ロリ漫画推奨してる訳でもないけど、「単純所持禁止」てのは「今、家の中に普通にあるものがある日突然『麻薬』や『拳銃』になる」ってことだからね。
- 1977年 再度の法改正による規制強化(52年規制)が行われた。
モデルガンの主要部分に、鉄や真鍮など亜鉛合金より固い金属(ブリネル硬度で90以上)を使用することが禁止された。
また、銃身や薬室に改造防止のため超硬度鋼のインサートを入れること、銃身が交換できないように銃身とフレームが分離できない構造にすること、リボルバーのシリンダーに切れ目を入れることなど、ライフル類をも含む金属製モデルガン全般の構造について、厳しい規定が追加された。
新たな規制に適合した証明として”smg”マークの表示が必要となり、それまでの”sm”マーク付のものは販売と譲渡が禁止された。
☆☆☆Step3 モデルガンのなぜ?☆☆☆
●なぜプラスティック?
モデルガンが誕生して約50年になります。
この間、大きな法的規制が2回ありました。「昭和46年規制」と「52年規制」です。奇しくも車の排ガス規制と同じ年なんですが・・・・
このうち「46年規制」では金属のモデルガンは「銃口を完全閉鎖」し色は「白若しくは黄色」という規制を受けました。業界団体の必死の交渉で「黄色=金色」はOKになりましたが、「白=銀色」は認められませんでした。
これは「法の趣旨」というところの判断だと思います。
つまり、「一見して真正銃(実銃)と見分けが付くか否か?」というところですね。
この規制を受けそれまでの「黒い金属で銃口の空いたモデルガン」は販売が出来なくなりました。
- 違法改造を含む犯罪や事故を防ぐため、エアソフトガン業界にはASGK(日本遊戯銃協同組合)とJASG(日本エアースポーツガン協会)、STGA(全日本トイガン安全協会)という3つの自主規制団体が存在し、威力に対する自主規制などのガイドラインを敷いている。威力についてASGKは18歳以上の銃は0.4J未満で競技用を0.8J未満、JASGはエアソフトガン競技(APSカップ)用銃として0.8J未満、STGAは6mmBB弾使用製品は0.98J以下で8mmBB弾使用製品は1.64J以下を自主規定値としている。10歳以上のエアソフトガンは3組合とも0.135J未満としているが、これは自主規制ではなく各都道府県の青少年育成条例で定められている。
おもちゃ狩り訴訟(おもちゃ狩り裁判) [編集]
1971年、1977年と立て続けに銃刀法改正が行われ、モデルガンは商品価値を大幅に失い市場は急速に縮小し、モデルガン製造業者や愛好家たちは打撃を受けた。
1977年、モデルガン製造業者と愛好家で結成された原告団は国を相手取り、通称「おもちゃ狩り訴訟」を起こした。これは改正法のモデルガン規制部分に対し違憲性を争う訴訟である。
製造業者は「職業選択の自由」(憲法22条1)を愛好家は「幸福追求権」(同13条)を主張した。
1990年7月11日、東京地方裁判所は原告の主張を退け、原告全面敗訴の判決を下した。判決で裁判所は「規制の必要性は現に存在する」とし、「規制の内容には合理性がある」とした。
1994年3月30日、東京高等裁判所は一審同様に、原告全面敗訴の判決を下し、上告がなかったことから裁判は終了した。
憲法学者の桑山昌己助教授はおもちゃ狩り訴訟の研究文にて上告断念の理由に「原告側の経済的理由」と「泣き寝入り的諦め」を挙げている。なお、主たる原告のMGCは1995年春に経済的理由で廃業となっている。全面敗訴からちょうど1年後のことであった。なお、この訴訟自体には事件性は伴わないが、M92事件(後述)への影響が指摘されている。