- hosidukuyo
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昔々、インターネット黎明期にとある通信事業社がありました。その年のクリスマス(深夜)に部長がプレゼントを持って開発部屋に現れました。目の周りがクマだらけの社員達がその包みを開けたところ、そこには寝袋が入っていたのです。 #IT系童話
2013-09-18 12:58:52「当社は注文の多い料理店ですからどうかそこはご承知ください」「まず要件を追加します」「次に要件を変更します」「ここで新たに要件を追加します」「今までの要件は無かったことにしてこの要件で作ってください。納期は変わりません」 #IT系童話
2013-09-18 12:59:17パンドラの箱からはありとあらゆるバグが飛び出し、人々は絶望しました。 しかし箱の奥には「仕様です」の言葉が残されていたのです。 #IT系童話
2013-09-18 13:00:33SE「カチカチ言ってますけど」 上司「気のせいです」 やがてPJに火がつき、SEは大やけどをしました。 上司「かわいそうに。休暇手当をあげよう」 SEは休暇を強いられ、メンバの信頼を失いました。 上司「心機一転、新PJにアサインしたから」 それは泥舟でした。 #IT系童話
2013-09-18 13:01:05PC好きだけれど本格的スキルはまだ身に付いていないの男の子が就職活動を開始しました。 気付いたらテレアポビジホンリース会社で吊るしサーバーをリースで売るに部署に就職してました。 さらにHP制作をもリースで売ってました。 _人人_ > 光 <  ̄Y^Y^ ̄ #IT系童話
2013-09-18 13:01:19姉にIT系童話のタグを流し読みしてもらってから質問してみた。 「IT系童話って括りなのに、なんで黒い童話ばっかりなの?」 「黒い話しかないんだよ!!! 」 #IT系童話
2013-09-18 13:02:09太郎がドアを開けると、よどんだ空気が立ち上り、中に成果物は一つたりともありませんでした。 太郎が客先で仕様調整に明け暮れている間に、プロジェクトは本番稼働日を迎えていたのです。 #IT系童話
2013-09-18 13:03:06かぐや姫 「Aさんは絶対に落ちずバグを出さずメンテも必要としないサーバを作ってください」 「Bさんは過去現在未来に至るまで永劫に機能するセキュリティを構築してください」 「Cさんは3日で1500台のサーバを結合試験まで含めて完成させてください」 #IT系童話
2013-09-18 13:04:21おつうは言いました。「絶対にこの中を覗いてはなりませんよ。カメラ付き携帯電話はこちらでお預かりします。ご了承いただけましたらこちらのNDAにサインしてください」 #IT系童話
2013-09-18 13:04:48「あなたが落としたのは、この金(融系)のサーバー?それとも、あの銀(行系)のサーバー?」「いえ、私が落としたのは鉄(道系)のサーバーです」「てめえか!」 #IT系童話
2013-09-18 13:05:30長男豚はFortranで作りました。焦げてしまいました。次男豚はBasicで作りました。煮詰まってしまいました。末っ子豚はCOBOLで作りました。やはり豚の料理もシステムも古臭いけど実績と信頼のタレが決めてですなぁ…システム課長。 #IT系童話
2013-09-18 13:05:57お父さんは東京へ炎上したプロジェクトの片付けに、お母さんは大阪へ炎上したプロジェクトの片付けに行きました、しかし炎上の原因は彼らの息子でした。 #IT系童話 [けーたい]
2013-09-18 13:05:580時のバッチで自動削除されるはずだったシンデレラセットは、ガラスの靴だけが何故か削除されず残りました。翌朝になっても手パッチ削除が終わらなかった魔法使いは不眠不休で対応に追われました。 #IT系童話
2013-09-18 13:06:02Webディレクターは思いつきのかわりに血まみれの臓物を吐き出して死にました。それを見てデザイナーやエンジニア、その他大小こまごま押し付けられる名前もないジョブ担当者はカラカラと笑いました #IT系童話
2013-09-18 13:07:19じいさんはハイになって言いました「スタブに花をさかせましょう~!」 そうすると今まで同じデータの連続だった無味乾燥なところに様々なデータが。皆は枕に頭もつかない大騒ぎを三日三晩あじわうことになりました。 #IT系童話
2013-09-18 13:08:11長男こぶたは、安易な見通しで案件を受注したので、プロジェクトが炎上しました。 次男こぶたは、人海戦術で乗り切ろうとした結果、プロジェクトが炎上しました。 末っ子のこぶたは、優れたPMと無理のないスケジュールを用意した結果、プロジェクトが受注出来ませんでした。 #IT系童話
2013-09-18 13:09:54現場の技術者と仲良くなれない営業は、ひとりで泣いていました。 顧客は「営業くん、技術者たちの前で僕のことを殴りなよ。そしたら仲良くなれる」 営業は、しぶしぶ顧客を殴ってみせました。 すると顧客は反撃して営業に殴り返し、技術者たちも加わって営業をフクロにしました。 #IT系童話
2013-09-18 13:12:37「貴社の提案はこの硝子の靴案件には金額が大きすぎます」姉娘は自らの足とも言うべき下請けを切り落とし、金額を下げました。下請けの誰もが血の涙を流していますが、顧客の希望金額には一致しました。しかし硝子の靴案件は、シンデレラが受注すると最初から決まっていたのです。 #IT系童話
2013-09-18 13:14:18赤ずきん「おばあさんの耳はずいぶんと大きいのね」 営業「クライアントからの要望です」 赤ずきん「それに目が大きくて、光っている。何だか怖いわ」 営業「追加仕様となります」 赤ずきん「何と言っても、その大きなお口」 営業「次の案件に繋げるために無償対応になります」 #IT系童話
2013-09-18 13:15:44「一休よ、この案件は問題が多すぎる…危ない橋は渡らない方がいい」 「大丈夫ですよ、端ではなく堂々と真ん中を渡ればいいんですよ」 そして案件は炎上した。 #IT系童話
2013-09-18 13:18:17「どうしておばあちゃんのコードサイズは大きいの?」 「どうしておばあちゃんはエラー処理をしないの?」 「どうしてマジックナンバーやめようっていってるのに変数名にSIZE100 とかつけてるの?」 #IT系童話 ?
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