KyotoCMEX2010コンテンツセミナー(京アニの八田英明社長による講演会)

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藤田功博/Takahiro Fujita @fujita_nzm

(3)山田監督はやや緊張気味ながらも、考え方の骨格や、アニメ化にともなう緊張感などがリアルに伝わってきて面白い。「まずは自分が1番のファンになろう」という考え方は同じ「作り手」としてとても共感できる。 #cmex2010

2010-09-30 18:33:51
pany pony @panypony

山田「けいおんには親が存在しない。 でてこない。どうやら原作者さんが守りたい世界らしい。けど、アニメでは生活している空気感、生活感をだしたかった。そこで、クラスメイトの方をだして親密感というのを感じてもらえるかと思った。生きてる感じをだしたかった。」 #CMEX2010

2010-09-30 18:34:01
pany pony @panypony

ムラモト「女性の監督がいいだろう。ちょっと前まで女子高生だった。キャラクターが生きているような世界観を大事にしたい。リアルっぽさ。生っぽさで気をつけたことは?」 #CMEX2010

2010-09-30 18:34:43
pany pony @panypony

山田「アニメではっぽい表現を減らした。 まんがっぽい表現はでてくるんですが。日常の芝居。絵を変形させてどかーんとやるケレン味、醍醐味はおさえて、女の子が動いているということを第一においた演技付をしました。」 #CMEX2010

2010-09-30 18:35:45
藤田功博/Takahiro Fujita @fujita_nzm

(4)画面の中でキャラクターが生きているということを意識。「リアルな女子高生像をつくろうとするにあたって、ひとつひとつの動作、=「日常芝居」を自然に、実際に真似できるような演技付けを行った。派手なアクションシーンなどを省いて日常を演出した」。 #cmex2010

2010-09-30 18:35:49
pany pony @panypony

ムラモト「弊社には160人のスタッフがいる。いろんなスタッフとのチームワークは?」 山田「よく話し合った。撮影、設定、 色彩設計など色々な人に作品の魅力を伝えるためにためにミーティングをした。意思の疎通と愛情の疎通をはかろうとした。」 #CMEX2010

2010-09-30 18:36:59
pany pony @panypony

ムラモト「入社何年め?」 山田「いやー数え忘れましたね。一桁は一桁です。」 #CMEX2010

2010-09-30 18:37:40
pany pony @panypony

(専門学校生になにか?)山田「作品が自分のエゴにならないように気をつけている。」ムラモト「そろそろ時間ですので、 最後にEDをみていただきます。 プロモ風になっているですが、注目点は?」 #CMEX2010

2010-09-30 18:39:07
pany pony @panypony

山田「1つめのオープニングは素人カメラを意識した。仲間内でカメラを固定して下手な編集をくりかえしてなんとか一本とったというをねらった。エンディングはプロデビューしたという妄想を形にした。なるたけほんものっぽく。」 #CMEX2010

2010-09-30 18:40:26
pany pony @panypony

山田「カメラワークも実写に近いかないと。思います。」(エンディングは流れる) #CMEX2010

2010-09-30 18:41:03
藤田功博/Takahiro Fujita @fujita_nzm

(5)オープニングの映像に関して「オープニングは素人が彼女らを撮影するとという想定になっている」エンディングの映像について「エンディングはプロが彼女らを撮影するというイメージで映像作りを行った。しかしキャラクターたちの脳内映像です笑」 #cmex2010

2010-09-30 18:41:13
pany pony @panypony

(監督照れながら退場) #CMEX2010

2010-09-30 18:42:59
藤田功博/Takahiro Fujita @fujita_nzm

(6)控え室での短いやりとり「八田さんや山田さんはあまり講演や取材で前に出られることがありませんね、なぜでしょうか?」「私たちは作品が全てと思っているんです。表現したいことの全てを作品にこめていますので、逆に言葉で話すことってないんですよ」 #cmex2010

2010-09-30 18:44:42
pany pony @panypony

(社長登壇)八田「けいおんという作品はオリコンをせっけんした。リッスンでしたっけ?ちょっと忘れましたが、良い成績をあげられた。パッケージもブルーレイ、 パッケージにつき4万とヒットしている。」 #CMEX2010

2010-09-30 18:45:12
pany pony @panypony

八田「なぜ、京都からヒットが生まれるのかとよく聞かれる。「消失」は小さな劇場数からはじまった。全国21。それが8億4千万までいった。また、これから世界にもでていくだろう。」 #CMEX2010

2010-09-30 18:46:40
pany pony @panypony

(一気に話が生々しくなったなう) #CMEX2010

2010-09-30 18:46:58
pany pony @panypony

(一気に話が生々しくなったなう)八田「京都は、自分で作品をつくっていかなければ仕事がまわってこない。東京だったら助け合える。」(業界の現状編へ) #CMEX2010

2010-09-30 18:48:52
藤田功博/Takahiro Fujita @fujita_nzm

(7)再び八田社長「京都は文化の集積地であり、私たちもそれらが大好きだし、ここで多くのクリエイーターが育っていることはとてもうれしい。しんどい時期もあったが、東京に負けない、京都発信のコンテンツを絶対にヒットさせるという信念で25年間やってきた」 #cmex2010

2010-09-30 18:50:04
藤田功博/Takahiro Fujita @fujita_nzm

(8)「技術の高度化は画一化も招いている。独自性や個性がない。ユーザーがそれらを求めるのかは別問題。独自性が絶対に大切。高度で早くデータをやりとりできることは地方企業にとってメリット」。雑誌業界もおんなじことが言えるかもしれない。

2010-09-30 18:51:58
pany pony @panypony

八田「データ通信が早くなってきた。ここ色パカおこってるよー。という時に、 データのやりとりがはやい。京都でもできる。地方での、製作もひろがってきた。」 #CMEX2010

2010-09-30 18:52:22
pany pony @panypony

八田「別に東京でなくてもできる。徳島の会社もある。富山でつくっている会社もある。地域性もで始めている。アニメは表現だけど、色々なことが複合している。テレビ局とのコラボ。東京に染まっていないアニメはが生まれている。」 #CMEX2010

2010-09-30 18:53:43
藤田功博/Takahiro Fujita @fujita_nzm

(9)「徳島や富山でがんばっている会社もある。今年前半はコアなファンに向けた単館系アニメがヒット。知名度の高い作品は劇場数を増やして高品質化。配収とパッケージで利益を出す。TV放送以外の展開が顕著になっている」。ネットでの独自展開も計画されているそうです。 #cmex2010

2010-09-30 18:55:20
pany pony @panypony

八田「テレビ放送以外の展開が顕著。コアな作品を劇場にしてパッケージで回収していくスタイル。海外展開。コアなファンはいるが、まだまだ売り上げにはつながっていない。(参考文献「日本と世界のコンテンツ市場データベース」2010。)」 #CMEX2010

2010-09-30 18:56:37
pany pony @panypony

八田「山田は色々な人の力をたばねられる。助けてやろうとなる。だから、学生の方はコミュニケーションを大事にしてほしい。と、同時に映像は、予算の都合でこれだけの枚数にしていくということはしたくない。」 #CMEX2010

2010-09-30 18:58:17
藤田功博/Takahiro Fujita @fujita_nzm

(11)「自立する努力と研究・独自性が鍵になる。予算の組み方、見積の立て方も独自性が必要。京アニでは見積に合わせて製作枚数を決めることはないようにしたいと考えている。元請け・下請けという関係を超えることが重要」。 #cmex2010

2010-09-30 19:00:00