【激励】人工知能学会誌の表紙絵を描いた方へ

伊藤　剛 @GoITO

これ言っておかなきゃ。 人工知能学会誌の表紙絵を描いたひとは、ちょっと自信を持っていいと思った。これだけ多くのひとの感情に訴える「ちから」はあったということだから。それは社会学系の言説ではあるが、よくよく見るとそれぞれの人々が自分のことについて語り始めている。（続く）

伊藤　剛 @GoITO

（続き）「個人的なことは政治的である」というテーゼがある。個人の話だからと抱え込んでしまわず、それは社会全体の政治の話になるのだから、臆せず主張しましょうという意味。その意味では「自分についての語り」が出るのは当然とも言えるのだが（続く）

伊藤　剛 @GoITO

（続き）それでも、人工知能学会の姿勢への批判を超えて、人々が「自分のこと」を語りだす契機にはなっていたとすれば（その言い方はともかく）、それはやはり「絵」が持つ「ちから」が、感情に訴える「ちから」が少しは関与していたと（控えめな言い方にしています）言っていいのではないか。（続く）

伊藤　剛 @GoITO

（続き）だからまとめると、あの絵を 描いた方は、この騒動を経て、どうか絵を描くことが嫌になったり、どこからどう批難されるかわからない状況に萎縮したりしないで欲しいということ。このことばが届くかどうか分からないが、絵師さんを勇気づけることばもまた、必要だろう。（続く）

伊藤　剛 @GoITO

（続き）自信持っていいよ。もっぱら批判されているのは学会であって、あなたではない。本当にそう思います。（了）