- Kagamikimihiko
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富野クラスタの人の間でゼロ年代富野作品反省会ムードになってますが、別に単に批判したいわけじゃなく、それだけ期待も寄せてるのでその辺りは誤解しないで頂きたい。
2013-09-06 00:55:46@Sensyu_Chris イデオンの空間認識がテーマだったみたいですが、どんな感じでした?やっぱ戦闘シーン?私はどんどん射程距離が伸びてく所や、イデオンの分離パンチとかが好きです
2013-09-06 01:01:00@nuryouguda 富野さんの空間認識云々は「イデの導き」とか「プレッシャー」とかでキャラが同士が絡む描写は結果的には現代のネット社会を表していて斬新などの話をされてました。ちなみに私は亜空間で一瞬だけDSドライブかけて敵の攻撃よけつつ倒す描写が好きです。
2013-09-06 01:07:41ちなみに生放送前ちょうど目の前にいた宇野さんに「破嵐万丈 憂鬱ミュージアム」見せたら、このシリーズは全体的にはつまんないけれど、この巻だけはすごく好きだと話を振ってもらいました。 #tomino
2013-09-06 01:14:43@Sensyu_Chris ちょっと伺いしたいですが、宇野氏はクロボンのトミノ分に対するご意見がどういうものなのでしょうか。
2013-09-07 16:00:31@kaito2198 要約すると「トビアがベルナデッドを救う幼児的な正義感、家父長制的なマチズモ(強い男の子が、弱い女の子を守る)ための方便として機能している。(続く
2013-09-07 20:19:23@kaito2198 同作は「裁く父」から「封じ込める母」へと象徴秩序の変化したことで行き場を失った富野作品に対する、新教養主義を利用した家父長制的なマチズモの復権を支持する立場からの批判として位置づけできる(続く
2013-09-07 20:25:06@kaito2198 だが長谷川のこの立場は富野作品の根底を成していた母性のディストピア問題を無視することで成り立っている。子供達への無邪気な信頼は常に無批判な幼児的居直りを可能にしてしまう危険性と隣り合わせなのだ。 (「ゼロ年代の想像力」より抜粋。)
2013-09-07 20:30:01@kaito2198 まぁ要約はここまでですが、あくまで要約なので詳しく理解したいのであれば実際にゼロ想の著書を手にとって頂くことをお奨めします。
2013-09-07 20:32:27@Sensyu_Chris なるほど、ドゥガチは一般的に「トミノキャラ」と思われる通念に反して、完全に長谷川キャラというわけですね。
2013-09-07 20:32:34@kaito2198 私はドゥガチは長谷川氏が考える「富野系悪役」だと思います。結果的に彼はトビアに敗北しますは、ドゥガチ自身の怨念を完全に葬ることができたかいわれると葬りきれなかったと思ってます。
2013-09-07 20:39:27@Sensyu_Chris ありがとうございます。 別に金を払ったまで聞いた感想をそのまま頂くつもりではないのですが、今回に何か新しい指摘があったかについて伺いしたいですね。
2013-09-07 20:38:45@kaito2198 まぁこの間の講義では宇野さんはクロボン(無印)について露骨に興味ないと云ってましたが、私はゴーストはVガンダムの抱える母性ディストピア問題に対して、長谷川氏なりに真摯に解答を打ち出そうとしていて好感が持てます。
2013-09-07 20:44:38@kaito2198 無印だけでいえば長谷川作品だと思いますね。ただゴーストはVガンダムに対してのアンチテーゼをメタ的ではなくかなり直裁的に行ってるので今後の展開を見守っていきたいですね。
2013-09-07 22:22:19@Sensyu_Chris ありがとうございます。過ぎる論は嫌ですけど、ドゥガチを正確に指摘した点に関しては素直に宇野氏を評価したい。
2013-09-07 22:27:34@kaito2198 横槍を入れるようで難ですが、宇野氏はドゥガチ云々というよりは、宇宙世紀を少年の成長願望を満たすための受け皿として描き直して、富野的な問題意識を無視されてしまうことを批判しているのだと思います。
2013-09-07 22:36:18@Sensyu_Chris うーん、まだ考える必要はある問題ですよね。クロボンを白の時代へのターニングポイントとして取る見方は存在していますが、正直そこまでの問題意識が存在しているかに、自分もやや懐疑的なのです。そういう意味でも、論客にはもっと小説を論じてほしいものです。
2013-09-07 22:41:29先日の「プレ・母性のディストピア」すごい良かった。一言で言うと「イデオンから時空を超越するNT描写を経て黒歴史に辿り着く富野由悠季の想像力は、インターネット時代を完全に射抜いている」という内容。いろいろと納得すること多く、目からフィンファンネルだった。
2013-09-07 22:37:12先日、宇野さんの「プレ・母性のディストピア 富野由悠季」に行ってきましたが、イデオン、黒歴史、ニュータイプ演出の再解釈はすばらしかったです。ということで、どの富野作品を見返そうかな。
2013-09-08 03:35:53