大河ドラマ 平清盛 ファイナルパーティー 私的まとめ

このイベント、ツイッター発で実況・つぶやきはTL多数なので自分の発言だけまとめておきます 2013年3月17日 14:00開場15:00スタート  東京大学福武ホールラーニングシアター
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のぐちよしあき(元 配役宝典の中の人) @noyorin

という話を聞いて、『風と雲と虹と』のころかなと考えてました。以前、放送博物館で『風と雲と虹と』の保存台本を見たとき、台本に生スコアがはさまれていたのを見たことがある。その場で音楽を作っていた時代。

2013-03-17 23:50:08
のぐちよしあき(元 配役宝典の中の人) @noyorin

大河ドラマの音楽では逆に作曲家が20曲ぐらいしか作らないで1年をもたせたものもあったという。うーん、あれかなあ?

2013-03-17 23:52:00
のぐちよしあき(元 配役宝典の中の人) @noyorin

ここで吉松さんがスタッフとのケンカ話を暴露。制作過程でスタッフと3回ぐらい決裂したことがあったという。時にはひと月ほど音信不通になったことも。テーマ曲も一度ボツになって吉松さんが2週間ほど連絡を絶ち、録音スケジュールギリギリになってOKになったという。

2013-03-17 23:55:31
のぐちよしあき(元 配役宝典の中の人) @noyorin

それでも吉松さんには台本や映像が送られてきていた。その映像を見て毎回一回は自分の音楽で泣かされたという。舘野泉さんの演奏は普通でも観客に涙を誘のに、その音楽を泣きのシーンに使うのは反則だと思ったと。

2013-03-18 00:00:03
のぐちよしあき(元 配役宝典の中の人) @noyorin

それを受けて柴田Dは音楽付けは計算はあまりしていない。むしろ感覚で絵につけているという。ただ同じ音楽を何度も使うと慣れてしまうので、待って待ってここぞという使い方をしたものがあると。『アクアタルカス』や『アヴェマリア』の使い方はそうだったと。

2013-03-18 00:04:24
のぐちよしあき(元 配役宝典の中の人) @noyorin

ここで吉松さんから『タルカス』編曲のいきさつに。東フィル百周年記念で自分が若色に聞いていた原曲をクラシックに編曲した。だがクラシックファンは原曲を知らず初演はチケットが100枚しか売れなかった。その後コアなプログレファンが注目し広まったと。

2013-03-18 00:07:34
のぐちよしあき(元 配役宝典の中の人) @noyorin

今日の入場の際に明後日20日に吉松さんの還暦コンサートのチラシも配布された。そこで『組曲 平清盛』と『タルカス』を演奏するという。キース・エマーソンみ自ら来日し、それを聞きに来ると。リハーサルも見に来る予定などだと。

2013-03-18 00:10:36
のぐちよしあき(元 配役宝典の中の人) @noyorin

最初清盛のダイナミックさに例えられた『タルカス』。吉松さんと柴田Dの打ち合わせの中で「平安プログレ」というのが合言葉にようになっていったという。平安時代は若い時代であり、後白河が好んだ今様も、文字通り当時のプログレだったという話に。

2013-03-18 00:14:08
のぐちよしあき(元 配役宝典の中の人) @noyorin

『タルカス』を劇中で使うことについては、サプライズだったらよかったのにオープニングでキースのクレジットが出てしまいネタバレで興がそがれたなあという話から、ドラマの使用楽曲の話題に流れる。

2013-03-18 00:17:43
のぐちよしあき(元 配役宝典の中の人) @noyorin

ドラマに既存楽曲を使うことは権利交渉が大変で、ソフト化の際に音楽を差し替えることもあるという。清盛ではキースが権利を持ってた関係で映像に使えるようになったと。原曲では歌詞とドラムに別の権利者がいるのでそこは使っていないというような契約になっている。

2013-03-18 00:20:59
のぐちよしあき(元 配役宝典の中の人) @noyorin

そこで本郷先生から、平安プログレなら鳥羽院にデスメタルをやらせたいという話に。そこから古い音楽は世界的な共通点があったという話になる。最初に例に出たのは声明とグレゴリオ聖歌が似ているという話題から、『タルカス』は五拍子で雅楽にも五拍子があり、それは「やたら」の語源になったと。

2013-03-18 00:26:21
のぐちよしあき(元 配役宝典の中の人) @noyorin

実は前述の後白河院のカラオケ大会、最初は清盛でやる予定がありそのために雅楽を10曲ほど作曲しているという。柴田Dも全51回だったらやりたかったなあという話が出る。

2013-03-18 00:28:50
のぐちよしあき(元 配役宝典の中の人) @noyorin

劇中でも今様は多く使われたが、一番多く歌っていたのは松田翔太。こういった歌は作曲家が自ら歌って演者に指導するのだが、今回初音ミクに代行させたとブログに書いたら別方向から話題になってしまったと吉松さん。

2013-03-18 00:31:43
のぐちよしあき(元 配役宝典の中の人) @noyorin

『遊びをせんとや生まれけん』をいろいろな人が歌い継ぐ回はキーを合わせるのに苦労したと柴田D。元になったオーケストラを聞きながら演出したと。その中でも松田聖子は、歌う環境としては裁量といえないスタジオの中でまったくキーが狂わずプロの凄味を感じたと。

2013-03-18 00:35:03
のぐちよしあき(元 配役宝典の中の人) @noyorin

ここで音楽から芝居の話題になり藤本さんが発言。全体を通した役作りは台本が出来上がってくるまでわからないので、あまり事前に考えてはいなかった。演出の指示にゆだねたと。

2013-03-18 00:38:16
のぐちよしあき(元 配役宝典の中の人) @noyorin

ここで藤本さんから松山ケンイチさんから参加者へのメッセージが披露される。前日に今日のファイナルパーティーにあたって預かったという。

2013-03-18 00:40:14
のぐちよしあき(元 配役宝典の中の人) @noyorin

ここで松山さんの成長とリーダーシップの話題に。藤本さんから松山さんの演技はリハーサルごとに違い、どんどん芝居がよくなっていくと。柴田Dからは松山さんのメッセージにあるように「本気」が出ていたと。

2013-03-18 00:51:38
のぐちよしあき(元 配役宝典の中の人) @noyorin

松山さんが忠盛の死後、平氏の棟梁になるとき目線をどうすればいいか迷ったという。まだ忠盛がいたころは忠盛を見ていればよかったのだが、忠盛の位置についたとき最初全体を見るという目線を定めようがなく迷ったが、やがて全体を見る棟梁の目線を会得していく。

2013-03-18 00:56:14
のぐちよしあき(元 配役宝典の中の人) @noyorin

藤本さんの忠清。平氏チームの中では最も長く出て歳を重ねてもなかなか出世せず、出世するかなと思うと新しい登場人物が上の地位に来てまた末席という状況が最後までだったと愚痴。

2013-03-18 00:58:28
のぐちよしあき(元 配役宝典の中の人) @noyorin

ここで各人の好きなキャラという話になって吉松さんは、伊東四朗の名前を挙げる。最初の打ち合わせの時に偶然席が隣になり初期の大河ドラマから見ているという話で盛り上がった。伊東さんを見ていて清盛もやがて白河院のようになるのかと思ったと。

2013-03-18 01:00:36
のぐちよしあき(元 配役宝典の中の人) @noyorin

実際に松山ケンイチさんの権力者の演技は夢の中で白河院に再会するというエピソードがあって定まったものだという。そして松山さんの演技の「本気」の話に。

2013-03-18 01:02:36
のぐちよしあき(元 配役宝典の中の人) @noyorin

清盛の最後、シナリオに「巨木が倒れるように死ぬ」とあるのを忠実に演技しようとこだわった。実際に巨木が倒れるように倒れると頭を打って危険なため周りは止めたが松山さんは自分でマットレスの会社に電話して状況を説明、倒れても大丈夫なマットを美術に提案し、倒れる演技を敢行した。

2013-03-18 01:06:33
のぐちよしあき(元 配役宝典の中の人) @noyorin

本番は一発OKだったが、やはり頭を打ったらしく軽い脳震盪になったと。

2013-03-18 01:07:52
のぐちよしあき(元 配役宝典の中の人) @noyorin

鳥羽院や重盛などの共演者も松山さんの演技に対峙するような強烈なテンションで挑んできたのも互いに刺激になった。大河ドラマは異種格闘技といわれ、普通のドラマのように同じ年代の役者ばかりという感じではないキャスティングが魅力となる。実際に松山さんだからやりたいという共演者もいた。

2013-03-18 01:12:50
のぐちよしあき(元 配役宝典の中の人) @noyorin

実際に周囲のバッシングもあり、誰も助けてくれない劇中の清盛と重なっていた。そのプレッシャーの中でやり遂げたのはすごいという話に。一年も続けてやると演じる役の人生を生きるようなものになり、なりきるという。

2013-03-18 01:17:07