心機一転・遮蔽なしの椅子型ホールボディカウンターの出る幕はもうない

まとめ「遮蔽なしの椅子型ホールボディカウンターの出る幕はもうない」http://togetter.com/li/221898 の続編第45弾。2013年3月26日以降の経過です。 3/26 日本物理学会第68回年次大会(スライドは公開され次第追加します)
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3月26日

IAEAのチェルノブイリ事故報告書2006年版が日本学術会議により全文和訳され公開

ryugo hayano @hayano

【日本学術会議 チェルノブイリ原発事故による環境への影響とその修復:20年の記録 IAEA報告書の全文の和訳を公開】和訳および原文のPDFへのリンク集→ http://t.co/t9LDyqP5ux

2013-03-26 06:08:37

(この報告書が早野先生のツイートに最初に登場したのは2011年3月19日)

ryugo hayano @hayano

【英文長文】真剣に歴史から学びたい方は,スリーマイル島事故報告書(米大統領委員会)http://bit.ly/eeiSQd とIAEAのチェルノブイリ報告書 http://bit.ly/hUwbdy は必読.特に学生諸君は孫引きはダメ.一度は原文を精読してください.

2011-03-19 11:56:11
cwt @clear_wt

概要をつかむのに @torii_h さんによる抄訳(2011年5月)もお勧め→ http://t.co/yFraKSq409 RT 早野先生 チェルノブイリ原発事故による環境への影響とその修復 IAEA報告書の全文の和訳を公開→ http://t.co/ABn7KZwfB4

2013-03-26 17:11:13
cwt @clear_wt

これを2011年5月という早い段階で,解説付きで訳してくださった @torii_h さんに敬意を表したい(当時,これで勉強させていただき大変ありがたかった).

2013-03-26 17:13:20
H.Torii @torii_h

! RT @clear_wt 概要をつかむのに @torii_h さんによる抄訳(2011年5月)もお勧め→ http://t.co/Mz1KT25gUw RTチェルノブイリ原発事故による環境影響とその修復IAEA報告書の全文和訳→ http://t.co/ao1bT0SIDz

2013-03-26 17:50:09
H.Torii @torii_h

見知らぬどなたかのため、少しでもお役に立てたことを願うのみです。 RT @clear_wt: これを2011年5月という早い段階で,解説付きで訳してくださった @torii_h さんに敬意を表したい(当時,これで勉強させていただき大変ありがたかった).

2013-03-26 17:51:06

今日は広島大学で日本物理学会初日

ryugo hayano @hayano

今日は広島の物理学会で2連続講演.「内部被ばくの放射線計測学」は会員向けのチュートリアル.持ち時間50分.続いて,僕が委員長をつとめた若手奨励賞の選考結果報告.持ち時間10分. http://t.co/zdI4QdXIGZ

2013-03-26 09:08:06
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ryugo hayano @hayano

物理学会でチュートリアル講演,「内部被ばくの放射線測定学」,これからやります.

2013-03-26 13:26:13

(東北大・原子核物理の@kaneta 先生が実況して下さいました)

金田雅司(Masashi KANETA) @Kaneta

13:30から@hayano さんの物理学会チュートリアル公演 「内部被ばくの放射線測定学」 http://t.co/7pb3ybHsSt

2013-03-26 13:29:30
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金田雅司(Masashi KANETA) @Kaneta

現在使われているWBCはNaI. 測定したガンマ線のスペクトルの計数率にある係数をかけると Bqに換算できる。換算するには、放医研が開発したモデルを使用。

2013-03-26 13:41:31
金田雅司(Masashi KANETA) @Kaneta

キャンベラのFastscan の構造の説明。誰にも存在するカリウム40を測定する。大人なら4,5千Bqある。カリウムのスペクトルの説明。40Kのコンプトン散乱によるバックグランドの上に137Cs, 134Csのピークが出来る説明。

2013-03-26 13:44:37
金田雅司(Masashi KANETA) @Kaneta

ポイント1.遮蔽。完全な遮蔽が望ましい。外から飛んでくるセシウムγを遮蔽する場合鉄なら10cmが必要。ただ、40Kのγに対しては10cmは多少足りない。

2013-03-26 13:46:17
金田雅司(Masashi KANETA) @Kaneta

一番最初にもってきたWBCカウンターは体重と137Csとの相関が見える。最初に気がついたのは測定をしている放射線測定技師の方々。スペクトルとみていると、外から飛んできたバックグランドのγ線が人体で吸収され残った部分がWBCで見えていた。

2013-03-26 13:48:04
金田雅司(Masashi KANETA) @Kaneta

椅子型WBCの憂鬱。バックグランドの「体格補正が必要」。

2013-03-26 13:48:45
金田雅司(Masashi KANETA) @Kaneta

よりによって窓際におかれたWBCの話。人間の内部被曝ではなく、窓の外から飛んできたガンマ線を測っていた。  福島市に設置されたベラルーシ型WBCで測ると、平均20Bq/kg の内部被曝していると機械が示す。

2013-03-26 13:50:31
金田雅司(Masashi KANETA) @Kaneta

ベラルーシから校正用ファントムを取り寄せて、測定をしてみた。ファントムが内部被曝をしていると機械はいう。これは正しいバックグランドの補正が出来ていなかった。この補正が出来るまではかなりの努力が必要だった。

2013-03-26 13:51:43
金田雅司(Masashi KANETA) @Kaneta

南相馬市総合病院にFastscan 導入 2011.0。これ以降事態は好転。しかし、長時間測ってみるとバックグランドが見える。セシウムの近くにビスマス214のガンマ線が見える。雨が降るとビスマス214が増える。これを誤認する事象がある。

2013-03-26 13:53:29
金田雅司(Masashi KANETA) @Kaneta

理想は:効率100%の測定器で完全に囲む。現実には検出効率100%にはならない。立体角が足りない。ガンマ線が検出器をすり抜ける。また、人体での事故吸収。コンプトン散乱。これらの検出効率を体格を含めて校正する必要がある。fastscan で検出効率は0.7%。

2013-03-26 13:55:31
金田雅司(Masashi KANETA) @Kaneta

Fastscanで使用しているNaIの写真の説明。箱にPMTも含めて収められている。

2013-03-26 13:57:19
金田雅司(Masashi KANETA) @Kaneta

WBCのバックグランドスペクトルをの時間変化を見るとゲインが変動している。

2013-03-26 13:57:57
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