『BEGINNING of GUNDAM RECONGUISTA in G 〜富野由悠季から君へ〜』富野由悠季総監督への取材に関するツイートまとめ
富野監督はキャップやシャツを見ても分かる通りかなりオシャレ。コムデギャルソンを着ていることが多いように思った。(タグまで見た訳ではないので半分想像です)
2014-08-31 02:10:08G レコのアフレコが始まる前に嶋村侑さんに取材。若い嶋村さんがガンダムをどう見てきたのか?富野監督をどう思っているのか?などヒアリング。ナレーションの文章に活かせる面白い話が沢山聞けた。
2014-08-31 02:10:35嶋村さんはすっごく意思のはっきりした女性で自分の意見をちゃんと持っていて感心した記憶がある。思ってもないのに無理やり人を褒めてもすぐに分かる。嶋村さんは分からないことは分からないとはっきり答えるのですごくコメントに説得力があった。
2014-08-31 02:10:39富野監督が嶋村侑さんをアイーダに起用した理由が分かった気がした。同時にドキュメンタリーのナレーションをお願いしてよかったと思った。G レコ二話のアフレコでは監督はどんな演出を施すのか?ドキドキしながら取材。富野節全開のセリフ回しのアフレコが始まった。
2014-08-31 02:11:10富野監督がG レコのアフレコで一番気にしていたのは「皆がそれぞれに自分の意思を持って行動していること」=「みんながみんなバラバラの事を考えている」ことを表現しようとしていたように思う。これはとても高度な演出で、つまり声優さんたちは自分以外のセリフも台本で読んでいるから
2014-08-31 02:15:39相手がどんな感情を持っているか?分かった上で芝居をしている。でも現実社会では、相手が自分の言ったことになんて反応するのか?どんな感情で受け取るのか?なんてわからないでしょう?だから時にドキドキしながら話す訳で
2014-08-31 02:17:31富野監督はその「現実社会での会話の感じ」をあの手この手で取り入れようと演出をしていたように思う。つまりアニメーションという完全に人の手が作り上げる世界の中に、現実社会いわばドキュメンタリー要素を取り込もうとしていたワケです。
2014-08-31 02:18:50うーーむ。とこれはうなりました。富野作品を見ていると相手のセリフを勘違いして受け取ったり、会話がすれ違うなんて言う普通のフィクションではあまり見られない場面が結構あります。ずっとどうしてあんな分かりにくいことするのかなって思っていたけど、
2014-08-31 02:20:51アフレコを取材していてようやく理解できたように思います。監督もG レコ二話のアフレコ後のできばえをすごく気に入っていて、カメラの前でも貴重なコメントを沢山してくれました。
2014-08-31 02:21:59このアフレコ現場でも富野監督は自分の演出の秘訣をスタッフに伝える時、ほんのちょっとだけ僕にアイコンタクトを送ってくれる時があった。それは「今から喋ることをちゃんと記録しろよ!」「他の人に伝えろよ!」というメッセージだったと思う。正直カメラ回してるだけで何度か涙ぐんでしまった。
2014-08-31 02:24:14なんで涙ぐんだかというと、富野監督は「自分の理想を完璧に再現する」「納得行かなければちゃぶ台をひっくり返す」わけじゃなくて(時には例外もあるでしょうが)予算やスケジュール、様々な制約をなんとか守ろうとするんですね。
2014-08-31 02:29:18そりゃもうG レコは長い長いテレビシリーズですから、二時間の映画みたいに全カットをコダワリ抜いていたら単純に出来上がらない訳です。富野監督はそうした現実的な制約にぶつかった時に、なんとかアイディアをひねり出して乗り越えようとしていた。
2014-08-31 02:31:39富野クオリティに、ガンダムクオリティにG レコを持っていくには?観客を面白がらせるにはどうしたらいいか? 悩んだりスタッフと対等にディスカッションする富野監督。(勿論天才的にすごい訳ですが)最後まで粘りに粘ってアイディアを出す努力の人という一面も撮れた。
2014-08-31 02:34:31富野由悠季監督は輝かしい実績があり、楽をしようと思えば幾らでも楽できるのに。つまりそれは文化人としてもっともらしいコメントを発進するだけでも十分やっていけるってことです。それでも新作のG レコを作って作品を通して世の中に何かを言おうとしてる。すっごい努力して!と胸を打たれた
2014-08-31 02:41:07落合陽一さんがアーサーCクラークの「充分に発達した科学は魔法と見分けがつかない」という言葉を引用されている時期でもあったので、富野監督とG レコを密着している時「充分に考え抜かれたアイディアは天才のひらめきと見分けがつかない」というフレーズが頭の中に浮かんでいました。
2014-08-31 02:45:36明日は8月最後の日曜日。多くの方がG レコを見に劇場に行かれると思います。ぜひ富野監督密着ドキュメンタリーBlu-ray「富野由悠季から君へ」よろしくおねがいします。また舞台裏つぶやきます。
2014-08-31 02:48:42「富野由悠季から君へ」密着ドキュメンタリー取材4日、5日目 この二日間は大阪主張に同行。新幹線に乗って品川から大阪へ。抜けるような青空が広がっていた。
2014-09-03 00:29:43富野由悠季監督は若干テンションが低めに見えた。大阪へはファーストガンダムの設定資料を中心に展示した「機動戦士ガンダム展」のレセプションに参加するためだった。
2014-09-03 00:30:06前も書いたとおり富野監督は「現場の人間」という言葉にこだわっていた。それはつまり自身が現場でアニメーションつくりをしている時が本来の「富野由悠季」であり、一番楽しそうであり、それ以外の場に行く時は
2014-09-03 00:30:22いつもよそ行きのオーラを漂わせていた。展覧会場についたらたくさんのスタッフがお出迎え。 大阪が富野監督の降臨に色めき立っている様子だった。
2014-09-03 00:30:59展覧会主催の朝日新聞の方のお話を聞いていると40ちょいの年齢で子供の頃ファーストガンダムを食い入るようにみていたそう。 ガンダム世代が40-30代という社会の中核になってきている実感があり、
2014-09-03 00:31:19富野由悠季から君へのインタビュー部分は彼らガンダムフォロワーが現実社会にどう影響を与え始めているのか?をテーマに設定することを決める。
2014-09-03 00:31:34富野由悠季監督は展示をみているうちにものすごくテンションが上がって上機嫌に。いつもよりも饒舌になっていた。普段はほとんど見せない「過去の作品を振り返る」、「自分のことを語る」と姿が出始めた! これは東京から飛び出たということと、関西側の記者の方たちの質問が的を得ていたからだと思う
2014-09-03 00:33:53う、すいません。睡魔が、、、。 続き数日中にかならず書きます。 またgレコの上映はあとわずか。限定Blu-ray「富野由悠季から君へ」をよろしくお願いします。なんとか続編を作って傑出した作家の貴重な映像を残したいのです。それは未来にとってとても意味のあることだと信じています。
2014-09-03 00:37:05G レコメイキング「富野由悠季から君へ」の密着取材で饒舌になった富野監督が大阪で語り始めた。(順番は前後してると思います) まず驚いたのはアムロとシャアの名前の由来について話し始めたこと!
2014-09-06 00:13:19