
『BEGINNING of GUNDAM RECONGUISTA in G 〜富野由悠季から君へ〜』富野由悠季総監督への取材に関するツイートまとめ

富野由悠季ドキュメンタリー情報解禁されました! g-reco.net/product.html 盟友宇野常寛さんにも出演してもらっています。
2014-08-09 22:19:12
密着取材が始まる直前に打ち合せで富野由悠季監督と会ったときのこと。最初は笑顔で話していた監督が「アナタも現場の人間でしょう?撮影に入ったら優しくは出来ません。覚悟して下さい」って言われてドキリとした。監督の眼光はすごく鋭くて。少し震えたのを憶えている。
2014-08-15 17:48:27
富野監督は「現場の人間」って言葉にこだわっている様子だった。世界的な巨匠なのに、こちら側を「同じ作り手」として扱ってくれたワケです。これは大変嬉しいことでしたが、後に恐ろしいプレッシャーになりました。
2014-08-15 17:56:00
ちなみに富野監督のこの「現場の人間を対等に扱う」という姿勢はいつも誰に対しても一貫していて心底、驚かされました。 もちろんそれは「誰に対しても手加減しない」という事と同義ですので時には・・・(後略。
2014-08-15 17:59:14
富野由悠季監督に密着初日、、。 すっごい暑い日だった。朝11時にスタジオにやってきた富野監督。 着くなり猛烈な勢いでレイアウトチェック。自分で直しを真っ赤な色鉛筆で 始めた。その赤鉛筆が監督専用になっていて驚いた。
2014-08-22 15:06:25
富野監督が若い頃、沢山のアニメスタジオでコンテ切りまくっていた話は知っていたけれど、今はもうそんなに自分で絵を書かないと思っていたので びっくりした。
2014-08-22 15:10:45
鬼気迫る様子で直しを入れる監督。 スタジオにはまだ他のクリエイターの姿はなく監督のペンの音が響き渡って、、。カメラ回しているこちらとしてはメチャクチャ興奮した!
2014-08-22 15:11:12
とにかく初日でわかったのは監督の集中力の凄さ。だって食事以外5分も休憩取らないんだもん! 仕事人として生産能力半端ない。 カメラ回して一日で本当にフラフラに鳴りました。僕は結構体力ある方なのに、、!
2014-08-22 15:16:24
密着していて気がついたのは富野由悠季監督が若手スタッフとの打ち合わせをすごく大事にしていたこと。 特に30代で演出をされている吉沢さんとのディスカッションは熱を帯びていた。 内容はやはりというか話題がアニメのことだけじゃないわけ!!
2014-08-25 10:54:37
アニメと同時に現実社会のことを語りながらの打ち合わせ。 富野監督は「空想のもの」を異常なリアリティで話すので、どっちが本当の世界かわからなくなる瞬間さえあった。
2014-08-25 10:58:19
富野監督は総じて自分よりも年下のクリエイターに何かを伝えよう、残そうというベクトルでずっと動いているように見えた。 自分の演出術をナイショにしないでドンドン後輩に渡す、、。撮影していて「あ!あの名場面はこうして生まれていたのか!」と膝を打つ瞬間がたくさんありました。
2014-08-25 11:03:26
そして富野監督の面白かったのは、「自分だけで決めない」ところ。 相手が全然キャリアが浅くてもスタッフに意見を求めて、納得したらそれを反映するんですね。全く独裁者じゃない。 熱い説教と合議対等が入り乱れるサンライズ第一スタジオはホワイトベースに見えた!これは本当に。
2014-08-25 11:08:20
富野由悠季監督をドキュメントしている時。ちょこっと監督が席を外された際にはデスクや本棚に置いてある資料を撮影させてもらってた。富野監督は普段どんなものから情報収集してるんだろう?って。
2014-08-26 08:03:28
目についたのは膨大なビジュアル資料。やはり宇宙関係のものが多かった。意外だったのは「ヨーロッパ建築」や「ヨーロッパ・インテリア」関係の写真集。ものすごい分厚さだった。後はドキュメンタリーにも登場する富野監督と等身大ガンダムの記念写真が飾ってあった。
2014-08-26 08:18:20
それで、そうしたビジュアル資料の中一冊だけいわゆる書籍が混じっていてそれが宇野常寛氏の「静かなる革命のブループリント」だったんですね。ちゃんと付箋まで貼って。 富野監督、若手批評家の本を読むんだと驚き、即宇野氏に出演依頼をし、インタビュー出演してもらいました。
2014-08-26 08:23:00
富野由悠季監督の密着ドキュメンタリー取材2日目。 この日は朝から風が強かった。監督のスケジュールは「実物大ガンダムを動かそう」プロジェクトの記者会見に出演してスピーチすることだった。
2014-08-28 03:03:40
富野監督は朝からずっとスピーチの原稿をチェックしていた。 会場に着いたらまず下見。会場をくまなく歩き回って「どこの角度」からも記者会見がきちんと見えるかどうか?を気にしているようだった。
2014-08-28 03:04:08
富野監督はこうした「人が人に何かを見せる場」に行くと絶対に「どういう演出が施されているか?」を常に気にしていた。それで気になるところがあったらすぐにスタッフに伝えてた。その時の口癖は「僕は演出家ですよ!」このセリフを口にする監督はカッコよかった!
2014-08-28 03:04:34
富野監督のこの普段から使う言葉のセンスがあの独特のセリフ回しを生んでいるんだと感じました。 そして肝心の提言は2回行われたんですが、一回目と二回目で全然違うことを話し始めるワケです!
2014-08-28 03:08:10
この提言本当に素晴らしかった。富野監督は同じ事象や現象を常に二つ以上のベクトルで捉えているようだった。富野作品の「登場人物のそれぞれの思惑の複雑さ」はここから産まれているように思えた。
2014-08-28 03:11:57
富野由悠季から君への密着ドキュメンタリー取材三日目。この日は第二話のアフレコだった。アフレコ現場に富野監督は真っ赤なシャツを着て現れた。
2014-08-31 02:09:53