- HayakawaYukio
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46)清水一雄委員:(12例という甲状腺癌の数について問われて)腕のよい技師が一生懸命調べてでた数値なので、驚くべき数字ではないと思う。(チェルノブイリとの比較を問われて)絶対必要なのは、被ばくしていない子どもたちに同じ検査を行うこと。
2013-06-05 13:39:1447)記者:今の健康管理調査でも被ばくとの関係はみることになっているが、いまのままだとずっと同じでは。国に対して、(対照群をとった調査をすることを)要請しないのか? 清水一雄委員:機会があれば要請したい。
2013-06-05 13:40:5348)木野記者:いままでの鈴木眞一先生の説明だと、小児甲状腺癌は100万人に1~2人。ところが今回は100万人に直すと…。有病率に考えたとしてもこれまでの数字より数倍から数十倍。そういう統計学的解析をなぜしないのか? 通常は原因が何かというかというよりも、まずは多発か否かを解析。
2013-06-05 13:44:4349)木野記者:そのあと原因を分析すべきでは? 清水一雄委員:同意。それはやるべき。日野記者: 清水一雄委員:若い人よりの方が予後がよい。それから見つかったときは比較的進行した状況でみつかる。
2013-06-05 13:47:3550)岩田さん:チェルノブイリで潜伏期間が4年ということだが、機械がよくなったので、潜伏期間が(というか発見までの期間が?)短くなるということでよいか。清水一雄委員:そう。岩田さん:環境省の調査は母数があまりに少なく、年齢もとっていない。そういう意味では適切ではないと思う。
2013-06-05 13:49:3251)清水一雄委員:私がいただいたデータは、1990年から増えてきている。確かに当時の機械では捕捉できなかったのかもしれない。我々の理解では潜伏期間は3~4年。岩田さん:むしろ今現在では「わからない」ということが正確なのではないか。清水一雄委員:そう思う。
2013-06-05 13:51:4852)岩田さん:別途、ブリーフィングをしてもらう機会はいただけないのか? 県:県民の理解を深めるという意味で、検討したい。本田記者:甲状腺の検査の通知は、A1とかA2とか、書いてあるだけで、親はどのような嚢胞とかしこりがあったか、情報開示請求をしなければ、わからない。
2013-06-05 13:54:1253)清水一雄委員:私のところにも来て、親がどうだと知りたがる。私自身は、絶対安全だよ、とかいう。そうすると本人も納得して帰られる。ただ、それぞれ検査する場所で勝手なことをすることでは、きちんとした統計がとれない。なるべく、マニュアル通りにやる。
2013-06-05 13:56:1054)清水一雄委員:おっしゃる通り、その場で伝えることの方がよい。ただ、エコーの場合、現場で一番わかる。画像を後からみても、なかなかわからない。動いているのをみなければならない。
2013-06-05 13:57:1155)記者:被ばく線量は、福島の場合は依然としてわからないという認識でよいのか。100mSvが発症の基準になるようなことが言われているが、どうなのか。清水一雄委員:100mSv以上が甲状腺癌の発症に影響があることはいえると思うが、それ以下はなんともいえない。
2013-06-05 13:59:0956)西中さん:国連のグローバー氏の報告・勧告をどのように扱うのか? 県:報告案の仮訳についてはみている。活かせなければならないことがあるとすれば、対応する。委員には情報提供はさせていただいている。
2013-06-05 14:01:1057)西中さん:国連の人権理事会の勧告はきちんと対応していただきたい。日野記者:最初の方の質問に戻って、委員会に入ることについて、弁護士会への要請は? 県:弁護士会への再要請はしていない。公募委員や学校関係者などを委員としていくことについては、他の委員会・協議会などで対応。
2013-06-05 14:04:4958)日野記者:弁護士会は、秘密会の問題を究明するための第三者調査を勧告しているが、それについては? 県(佐々さん):それは考えていない。日野記者:秘密会の責任をとらずに、その場にいて、今までと同じに仕切っていることは? 佐々氏:この場にいるということが県の判断。
2013-06-05 14:07:4659)アワプラの白石さん:昨年の今頃、あべセンター長が「必ず誤診がおこる」ということで、県立医大が医療保険の上限をあげて(?)基金の方からお金をだすということに(追えず。)莫大な医療訴訟から医師を守るということで保険をかけるということ。
2013-06-05 14:10:1760)白石さん:現在の検査システムの問題。人手が足らず、時間が足らず、現場が疲弊している。そこの認識は? 佐々氏:保険という話があったという漠然とした記憶はあるが、損害賠償保険については確認できない。
2013-06-05 14:11:5061)佐々氏(福島県):甲状腺検査のやり方については、大人数をやるためには、一定の基準をたもってやるには、医科大学に集中させてやるやり方。どうしても集団検診にならざるを得ない。1チームが1日100~120人の検査をしている。その場でコメントができるような状況ではない。
2013-06-05 14:13:2262)佐々氏:地域拠点をなるべく早くつくりたい。対応できる医師・技師の養成が必要である。現在もやっている。東洋経済の岡田さん:グローバー報告はヒューマンライツ・ナウから受け取っているということでよろしいか?
2013-06-05 14:17:0663)佐々氏:昨日の午前中、HRNから手渡しで受け取っている。今日の段階で、NGOの関係の人(慶子さん)が委員に配布した。 岡田さん:秘密会は佐々さんは誰かから指示されたのか? 佐々さん:「資料の事前説明の場」ということで、自分が決裁した。岡田さん:佐々さんが決めたということ?
2013-06-05 14:18:3764)岡田記者:秘密会は(当時座長だった)山下さんと相談して決めたということか? 佐々氏:これは県からの文書で、私が決裁。秘密会という認識ではなかった。
2013-06-05 14:20:2565)佐々氏:個人線量計のデータは、市町村がやっているものだが、同意が得られた人からは提供してもらっている。23年度はかなりの方から頂いた。いまはやっていない市町村が多い。WBCは最初からそういう体制になっていなかった。
2013-06-05 14:23:1066)日野記者:秘密会については召集されたのは佐々さんということだが、佐々さんの前から行われていた。誰が指示したのか? また、秘密会の議事録をみると、環境省の保健部長については、当時の環境大臣の強い要望で入ったということになっているが、これは矛盾があるのでは。
2013-06-05 14:24:5867)佐々氏:非公開でやった事前会合については…。日野記者:誰の指示? 佐々氏:お答えしません。環境省の件については、「環境省の人」ということではなく、専門的知見をということで就任してもらった。
2013-06-05 14:26:2568)日野記者:秘密会の議事録をみると、環境大臣の強い意向があって、保健部長を、ということで佐々さんがおした。しかし委員は難色をしめした。そのあと、また佐々さんが強くおした。弁護士会についても、個人情報の保護に関する専門家として、ということではないのか。
2013-06-05 14:28:4369)佐々氏:環境省に対しては、たとえ次官でも専門性がなければだめだと。専門性のある人を推薦してくれといった。(弁護士会についてはなぜ今回、委員に入れなかったかについては今一つ理解できず。)
2013-06-05 14:30:1670)丸森さん:検討委員会の場ではなく、定期的に記者会見をやってくれないのか。佐々氏:いままでは委員会は必要に応じて、ということだったが、これからは定期的に委員会を開催する。必要があれば、臨時委員会を。発表資料はすべてホームページにのせている。
2013-06-05 14:34:49