鳳翔の艦娘講座 名取さん編

鳳翔 @Housyou_kankore

さて、E2に２回ほど向かったのですが、２回とも大破させられてしまい、継戦を断念しましたので、本日の #鳳翔の艦娘講座 を始めたいと思います。 いつもの様に拙いお話ですが、酒の肴・寝物語と聞いて頂ければ幸いです。 本日の艦娘さんは、「軽巡洋艦　名取」さんです。

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E2等のイベント海域の突破は運もあるのでしょうかしらね？ふふっ。

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名取さんは、長良型軽巡洋艦６人姉妹の３女に当たります。 長良型軽巡については、先日鬼怒さんの解説の時にお話をしましたので、ここでは省かせて頂きます。

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さて、名取さんですが。 １９２０年１２月に起工、１９２２年２月に進水、同じく９月に就役をします。 １９２７年１２月には第２艦隊第２水雷戦隊の旗艦になります。 １９３３年５月、第１艦隊第７戦隊に編入されます。

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１９３６年１２月、第１艦隊第８戦隊に編入され、中国南部で活躍します。 １９３８年１２月、第５艦隊第９戦隊に編入、引き続き中国南部の作戦に従事します。 とまあ、太平洋戦争開戦前は名取さんはあちこちの艦隊を渡り歩いて活動をされていました。

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１９３９年９月、一旦予備艦となり、旗艦としての機能増強の為の改装を受けます。 １９４０年１１月、第２遣支艦隊第５水雷戦隊の旗艦となります。 この遣支艦隊と云うのは、水雷戦隊を基準とした任務部隊の集まりで、第５艦隊を改称してそう呼ばれています。

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１９４１年４月、第５水雷戦隊は第３艦隊に編入されます。そのまま、南部仏印進駐作戦に参加します。 太平洋戦争海戦後、１２月にはフィリピンにてB-17の至近弾を受け損傷していますが、そのままリンガエン湾上陸作戦に従事しています。

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その後、マレー部隊に編入、第２次マレー上陸作戦に参加しています。 １９４２年１月、蘭印部隊に加わり、ジャワ攻略作戦に参加。 １９４２年３月、バタビア沖海戦では米重巡ヒューストンの撃沈支援を行っています。

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同じ月に、第２南遣艦隊第１６戦隊の旗艦となり、ここで姉妹艦の長良さん、鬼怒さん、五十鈴さん達と共に、１９４３年１月まで東インド方面の警戒任務に従事します。 １９４３年１月９日、アンボン港外で敵潜水艦の雷撃を受け後部を切断。同じく２１日にはB-24の攻撃により損傷を受けます。

夏仕様垢 @Kisei_Inora

@Housyou_kankore おのれ米帝め

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シンガポールにて応急修理を行い、舞鶴に帰還。 この際、修理と合わせて近代化改修を受けています。 内容は、７番砲塔を撤去してその後に１２．７ｍｍ連装高角砲を装備、５番主砲の撤去、前部魚雷発射管の撤去、後部魚雷発射管を四連装酸素魚雷発射管に換装、等がされています。

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過去の一説では酸素魚雷発射能力はなかった、と云う説もありましたが、今ではこの改装で発射能力はあった、と云う説が有力とされています。 修理・改装が終わった後中部太平洋方面艦隊に編入されます。

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その後しばらくは訓練を行っていましたが、１９４４年５月、第３水雷戦隊に編入され、ダバオへ防空隊の輸送任務に従事します。 翌６月にはマリアナ沖海戦に参加。機動部隊の補給隊を護衛します。

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その後連合艦隊付属となり、フィリピンからパラオへの輸送作戦に従事しますが、１９４４年８月１８日、サマール島東方水域で米潜ハンマーヘッドの雷撃を受け、沈没してしまいます。

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その際、乗組員のうち１８３名がカッター３隻に分譲しまして、１３日間にも及ぶ航行の末、ミンダナオ島スリガオに入港しました。 これがかの有名な「名取短艇隊」の航行のお話です。 ですが、これだけを聞くと「凄い」というお話で終わりそうですが、実はこれにも裏話というのがありまして。

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と云うのも、そのカッターには満足な航法装置もなく、当然水・食料も不足した状態。 カッターがどちらへ、またどこへ向かって居るかも満足に解らぬ、つまりは生きて帰れるかどうかも解らない状態の中、生存者の中で最高位だった人が「とにかく漕げ」と命ずる。

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そんな切羽詰まった状況でしたから、乗員の人達の中ではその指揮官を手にかけてしまおう、等と言う話まで出ていたそうです。 そんな事もありましたが、最終的には１３日の航海の末生還しました。

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このお話は、後に本に起こされていますので、興味がある方は読んでみて下さい。 以上が、名取さんの戦歴でした。

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名取さんの諸元ですが。 全長１６２．１５ｍ、全幅１４．１７ｍ、基準排水量５１７０トン、速力３６ノット。 改装時で１４ｃｍ単装砲を５基５門、 １２．７ｃｍ連装高角砲を１基２門、 ２５ｍｍ三連装機銃を２基６丁、 ２５ｍｍ連装機銃を２基４丁、 ２５ｍｍ単装機銃を２基２丁、

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１３ｍｍ連装機銃を１基２丁、 ６１ｃｍ四連装酸素魚雷発射管２基８門、 ２１号対空電探１基、 水中聴音機１基、 １１０ｃｍ探照灯３基、 を装備して居ました。

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なお、海上自衛隊の艦娘ちゃんには名取さんの名前は引き継がれて居ない模様です。 なお、「なとり」という名前の船自体は、海上保安庁さんの船に過去にあったそうです。

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それでは、艦これでの名取さんの紹介です。 何時も云っています通り、提督さん達には改めて説明するまでもありませんとは思いますが。

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長良型軽巡洋艦３番艦、兵器スロット２、１４ｃｍ単装砲を装備。 速力高速で射程は中。 レベル２０で改造が可能です。 改造後は兵器スロットが３に増えて、１４ｃｍ単装砲、６１ｃｍ四連装酸素魚雷、零式水上偵察機を装備します。

鳳翔 @Housyou_kankore

提督の皆さん、鎮守府に名取さんがいらっしゃいましたら、是非水雷戦隊の旗艦、水雷隊の一員として運用して下さいね。

鳳翔 @Housyou_kankore

以上で、本日の #鳳翔の艦娘講座 、名取さん編を終了したいと思います。 ご静聴ありがとうございました。 先に云いました通り、明日は任務で遅くなりますので #鳳翔の艦娘講座 はお休みを頂きます。 明後日以降の次回の艦娘ちゃんは、重巡洋艦「妙高」さんです。お楽しみに♪