【自分メモ】多能性細胞のニュースで想像したこと
ちょっと調べてみると、マスコミなどで言われる「万能細胞」は、生物や医療の人は、「多能性細胞」と呼んでいる。これは、段階としてみると、すべての細胞になりうる受精卵から、だんだん分裂するごとに今後どのような役割を持つか、機能が分かれていき、一定の機能が定まった幹細胞になり、体細胞に、
2014-01-30 01:03:41段階を経て、能力が分かれていくから。 それぞれ、段階や分化の方向によって、能力が違うので、「多能性」と言われる。 なので、「万能細胞」というのは、話し言葉として一般人が使うもので、専門性は低い言葉。
2014-01-30 01:06:34マスコミに流れている文だと、今回の多能性細胞も、iPSのように医療などの面で注目されているが、僕は違った感想を持っている。 もっと、生物全般の基本的な謎に近づいたように感じる。
2014-01-30 01:08:15人間は怪我の治りが悪くて、他の生物のような「怪我からの復元力」は見られない。これが僕は不思議だった。 人間の怪我などは、傷口は塞がるが、形状は戻らない。それが、 例えばトカゲは、傷口が塞がるだけでなく、しっぽが復元する。筋肉の構造や鱗まで、「新しく作る」
2014-01-30 01:10:29生物の復元力というのは、多能性細胞の豊富さで決まるはず。 人間の怪我は、皮膚がくっつくとか、そういう、体細胞が増殖するか、かなり能力の限定された段階の細胞が働いているのだろう。 もっと、初期の段階の多能性細胞が多く、そこから体を形成すれば、復元するはず。
2014-01-30 01:14:35で、復元力の強い生物って、「幹細胞や多能性細胞を、どのていど日常的に体内に持っているのか?」「本当に常時、多能性細胞をもっているのか?」という疑問がある。
2014-01-30 01:15:46なんらかの形で、怪我などをした「後」に「必要に応じて」「多能性細胞を増やすところから始めるのではないか?」という、可能性を感じさせる。
2014-01-30 01:17:26もし、今回話題の多能性細胞が、複雑な工程を経ずに、簡単な刺激で発現するのならば、それは、復元力のある生物が怪我のときに多能性細胞を作り出す仕組みに似ているのではないか?
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