単嫌話 ―ゆめにっき―
てな夢:ドライブ後日談。運転手だった男に「ドライブの時に何かなかったか?」と尋ねる気の弱そうな男。こいつは何故か幽霊が乗り込んだことを知っていた。というか、それを仕組んだ犯人。あっさり見破られ、シメられる。
2010-10-16 07:19:11生徒達が出払った教室内での凶行。気絶している友人の骨を折ろうとするが、うまくいかない。すると共犯者のクラスメイトがテキパキと折っていく。友人は四肢がバキバキになっても目が覚めなかった。胸騒ぎを覚えつつ、共犯者と二人してなに食わぬ顔で教室を出る。
2010-10-16 07:45:57@ts_p 念の滲みた三枚の板をアパートまで取りに行くと、ゴンガン派手な音。隣で重機が暴れている。多関節な腕を持つクレーン車が、それをくねらし背を反らし持ち上げた鉄板を圧縮していた。二度目の圧縮で見事にひっくり返る。なんとか自力で戻ろうとして反対側に倒れ、下敷きとなりかける。
2010-10-16 07:51:44@ts_p ある男が友人を探しに中国まで行く。友人は薄汚れた倉庫の一角で延々と作業をさせられていた。彼の持ち物から毒薬が見つかるが、使用された形跡はない。どうやら自殺する前に組織によってゾンビにされたようだ。ゾンビは生前の欲のみで動いていて、男が連れ出そうとしてもそこを離れない。
2010-10-16 07:55:14@ts_p ロボットどもが出入りしている建物に潜入。エントランスもない閉ざされた内部は、生活臭漂う小さな部屋がいくつも襖で間仕切られていた。いかがわしい。と、ロボットの親玉と遭遇。張りぼての変装では機械を使った交信はできない。エラーが出たと誤魔化してみるが、あっさりバレる。
2010-10-16 08:04:15@ts_p 港へ続く道が途中から水路に。かろうじて道として残っている部分も、アスファルトが板のごとく浮いてる程度。澄んだ蒼色をたたえた水面を覗くと、小さな魚や1mほどのサメがいる。小さな魚はエイの形をしていて、そんなのが路上にも集いピチピチ跳ねている。これ以上車で進むのはよそう。
2010-10-16 08:16:50@ts_p 人から聞いた夢。伊勢エビのバケモノを倒す特殊部隊に入っている。この日はデパートでの戦闘。銃撃戦の末、いいところまで追い詰めるも敵は保護色化して逃走。近くの民間人がエビの捕食に。なんてこった! と思ったら、全部ドッキリでした! 釈然としないまま目覚める。
2010-10-16 08:29:30@ts_p 狭い部屋。友人が隅っこで事務仕事をしてるおばちゃんに「死んだ父に会いたい」と申し出る。おばちゃん曰く「ショックを受ける。覚悟がいる」グロの洗礼でも受けるのか? しかし友人の覚悟は決まっている。俺は単なる興味本位で彼らに付いて行くことにした。
2010-10-16 08:34:41@ts_p おばちゃんに案内された裏口から出ると、すぐそこに山。石段がでんと続き、登山口には地蔵が祀られている。拝む俺をよそに、友人たちはさっさと先へ。いくらか登るころ石段は大理石の不規則で直角的なこぶの波となる。すれ違う人々はどいつも坊主姿。友人の背中を追いながら黙々と登る。
2010-10-16 08:40:38@ts_p やがてすれ違う人間の種類が変わる。浅黒い肌で登るでも降りるでもなく佇む人々。死者だ。大理石のこぶは本格的な荒波となり、全身を使わないと登れないほど険しくなる。血達磨たちを越え、穴あき人間が出たあたりで完全に友人を見失う。俺はその先に友人がいることを信じて登り続ける。
2010-10-16 08:43:53@ts_p 友人から聞いた、単に嫌な夢。自分のベッドに寝ていたら、天井からたくさんの白い腕が下りて来た。うち二本がその手で首を絞めてくる。振り払おうにも、白い腕はみっしりと隙間なく部屋を埋めていて身動きが取れない。窒息する前に、どうにか目が覚めたんだとか。 #tknk
2010-10-27 02:06:38