バイエルンから見ている日本と福島
- glasscatfish
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@kumikokatase もしそうあれば僕も多分色んな情報を手に入れることが出来ていたんでしょうね。どちらが良かったのかわかりませんが。
2013-03-09 23:25:51『チェルノブイリの雲の下で』の感想ツイートです
福島で起きた原発事故後の様子とも重なりますが、西ドイツを舞台にしているので、少し距離を置いて客観的に読むことができます。途中まで読んでいますが、東電の原発事故後の日本の様子をそっくりトレースしている感じがします。
2013-03-03 22:13:37当時の反原発活動をしていた人達の心情が綴られており、日本で起きた原発事故後の一部の人達の反応の仕方について、よく理解できなかった部分についても把握できた様に思います。資料として参考になりますが、残念ながらこの本は絶版になっています。(Amazonで古本価格が無茶苦茶高い…)
2013-03-03 22:13:51原発事故後の政府への不信。放射線の健康影響に怯える母親達。放射能から子どもを守る親の会がどんどん作られた様子。ドイツからより安全な所へ自主避難しようとする人達。夫婦間で放射線対策をどこまでする必要があるかの見解を巡る対立と離婚。日本の原発事故後の状況とよく似ています。
2013-03-03 22:14:06西ドイツでも、最も放射性物質による汚染の被害にあったのは農家の人達で、特に有機農法を行っていた農家への打撃が深刻でした。そして実効線量の計算に戸惑う人達。ドイツ版小出助教みたいな人もいたり。(^^;
2013-03-03 22:14:21旧態依然とした反原発活動が、新たに国民の間に湧き起こった反原発の機運の足を引っ張ることになってしまった状況も書かれています。過激で暴力的な人達がデモに混じって、一般の人達から敬遠されてしまった様子もそっくり。
2013-03-03 22:14:39反原発派の中での、各種の放射線計測と除染などの防護対策を求める「ベクレル派」と原発の即時停止を求める「政治派」の対立の様子も…。
2013-03-03 22:14:53動植物の奇形の噂が広まったりしていて、こうした放射能不安に乗じたインチキ商売が当時の西ドイツでも跋扈して、放射線障害に効果があるとしていろんなサプリメントが売られたり、マクロビの信棒者によって味噌が放射線の害を防ぐと宣伝されていたとのこと。こういうのもそっくりです。
2013-03-03 22:15:08等価線量を実効線量に換算することによって同じSv単位なのに数値が小さくなることに対する不信感も述べられています。チェルノブイリ事故後に、政府が食品の放射能基準値を引き上げた事に対する反発や、「人工放射線と自然放射線の違い」が話題になったり。
2013-03-03 22:15:28この本を読むと、かなり細かい状況まで、当時の西ドイツで起きた事を日本はそっくりトレースしてきていることに気が付きます。この本をもう少し早く読んでおけば良かったとつくづく…。 上海IIさんはこの本を持ってる事、早く教えてくれたら良かったのに~!
2013-03-03 22:15:44はい、それです。希少価値なんでしょうけど、高すぎますよね。 RT @birdtaka @kumikokatase 今中古で買うと2万円くらいするあの本ですね。
2013-03-03 22:16:56