再帰性投影技術(RPT)開発の背景
- hoshistar81
- 4298
- 2
- 1
- 3
@ktminamizawa ありがとうございます。「遅延が本質的にゼロ」というのが美しさの所以ですね。
2013-06-18 16:31:33@hoshistar81 画像処理でやろうとすると,今はかなり速くなったとはいえ,動かした時にはズレちゃいますからねぇ.
2013-06-18 16:33:08@hoshistar81 未来館の苗村展「現実拡張工房」 http://t.co/g9lTSFpx3W の”Graphic Shadow” http://t.co/bYqW8eFRr5 は同原理のはず.今年の夏は未来感へGo!
2013-06-18 16:34:51@ktminamizawa わかります。しかし人によっては「コンピュータは速くなるから」と言って、ガッと画像処理+プロジェクションで実装して発表しそうで、そうなるとRPTは発明されないままだったのかなぁ、とか思ったのです。
2013-06-18 16:37:15行きます! RT @drinami @hoshistar81 未来館の苗村展「現実拡張工房」 http://t.co/PeHOLGHXnx の”Graphic Shadow” http://t.co/HTBAcNkvUK は同原理のはず.今年の夏は未来感へGo!
2013-06-18 16:38:27@hoshistar81 それは当然色々出てますよ.でもいくら論文で論じれるからといって,遅延のない世界を実際に体験させられるかどうか,というのはまた別の問題で.体験して始めて気付く概念もあるかと.
2013-06-18 16:43:27@hoshistar81 @ktminamizawa RPTは(我々の方が少し早かったけど)ほぼ同時期に南フロリダ大のJannick Rollandらのグループも独自に開発しました.ということを考えると我々がやらなくても同様のセンスを持つ誰かが開発したかと思います.
2013-06-18 16:45:02同時性・・・! RT @drinami @ktminamizawa RPTは(我々の方が少し早かったけど)ほぼ同時期に南フロリダ大のJannick Rollandらのグループも独自に開発しました.ということを考えると我々がやらなくても同様のセンスを持つ誰かが開発したかと思います.
2013-06-18 16:50:06@hoshistar81 @ktminamizawa RameshのD論は要はプロジェクションマッピングでRPTとかぶるし,DBCも彼らのRFIGと実装は全然違うけどコンセプトはドンピシャでした.同時性の法則を思い知るとともに,ライバルは親友に最も近いとういことを学びました.
2013-06-18 17:10:15@hoshistar81 遮蔽問題は横小路先生 http://t.co/YV9IUQ2nAG 伴先生 http://t.co/TGHbkBisy4 清川先生 http://t.co/3nPexnKxW4 Oliver http://t.co/jUVWgXYt1C などホットだった
2013-06-18 17:20:47さて、 @hoshistar81 さんとの約束なので、再帰性投影技術(以下RPT )とプロジェクションマッピングの相違点について述べようと思います。
2013-06-19 01:27:29まずはおさらい。RPTは、光を入射方向に反射(再帰性反射)する素材に対してプロジェクタで映像を投影するという手法です。ハーフミラーを介してプロジェクタのレンズと光学共役な位置から見た時のみ鮮明な映像が見えます。
2013-06-19 01:35:11対して、プロジェクションマッピングは一様な平面でない物体、例えば箱みたいな立体物とか東京駅とかに対して、その形状に合わせた映像を投影する手法です。
2013-06-19 01:39:25いわゆるスクリーンではないものにプロジェクタで投影するという点でRPTとプロジェクションマッピングはよく似ています。では、両者の違いはなんでしょうか?
2013-06-19 01:43:42RPTでは投影先の形状によらず、見える映像は常に一定です。投影先の物体がどんなに動いても映像が乱れることはありません。プロジェクションマッピングでは投影先の形状が変わったら、それに応じて映像を変形させます。
2013-06-19 01:54:33また、RPTは、見る人の視点位置を限定します。もちろんプロジェクタをヘッドマウントにしてトラッキングすれば色々な視点から見れますが、1つの映像につき1つの視点というのは変わりません。
2013-06-19 02:04:28一方、プロジェクションマッピングは見る人の視点位置は決まっていません。投影対象の形状と視点位置という観点から比較すると、RPT:形状自由で視点は計測が必要。プロジェクションマッピング:形状は計測が必要で視点は自由。という関係があります。
2013-06-19 02:12:26では、遮蔽物の除去(光学迷彩)にはどちらが適しているかを考えてみます。遮蔽物を光学的に除去するためには、「遮蔽物がなかった時の観察者から見える映像」を用意して、遮蔽物の上から重畳させてやる必要があります。
2013-06-19 02:20:16この、観察者から見える映像は、視点位置に依存したものなので、プロジェクションマッピングで実現するためには視点位置の計測がRPTと同じく必要になります。
2013-06-19 02:25:47