「インターネットカラオケマン」と「歌い手」の距離、「コミュニケーション音楽」、「信者」について
「歌い手」を「インターネットカラオケマン」と揶揄することの意味とそのことの不健全さについて。
歌い手の名称をカラオケマンにして何がしたいのかわからん。そもそも、歌い手をカラオケマンに言い換えたい方々はコミュニティ音楽に興味ないでしょ。ただ、いじりたいだけにしか思えない。
2013-03-20 11:17:08歌い手を中心とするニコニコ動画における、二次創作を発端とする音楽は、あくまでも「コミュニケーション音楽」として捉えなければならない。ニコ生や動画を通じて生成されたコミュニティ内でよりよく流通することが第一義的な意味をもつ音楽。一般的にいう音楽の価値とは異なるコードで記述される。
2013-03-20 11:20:37その辺を一緒くたにして、「コミュニケーション音楽」を一般的にいう音楽性に乏しい、稚拙な技術でしかないというように批判してもそれは第一義的な目的外に対するものでしかなく、本人たちにしては的外れなものにしかならない。
2013-03-20 11:23:58確かに、コミュニティ外の者からすると理解を超える何か不気味で幼稚な音楽にしか思えないかもしれない。それはコミュニティにおける独自のコードで記述されるから。コミュニティ外の尺度は度外視されているから。しかし、ここに批判されるべき点はあるように思えない。濃淡の違いでしかないから。
2013-03-20 11:29:50あるとすれば、島宇宙化をよしとする馴れ合いの規範に対するもの。これは歌い手を茶化しても解除できない。そこでの問題は、コミュニケーション音楽をコミュニティ外のー一般的な音楽ーと架橋し、相互作用をもたらす回路を作れないか、というものになるだろう。もちろん、片方が塗りつぶすのではなく。
2013-03-20 11:33:59具体的に言えば、あいつらはわかってない、私たちだけが価値を理解出来るんだ的なアイデンティティと、あいつらは未熟で幼稚だ成長しろ的なアイデンティティの者たちが「対話」しないこと。つまんないのは面白いものができるかもしれないのにその回路を閉ざしかねないこと。
2013-03-20 11:39:58ここで、三点の疑問・意見が提示されます。
その① 「歌い手」と「信者」と「インターネットカラオケマン」
@kenchan5 発足(?)当初の「歌い手」と言うのは先程からおっしゃられてるように「コミュニティを第一」としていた印象ですが、最近はコミュ外での活動が目立つ人、またそれを目標とする人が増えつつあるように感じます。そう言った人達を揶揄しての「カラオケマン」なのではないかと。
2013-03-20 11:35:53@fmygear コミュニケーション音楽側は批判されても「私たちだけが価値を理解出来る」と閉じこもり、かつコミュ内コードが一般的に流通するという「勘違い」、対してコミュニティ外からは勘違いを「揶揄」するに留まっている非生産的な現状にもやもやしていまして。
2013-03-20 11:47:49@kenchan5 何処の界隈でもよくある話ですが、こう言った個人の好みから生じる「勘違い」・・・もうちょい強く言うと「信者」みたいな類は一番厄介ですね。冷静さが欠けているので揶揄の中の「正当な批判」も受け止められなくてこじらせるだけと言う。
2013-03-20 11:52:32@fmygear まさに「信者」問題ですね。作品の承認をパラレルにアイデンティティの承認に用いること自体は個人ごとにやってて貰えればよいのですが、それを一般的な議論に持ち越すことには慎重になるべきだと思っています。別なところに影響を及ぼすようになるので。
2013-03-20 11:59:58@kenchan5 中々そこまで理解・把握出来てる人は少ないんじゃないかなと思います。またこれだけ広がった以上、恐らく「信者」側からの突撃もあるでしょうし、危惧なさってる「別なところへの影響」は大なり小なり出てしまうような気がしますね・・・。
2013-03-20 12:05:25その② メジャーとゴリ押しとコミュニティ
@kenchan5 また、先述の「コミュ外での活動をしている人」の中に一般的な音楽と同じ土俵に出ている人(CDデビュー等)もいるので、既にその「回路」・・・と言うか土台は出来てしまっているとも思います。そしてそう言う人達は今のところ「塗りつぶし」にかかっているように思えます。
2013-03-20 11:40:49@fmygear そうなんです。今ある一部のコミュニティ内で流通するコードのまま商業デビューできる、塗りつぶしの回路が「気持ち悪い」んです。コミュニティ外に出るなら批判され改善しそこから一般的に流通するコードに変換されないといけない。それが欠けるのは不健全な表現だと思うのです。
2013-03-20 11:52:44@kenchan5 強引過ぎるパワープッシュで結局一部の「信者」のみが付いて行き、今回のように揶揄される結果にしかなって無いですからね。個人的にはあまり可能性は感じませんが、改善の道が閉ざされてしまうのは誰も得しませんな。
2013-03-20 11:57:40@kenchan5 心境お察ししますが、こればかりはもうしばらく時間に任せる外無いと思います。もう少し文化およびそれを構成する人員の成熟が必要だと思いますわ。
2013-03-20 12:09:14その③ 「歌い手」の倫理とコミュニティの自浄作用
@kenchan5 ボカロ音楽は割りとそれを実現出来ている気がしますね。元々先の「歌い手」達は、そのボカロに上書きするような形での歌唱が多いだけにファン心理的にも噛み合わないのが影響してたりするのかも知れませんね。
2013-03-20 11:44:51@fmygear 同じ構造をとる限りボカロ音楽も辿る可能性はありますよね。上書きすることで自己顕示したいというのは悪くはないよくあることだと思いますし。そこでこれからどうするかについて、もう少し立ち止まってみてもいいですよね。
2013-03-20 11:56:06@kenchan5 ボカロも割りとギリギリですが、元締めにしっかり手綱を取られてるお陰で上手く踏みとどまってるような感じですね。上書き自体の良し悪しもさながら、「歌い手」の中に元を蔑ろにするような乱暴者が多い(ように見られている)のが一番よくないですな。界隈の自浄作用に期待です。
2013-03-20 12:01:27