄で夢を与えることはできないか」と思案する中、脳裏に浮かんだのがILC。自身の研究分野と直接関係はなく、誘致に携わったこともなかった。
「もちろん、被災地では現実的な復興を望んでいるかもしれないが、もしILCが東北に誘致されても子どもたちに損は一つもない」
久慈市立長内(おさない)中学校。いつものように授業をし、最後の数分にILCの話を取り入れてみた。反応に齋藤さんは驚いた。
「今、一番苦しい状況下にある地元が、世界の中心になるかもしれない。そのことを子どもたちは予想もしていなかったようで、とても目を輝かせていた。周囲の先生たちも同じだった」。以降、宮城、福島で科学授業を開いた際、ILCの話を取り入れた。
ところが、反応は好意的なものばかりでなかった。ILC誘致と電力不足問題を結び付け「子どもの夢のために原発を再稼働させるのか――」との批判が、インターネットを通じ舞い込んだ。
福島第1原発事故を契機に高まった科学技術への不信と不安。齋藤さんは「僕は原発はゼロになるべきだと思っている」との持論を示しながら、こう付け加えた。「すべてのことには利点と欠点がある。それぞれを平等に議論し、建設的に考え行動するしか問題解決はできない」
短絡的に「科学=悪」と決めつけるのではなく、互いの違いを認め、より良い点をうまく取り出すことが本当の議論だと齋藤さん。「残念ながら日本の教育ではその訓練が弱い。僕の経験でも、意見の統一化や『みんな一緒じゃないといけない』という雰囲気が強かった。それに、議論を『戦わせる』という言葉を勘違いし、勝たなければ気が済まない人があまりにも多い」と指摘。「子どものうちから違いを認め、学び受け入れる経験が必要。ILCが誘致されれば、そういう訓練ができる環境をつくり上げることができる」と主張する。
科学者の姿勢にも疑問を呈する。「科学に精通していない一般の方々に対する、原発事故直後の科学者の言動はあまりにもお粗末」と一蹴。一般社会との接点が無さすぎたことに原因があるという。「子どもや専門知識のない大人に、どれだけ分かりやすく面白く話せるか。僕たち専門家の実力が問われる所」と話す。
「ヨーロッパでは科学者が社会に溶け込み、貢献活動をすることは当たり前。将来、ILCに来るかもしれない彼ら、彼女らは社会貢献の大切さをよく知っている。そして、被災地のために何かしたいという人も多い。私たち大人がやるべきことは、夢と希望を子どもたちに与えることなんだと思う」