- memory_a_bot
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…今思えば、あの頃は連日、本当に酷いことをしてしまったわね。急に呼び出して、"彼"とのことを問いただしたり…。一度、叩いてしまったこともあったわね。…本当に、ごめんなさい。
2013-06-30 15:45:10…やっぱり…私のこと、今でも怒ってるかしら?…無理もないわよね。あなたにとってあの時の私は、恋人にまとわりつくただの嫌な女だったもの…。
2013-06-30 15:50:11(…この子…やっぱり、何の反応も示さないわ…。表情も、視線も…全く変わらない…。聞こえているのか…いいえ、私が目の前にいると認識しているかどうかすら…。)
2013-06-30 15:55:10…ごめんなさい、力になれなくて…。部屋に入った時からうっすらと予感はしていたけれど、まさかここまで何の反応も示さないなんて…。
2013-06-30 16:00:24いいえ。来てくれて、こうして話をしてくれただけでもありがたいわ。それに、もしかしたら…表面には出ていないけれど、この子の心の奥底で、何か変化があったかもしれない…。それは後でちゃんと見てみるわね。
2013-06-30 16:00:24…そうね。私がここに来たことで、少しでもこの子のためになったのなら嬉しいわ。 (…それにしても、メモリア…どうして"心"がどうこうという事にここまで詳しいのかしら…?リンちゃんを治した時だって…。もしかして、この若さで心理学者か何かなのかしら?)
2013-06-30 16:05:10…!(この子…そんな名前だったのね。あの時の私は、名前を聞くのも忘れるくらい…いいえ、「名前なんて聞きたくなかった」の方が近いかしら…?)
2013-06-30 16:10:11アイ。改めて、今日はありがとう。また何かあったら、お願いするかもしれないわ。気が向いたらでいいから…その時もよろしくね。
2013-06-30 16:50:22ええ、ただいま。原稿できたの?お疲れさま、後で見るわね。 …で、会ってきたのは…古い知り合いよ。ちょっと病気で入院しちゃったみたいで…それでお見舞いに行ってきたの。
2013-06-30 17:05:10あの頃のあの子は…"穢れ"なんて知らない、本当に"無垢"な心を持っていた。そんな心を踏みにじった"彼"…いつか、その"罪"を償わせたいところではあるけれど…。
2013-06-30 17:10:23