早野先生にインタビュー(2013年9月7日)
- leaf_parsley
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先日(9月7日)に横浜で早野先生の小中高生対象のお話会がありました。(かーちゃんの「あたしのために」です) 中身はガチ物理の浪漫だったんですが、空き時間に放射線関連の質問に答えていただけたので、連ツイートしますーー。
2013-09-12 09:22:43http://t.co/oHBSBIm9HI ↑早野先生が当日着てらしたTシャツ 一番下のラインがヒッグス粒子らしいです(さっぱりわかんない)
2013-09-12 10:35:431、作業員さんの生涯累積被ばく線量管理は現行のままでいいの? (過去の従事者さんの生涯累積被ばく量を数年で被ばくしてしまっている現状。チェルノブイリの作業員管理より今のままだと多くなってしまう可能性が、、つまり5年累積リセットの考え方が、現行のままでいいんでしょうか?)
2013-09-12 09:25:15@leaf_parsley → 世界的にもまれなデータという認識で一致^^。 早野先生は、福島県内の全自治体のデータは取得済みだそうです。 (さすがです、、ただ、全国分は集めてない、 文科省でやってくれないか?と二人で愚痴っていました。。 やってくれないだろうなあ、、)
2013-09-12 09:26:373、第2回国際シンポジウムにおける初期内部被ばくの構築の検討は、第1回に出ていたデータを 色々な視点から擦りあわせをしているという感じだったのですが、 早野先生の初期のWBC解析結果はそれに役立ちそうですか?
2013-09-12 09:27:21@leaf_parsley → 初期のWBC解析について軽くレクチャーしていただきました。 初期の データは、人がいない状態で測った測定のほうが高い値がでていたという途方もないものでした。(人体が外からのガンマ線を遮蔽していた)
2013-09-12 09:28:35→このレクチャーは、いきなり先生がパソコンを開いて、グラフがざざざっとでてきました。
6月のWBCのスペクトラムはかなり驚愕もので、ほぼ同じ山を描く2本のラインがかなり離れて描かれていました。
で、もちろん上のラインが人が入ってない空のWBCでの計測結果なんです!!!
@leaf_parsley 誰のデータか?というのがわかってきてから解析が進んできたそうです。(秋に測っている人も混じっていたのでそこからさかのぼって解析) 概ねラインがでてる。← 南相馬の秋のデータと矛盾してない。 (Csで1万~2万bqぐらいの吸入経由の摂取)
2013-09-12 09:29:43数値の分布は、そこそこ大きな円の中におさまっていました。
@leaf_parsley (この時点でヨウ素は検出不能←ここは結構大事で、追加経口摂取被ばくが少ないという意味です。 6月と10月のCs計算値が一致したということは、Csの追加経口摂取も少ないという意味になるので、標準値としては「追加の摂取は少ない」でいいのでは?)
2013-09-12 09:33:00@leaf_parsley 第2回よりも、第1回シンポジウムに出されている、甲状腺スクリーニングの信頼性をきちんと説明するのが大事ということでした。 (BGはちゃんととれてるし、人数的にも避難者の中の子ども達をかなり拾う事が出来ている)
2013-09-12 09:33:37全体として、、 「内部被ばくについては、勝負あったと言えるのではと思う」とのことです。 問題は外部被曝で、本当に帰りたがっている人が、0.23μSv/hの呪縛で帰れない。 実効線量(個人線量)管理がいいと思うのだけれど、、、 というお話しをされていました。
2013-09-12 09:35:061番目の疑問に関して、ゼブラさんの解説
コメント欄を参照