「シリア撃つべし!」主要な内戦介入賛成論のまとめ
- gryphonjapan
- 8436
- 6
- 2
- 0
反政府側は、ビルごと吹き飛ばすような荒業を何回か試みた。当時は、ムスリム同胞団の仕業と言われたものだ。総理府、空軍省、バース党、徴兵事務所、ソ連の軍属が住んでたマンション、あたりが吹っ飛ばされた。 政府の発表は、たいてい、不幸なガス爆発
2013-09-07 03:58:22シリアに限らないが、内戦だの衝突だのというが、よほどひどくなってこない限り、市民の生活はふつうにつづいている。 ただし、家族で、レストランでふつうに食事している横に止められた自動車が、突然、爆発し、ふつうに食事していた家族が跡形もなく消える―こういうことの連続を内戦という
2013-09-07 04:01:39こういう事態が重なっているシリアに、空爆による大規模な攻撃を加えるか、否かというのが、現在、国際社会がシリアに対して判断を求められている問題。化学兵器をアサド政権側が使ったのは間違いないと思うのだが、そういうことも、あっ、起きちゃったね、と淡々と処理されるのが、内戦というもの
2013-09-07 04:04:23シリアを「良い国」か「悪い国」かなどと分類しても何の意味もない。国民を殺すことにおいてシリアなみに躊躇しない国は他にもあるから、シリアが特段に残忍な国というわけでもあるまい。国民に銃口を向け、ついこないだ虐殺をやってのけたエジプトのシシ軍事政権も似たようなもの。
2013-09-07 04:07:36だから、化学兵器を使ったから「最後の一線を超えた」ということで攻撃を受けるのも、やむをえないこと。攻撃する側の諸外国も、化学兵器を使ったシリアも、別に、客観的・中立的基準によって「一線」を測っているわけじゃない。そのときの「風向き」「思惑」などによって攻撃が発生する。
2013-09-07 04:10:01今回のシリア攻撃について言えば、一番、「じゃあ、やるか」という空気が醸成しにくいケース。先頭に立ってるアメリカでさえ、やる気がないのが見え見え。イスラエルにとって脅威が具体化されないと、アメリカも出ていく理由がない。しかし、日本人は、シリア情勢を外部者として傍観しないほうがいい
2013-09-07 04:11:58アサド政権側について、武器弾薬から化学兵器の材料あるいは現物、あらゆるダーティな物資を補給している国は、ロシア、中国、イラン、北朝鮮。イランを除けば、みんな日本の隣国
2013-09-07 04:13:51内藤教授は「シリア軍事介入に反対の人が間違っていると思わない」というが、いや、明確に間違っている。介入以外にもっといい策があるというなら別だが、実際のところ、2年間に11万人という虐殺をそのまま続けさせろということにしかならない。中立は虐殺の荷担に等しい。
2013-09-07 08:03:29「使用者を特定せずに化学兵器の使用を非難する」という決議にすら露は抵抗した。つまり、露の国連安保理機能妨害は、機能妨害そのものが目的だということだ。潘基文事務総長はそれを知った上で、「安保理を通さねば国際法違反」などと主張。つまり、中立ではなく、露の立場に付いている。
2013-09-07 08:18:42国連は戦争をなくすという明確な目的を持ち、世界政府の準備機関として発足した。しかし、世界は今、国連なしで紛争を解決しなければいけない場面に直面している。イラン、ヒズボラがすでに軍事介入し、露が背後でそれを支えている中で、米国でなくてもいいから、誰かが状況を食い止めなければならない
2013-09-07 08:25:27「国連の調査結果を待つべき」という主張があるが、国連調査は使用者を特定しない。つまり、「二週間以上かかる」という調査は時間の引き延ばし以上の意味を持たない。潘基文事務総長の態度で明らかなように、国連は中立ですらない。事実上アサド側、露・中側に立っている。
2013-09-07 08:28:49ネイキッドロフトで「介入反対派」として高遠菜穂子さんが主張した「日本の市民が大人数で『介入』すべき」というのはいいアイディアだ。が、実際にはアサドは介入市民を全員殺害して一瞥だにしないだろう。「イスラム過激派テロリストのしわざ」と発表するぐらいが関の山。それを理解した上でやるべき
2013-09-07 08:35:19日本の新聞を見ても、日本がアメリカの後方支援でシリア介入に乗り出すことに反対の論調が多い。イラク戦争の時の、ブッシュ政権の「嘘」を思えば当然。だが、今回オバマは「嘘」をついていない。オバマがブッシュとは違うことを、もう少し冷静にみるべきだろう。
2013-09-07 11:30:32G20で、シリア介入に反対する国を列挙するプーチン大統領の勝ち誇った様子。これでアサド政権の虐殺への高笑いが聴こえる。他の国には類例を見ない残忍さで決して国際協調しないことを世界は知るべきである。
2013-09-07 11:34:46イラク戦争の時、ブッシュ政権の主張には何ひとつ理屈が通っていなかった。なぜ、突然、イラクに戦争を仕掛けるのか、アメリカが唱えていたテロとの戦いはイスラム過激派との戦いだったのに、イラクにはイスラム過激派はいなかった。フセイン政権がどれだけろくでもない独裁者だったとしても
2013-09-07 11:40:58大量破壊兵器も、持っていなかった。フセイン体制を破壊した後、イラクは宗教過激派の巣窟となり、スンニ派とシーア派の宗派抗争の主戦場と化した。いまやイラクという国家が分裂寸前。
2013-09-07 11:43:13あれだけの大嘘でイラク戦争を始めたブッシュ政権。次のオバマ政権は、新たな戦争に乗り出す理由がない。シリア介入は、化学兵器使用による人道の危機への懲罰介入。それでさえ、アサド政権側だけでなく、市民に被害が出ることは確実だが、やらないと政権側は勢いを増し、反体制派の市民は虐殺される
2013-09-07 11:48:43今回はオバマを信じてやんなよ。アメリカはシリアに権益がない。化学兵器使用は反体制派だと主張するロシアは、「シリアに中東で唯一の大規模な基地」を持つてる。アサド政権はロシアにとって中東との唯一のパイプ。だからムキになって擁護している。
2013-09-07 12:08:35イスラエルでさえ、シリアへの戦争を考えていないだろう。ヒズボラとヌスラに高度な武器が渡る場合、イスラエルはピンポイントで攻撃する。しかし、アサド政権とヒズボラとヌスラと自由シリア軍が互いに潰しあいをしてくれる分にはイスラエルは傍観。
2013-09-07 12:14:27アメリカが傍観から一歩踏み出すのは、化学兵器使用の証拠をつかんだ場合。そのアメリカでも、アサド体制を倒すとは一言も言ってない。倒すと後が厄介なので、軍事拠点を叩くだけ。
2013-09-07 12:16:57好きや嫌いという感情ほど、中東の情勢を読む時に邪魔なものはない。だが、残忍なものは残忍なのであって、残忍な性格の政権に猶予を与えたら優しくなることなどあり得ない。アサド政権を叩く必要があるのは、残忍な攻撃性に多少の歯止めをかけるために過ぎない。焦るロシアの方が見苦しい。
2013-09-07 13:06:03@SeiichiMizuno ただ現状放置した場合アサド政権は相手を全滅するまで追いつめます。ユーゴ紛争でNATOは介入しなくてよかったのでしょうか。戦後処理で新たな問題は生じたでしょうが、虐殺は止まりました。一度普段反米の同志社内藤正典氏の意見一瞥を@masanorinaito
2013-09-07 13:45:33米紙にシリア軍兵士を殺害する反体制派の写真が載ると、今度は、アサド政権側に同情が集まる。馬鹿げたナイーブ。
2013-09-07 14:21:23今回、フランスやイギリスが慎重に見えるのは「慎重」なのではない。アメリカが、人道上、一線を超えたアサド政権に懲罰的攻撃を加えるにしても、それに付き合うメリットがないから。シリアの石油程度では付き合うに値しない。急に英仏が善人になるはずがない
2013-09-07 16:21:23