[今だからこそ(?)話せる] ハヤバーンが語る「BRAVESAGA」四方山秘話[今こそ話そう]
2ではバーンガーンとは別に「新勇者」作品を作り出す奇跡は期待できず、新作アニメもGGGスタッフには頼めない。予算、時間には限りがある。しかもフルボイスは絶対にやりたい。そんな一歩間違えば破綻しかねない状況の中、毎日「次はどんな勇者のコラボが見たい?」と自問自答してた。
2013-05-19 18:37:09GGGの人気は勇者シリーズにとっては諸刃の剣。GGGの人気があったから「勇者シリーズ」はシリーズとして認知された。でも、GGGは「勇者シリーズには収まらない」と言う、これまでの作品と「混ざらない」色が有りありと感じられた。
2013-05-19 19:01:44GGGは勇者シリーズ。TVアニメとしては、シリーズは終わっているので、他の勇者作品とGGGが対比されることはない。共演もない。しかし、ゲームではバーンガーンがある。アニメ放映は無かったけど勇者シリーズ王道を目指したバーンガーンとGGGのバランスを取るには?
2013-05-19 19:44:55“@absolute0masii: 毛色の違いは理解出来るけど、全シリーズ好きな自分としてはGGG最高!他はいいからGGGもっと出せ!という人や極端にGGG毛嫌いしてる人が双方共に少なくない(気がする、声大きい人多いからなぁ)のは切ないんです”>そう、そんな感じだった!激同
2013-05-19 19:51:38GGGと勇者シリーズのバランスを取るには「シナリオ上で起こる<とんでもない>事件にGGGも巻き込まれる」事。GGGのシナリオはTV版をやることは決めていたので、BS2で起こる<とんでもない>事件はそれと同等それ以上の大事件が必要でした。
2013-05-19 21:23:24結果、この大事件は「バルドー」による「ベルターヌ奪還」「地球割り」と言うことになるのですが「何か弱い」既にBS1で地球は守られている。勇者たちも帰ってしまった。さて、どうしよう?実は「バーンガーンボロ負け」は、インパクトだけが目的でなかったのです。
2013-05-19 21:52:29最強最後の勇者王ガオガイガーに対して、そのシナリオを盛り込みつつ、GGGとは違った敵を他勇者と共にやっつける。この命題をクリアするためにキーとなった設定は「相羽真人」「地球の先住民」「勇者じゃない」だった。
2013-05-20 13:18:41「相羽真人」は、宇宙で行方不明になった愛美の彼氏。そして、宇宙飛行士。これはGGGと宇宙開発公団を結びつけ、また、ガイを「真人の後輩」とすることで「麗雄や大河と愛美が知り合い」という流れにするために有効な設定。BS1の頃に決めてた。
2013-05-20 13:20:44「バルドー」は「宇宙からの侵略者」ではなく「地球の先住民」であると設定したことでGGGとかち合うことも無くなった。そして、地球をバラバラにすることで世界全体が多次元的なステージになることもゲーム的には面白くなったと思う。
2013-05-20 13:22:08「勇者じゃない」というキーワードにはいくつか役割がある。前述したBS2のオリジナルストーリーを「新勇者作品」にせず、BGの中に入れるためにはどんな新キャラが必要か?BS1でライバルキャラ(洋)は使っているので別の立ち位置。さて。
2013-05-20 13:23:21GGGでは散々「勇者!!」と連呼されていたので、新キャラくんにはそれを否定してもらおう。勇者の存在を否定するのではなく自分が「勇者ではない」と否定して、尚且つ「宇宙意識体」でもない新キャラ。BGに出て対抗するのではなく並立するキャラ。
2013-05-20 13:24:20ライバル、2号キャラはギルティ・洋が出たのでNG。でも立ち位置として「セブンチェンジャー」や「ワルター」などの「ピン立ち可能キャラ」ならばカッコいいんじゃないかと・・・年齢は子どもではなく青年で。
2013-05-20 13:33:04音が好きで「シズマ」にした「魔族を鎮める」は後付の意味だけど結構好き。高校生、舞人や炎と同じ16歳。「勇者じゃねぇ!!」というのは「自分が感情を奪われた<錬気体>だから」「どろろ」みたいにグロくしないようにした。アフェタが戻ることで感情も戻っていく。
2013-05-20 14:14:57@mekami コミックの連載時は既にシナリオは完成していました。コミカライズの際に新しいエピソードを、ということでソーンやリョウガや愛流などのキャラを作った記憶があります。元設定は一式さんの方で作ってもらって、私は監修しました。
2013-05-20 14:23:04シズマ中心のシナリオにするのに、BGに颯爽と登場されては困っちゃうのと「圧倒的に強い敵」の形を作るためBGとクラッシュすることにした。これくらいやらないとダメなくらいBGは「勇者シリーズ」ファンの心を鷲掴みにしてた。
2013-05-20 16:32:24EXをクラッシュしたことは正直心が痛んだ。EXとBGがツートップと(勝手に)設定していたのでガープが二人を倒すシナリオを書いた時に「やべぇ、やっちまったぁ」と・・・でも、「EXに駆寄る、後輩のFB」が見たかった!見たかったんだぁ!許してくれぇ~!
2013-05-20 16:34:49フルボイス収録であるが故の出来事。各シナリオの「当番」が決まっていたので、スタジオ内に「EX組」「FB組」など作品毎の出演者が一気に入る。正に「TVの収録のときと同じ」だったらしい。騒がしくて雑談がやまないSt。それを見つめる千葉さんと谷田部監督の優しい表情が印象的だった。
2013-05-20 17:58:03「懐かしいな、久しぶりだな○○のみんな」って、スタジオの中の出演者に語りかける千葉さん。ロビーで出演者をさばくのに忙しそうな千田さん。二人ともうれしそうに見えた。「今回こんな同窓会を開けたのはさ、この人のおかげだよ」って、不意に千葉さんに紹介してもらった時、マヂで涙でた。
2013-05-20 17:58:39収録は直ぐにかつてのTV版時の「カン」を取り戻し、順調に進んだ。BGとの共演もBS1でわかっていたので、スムーズだった。シナリオの修正もその度に「前こうじゃなかったけど、いいですか?」とか「○○のバージョンも録っとく?」とか順調。みんな瞬兵とも仲良くしてくれた。
2013-05-20 17:59:38面食らっていたのはBGのキャストと新キャラのキャスト。特に瞬兵as半場さんや洋as宮田くん、シズマas遠藤さんは「えらいことになった」と、まぁ仕方ないよね。天野博士とか、ダイノガイストとか、それわそれわ豪華ですもの。出番待ちの間も座れない状態が続いた。
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