山崎久隆さん「茨城県 東海村を中心とした 原子力施設について」(2)
1. (冷却材として 使われる) ナトリウムは 中が 見えないため、何かを 落としても、それが どこに あるか わからない。 それが たとえ ビス 1本であっても、回収しなければ ならない。(山崎久隆)
2013-06-10 20:55:573. もんじゅでは 燃料交換装置は 回収されたが、何らかの 部品が 落ちていないとは いいきれない。 再稼働を 目論んでいるようだが、動かせる 状態では ない。(山崎久隆)
2013-06-10 21:00:244, 天然ウランは イエローケーキという 状態で 運ばれてくる。 天然ウラン (八酸化ウラン) の ウラン 235 の 含有率は 0.8%。 これを フッ素と 化学結合させて、六フッ化ウランに 変換。(山崎久隆)
2013-06-10 21:04:015. 六フッ化ウランは 65度で 気化するため、遠心分離の 工程で 扱いやすい。 わずかに 重い ウラン 239 を 分離させ、2万回の 工程を へて、ウラン 235 の 含有率を 高めていく。(山崎久隆)
2013-06-10 21:07:227. 六フッ化ウランを 再度、二酸化ウランの 粉末に 戻し、東海村の 燃料加工工場に 送られる。 ここで セラミック状に 焼きかため、直径 1cm、長さ 1cm の ウラン燃料に 成型加工。(山崎久隆)
2013-06-10 21:12:488. 東海村には、PWR 用燃料と BWR 用燃料を それぞれ 製造する、三菱原子燃料と 原子燃料工業の 2社が ある。(山崎久隆)
2013-06-10 21:16:189. JCO 事故の 発端は、動燃が JCO に 対し、18,8% という 高濃度の 酸化ウラン 粉末を、通常の 濃度まで 下げて 溶液の 状態に 加工するよう 委託したことから 起こった。(山崎久隆)
2013-06-10 21:19:5110. この 場合、動燃は、各作業工程の 留意点を JCO 側に 指示する 責任が あったが、机上の 想定のみで、それを しなかったことが、事故の 要因に なった。(山崎久隆)
2013-06-10 21:23:3012. 原材料の 搬入ルートも 加えれば、核燃料の 加工施設が 集中する 東海村は、他の 地域よりも、輸送途上で 事故が 起きる 確率は 高い。(山崎久隆)
2013-06-10 21:27:33