あり？　なし？　日立 交通系ＩＣカード分析情報提供サービス：ビッグデータ利活用

ぴなな（特殊ひきこもり） @piospe

日立側の見解1。JR東日本から提供されたSuicaのデータは移動情報のみ。「乗降駅や日時、利用額、年齢、性別等。」 電子マネーとしてSuicaを利用した際の購買情報を含まない。しかし、この分の「個人情報」は、個人情報保護法で定義された個人情報である。

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日立側の見解2。SuicaID番号を復号できない方法で変換した状態で提供されている。よって、日立側は「個人情報と紐づけることができないデータ」と考えている、とのこと。

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日立の見解3。補足だが、先のツイートでは、個人情報保護法に規定されている個人情報を含まないだけでなく、SuicaID番号を復号できない方法で変換して提供、としている。だが、これだけでは過疎地域のSuica利用で年齢、通勤区間などの利用で特定可能と思ったが、それも考慮されている。

ぴなな（特殊ひきこもり） @piospe

日立の見解4。今回のプロジェクトでは、、総務省パーソナルデータ研究会の報告書の「パーソナルデータ（個人に関する情報）」を順守するとのこと。交通系ICカードにパーソナルデータが含まれている認識があり、プライバシー保護の配慮も必要なデータがあり、扱いの取り決め行っている。

ぴなな（特殊ひきこもり） @piospe

日立の見解5。分析方法に制限を設けることで、個人の再特定を防ぐ取り組みを行っているとのこと。 １．集計結果の最小値基準の設定（基準値以下は分析結果を数値表示しない） ２．結果表示基準の設定（基準値以下はグラフ化などの可視化をしない） ３、４に続く

ぴなな（特殊ひきこもり） @piospe

日立の見解6。承前の１、２に続き、 ３．結果提供の禁止基準の設定（小規模駅を対象外とする） ４．禁止分析方法の設定（長期間分析の禁止、他データとの紐付け禁止など） このように「パーソナルデータ（個人に関する情報）」に配慮した形で制限をかけている。

ぴなな（特殊ひきこもり） @piospe

日立の見解7。また、ＪＲ東日本とのデータ使用権契約において、 ・個人の再特定に繋がる分析を行わないこと。 ・分析対象をサンプル数が十分に確保できる駅に限定すること。 ・特定のSuicaを長期間にわたって分析しないこと。 ・他のデータと紐づけないこと。 を制限事項としている。

ぴなな（特殊ひきこもり） @piospe

日立の見解8。承前の制限事項に加え、 ・分析方法を事前にＪＲ東日本と合意しプライバシーに十分に配慮されたものであることを確認する としている。 最後に、分析に必要な元データは「セキュリティに配慮すべき項目」に関して「加工済み」にして受け取っている、と説明を受けた。

ぴなな（特殊ひきこもり） @piospe

よって、JR東日本としては、個人情報の第三者提供にあたらない、と判断し、分析に必要なデータを日立に渡している。個人情報、それ以上のプライバシー保護、個人特定を防ぐ施策を協議した上で、今回の「JR東日本のSuicaの乗降履歴をビッグデータとして活用」プロジェクトがあると判明した。

ぴなな（特殊ひきこもり） @piospe

発表当時より、ニュースサイトも問い合わせ等で整理されてきた模様。　http://t.co/I3Q0lLa3cp　私がいただいた返事で「小規模駅を対象外とする」ことが決まっているので、過疎駅だと特定が容易であるとはならなそうだ。他データとの紐付け禁止も一定の安心感はあるだろう。

ぴなな（特殊ひきこもり） @piospe

日立 交通系ＩＣカード分析情報提供サービス：ビッグデータ利活用　http://t.co/6jQelOxuGf　に置いてあるホワイトペーパーの内容は……主観が入りそうなのと、私の頭脳レベルを超えているので言及は避ける。

ぴなな（特殊ひきこもり） @piospe

Pマークは回っているとは思えない。（主観）

ぴなな（特殊ひきこもり） @piospe

プライバシーバイデザインの「可視性と透明性：プライバシー対策は全てのステークホルダーから可視的、透明である。 」Suica利用者はステークホルダーか？　ってのは気になる所。