夢のお話「立ち入り禁止区域」

なんか変な夢見たのでやっておきます
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ラリ子/今ンヌ @imannu_burari

@sousakuTL 【夢のお話00】 「立ち入り禁止区域」 登場人物は色々 一人は「私」 意識は私だったが色々違うので夢の中で自分とされている人物。 基本的におとなしく、友人の前では活発 順応性が非常に高いらしい 学校では本当に地味らしい

2014-01-30 22:03:10
ラリ子/今ンヌ @imannu_burari

@sousakuTL 【夢のお話00】 もう一人は「友人」 黒髪ロングのおとなしそうなメガネの女の子 でも性格はなかなかにアクティブで元気で毒舌 「私」の親友らしく「私」をこき使う。 今回死ぬ

2014-01-30 22:07:13
ラリ子/今ンヌ @imannu_burari

@sousakuTL 【夢のお話00】 「警察官」 この町で絶対に逆らってはいけない役職 本当に逆らってはいけない 逆らったら何処かに連れていかれて帰ってこないらしい 今回「私」を捕まえようとしている

2014-01-30 22:15:26
ラリ子/今ンヌ @imannu_burari

@sousakuTL 【夢のお話00】 「町」 中の人の住んでいた町にそっくりな町 主な舞台は中学校があった場所と酷似していたが中学校はなく、ただの空き地の様な場所になっている テニスコートだけはまだ面影はあった 家は本当に家だった

2014-01-30 22:48:45
ラリ子/今ンヌ @imannu_burari

@sousakuTL 【夢のお話01】 その日は学校が終わって直ぐだった。 天気が良く、窓際の席なものだからそれはそれは気持ちがいい 「……ねもい」 「いや、ねもい、じゃなくて眠い。でしょう?」 「私」の後ろからあきれた様な友人の声が聞こえた

2014-01-30 22:56:16
ラリ子/今ンヌ @imannu_burari

@sousakuTL 【夢のお話02】 日向でうとうとしていた頭を起こして振り返ると、其処にはきれいな黒髪とトロンとした目の可愛い少女「友人」が立っている 手には鞄があるから、きっと身支度を終えたのだろう 「……眠い」 「それはさっきも聞いたよ。早く、動いてよ。帰れない」

2014-01-30 22:59:31
ラリ子/今ンヌ @imannu_burari

@sousakuTL 【夢のお話03】 ぼうっと、眠い目を擦る 今は放課後、早く帰らなければ警備の人に怒られる それはまずい。逆らってはいけない。 「私」はモソモソと身支度を整えると飽きれている「友人」に手を引かれて、学校を出ていった。 なんとなく、やたらと風が嫌な感じがした

2014-01-30 23:04:03
ラリ子/今ンヌ @imannu_burari

@sousakuTL 【夢のお話04】 外を歩いている人物は誰一人としていない 学生が帰る時間を過ぎると何時もこうだ でも、まだ学生が出歩いても大丈夫な時間なので「私」も「友人」も気にせず歩いている 「あ、そういえばさ、あの立ち入り禁止区域、知ってる?」 「友人」が何気なしに話す

2014-01-30 23:08:25
ラリ子/今ンヌ @imannu_burari

@sousakuTL 【夢のお話05】 「そ、あそこが立ち入り禁止になる前に埋めたタイムカプセル。覚えてる?」 「覚えているよ。確かほかの子に内緒で埋めたんだよね」 なんとなく懐かしい気分になって「私」の顔が綻ぶ 確かあのころ見つけたはいいが使い方が分らなかった道具を埋めた筈だ

2014-01-30 23:17:21
ラリ子/今ンヌ @imannu_burari

@sousakuTL 【夢のお話06】 しかしあの道具は何だったのだろう。 はて、と首を傾げる私に「友人」は立ち入り禁止区域を横目に見て帰ろうといった。 確かに「友人と私」の帰り道にそれを見て帰ることは平気だ。 「私」は何の気無しに頷くと彼女の意見に従って進路方向を変えた。

2014-01-30 23:19:15
ラリ子/今ンヌ @imannu_burari

@sousakuTL 【夢のお話07】 そうして歩いていくと、分岐点がやってくる。 左に少し行くと学校、右に少し行くと細道と急な階段、岩肌がある「立ち入り禁止区域」だ 「友人」と思い出話をしていると…ふと「私」は様子がおかしいことに気が付いた。 「警察官」が居ない

2014-01-30 23:24:47
ラリ子/今ンヌ @imannu_burari

@sousakuTL 【夢のお話08】 此処は「立ち入り禁止区域」 何時もなら居すぎだと言う位「警察官」が警護している筈だ 「友人」はきょろきょろとあたりを見渡すも本当に誰もいない。 「可笑しいね。……どこに行ったんだろう」 「……ねぇ、なんか聞こえるよ」

2014-01-30 23:31:03
ラリ子/今ンヌ @imannu_burari

@sousakuTL 【夢のお話09】 「私」は友人に呼びかける。 私の耳には怒声と悲鳴の様な物が聞こえていた。 「友人」を物陰に押し込むと、私達は見ずらい、先ほどの場所から死角になっている場所を見つめる 「い、やだ…!嫌だ!行きたくない!あの場所には!」 「さぁ、此方に」

2014-01-30 23:35:21
ラリ子/今ンヌ @imannu_burari

@sousakuTL 【夢のお話10】 「警察官」だ。私たちがごくりと喉をならず。 この町では、いや世界では逆らってはいけない最重要組織の”人間”だ 捕まえられている男の手には一つの棒きれ 「…武器の所持かな」 砂に絵を描く程度の棒だが… 持っているだけで逮捕されるのが此処だ

2014-01-30 23:39:34
ラリ子/今ンヌ @imannu_burari

@sousakuTL 【夢のお話11】 皆この組織の検挙の仕方は「可笑しい」と分っているのだろうか。 …きっとそれを《認識》していないだろう。 だって、それを《認識》しているのは、「友人」と「私」だけなのだから きっと今の光景をほかの誰かが見たら「武器なんて危ないわ」と言うだろう

2014-01-30 23:42:37
ラリ子/今ンヌ @imannu_burari

@sousakuTL 【夢のお話12】 人の目にはそれらは、さも凶悪犯罪の様に映るだろう。 …それは絶対に可笑しいのに。 けれど、多数の中から異分子が出れば、それらは「危険」やら「不穏」とされるだろう だから「私」と「友人」はそれらを隠し通してきた。

2014-01-30 23:44:02
ラリ子/今ンヌ @imannu_burari

@sousakuTL 【夢のお話12】 しかし、まずい 此処で逮捕された者が出たとなると、此方に帰ってきた時に此処を通っている自分たちが居ると怪しまれる ……それに当に学生が出歩いていい時間は過ぎている どのみち、今から通常通りにはきっと帰れない。 …どうするか

2014-01-30 23:51:34
ラリ子/今ンヌ @imannu_burari

@sousakuTL 【夢のお話13】 少しの逡巡の後、私達は頷くと「警察官」の意識をそらすため、…入ってはいけない「立ち入り禁止区域」に何年振り、かに足を踏み入れた …あれに、見られていたことなど気が付きもせず

2014-01-30 23:53:08
ラリ子/今ンヌ @imannu_burari

@sousakuTL 【夢のお話14】 足を踏み入れた「立ち入り禁止区域」は荒れていた、元々は何かの建物だったとは思われるが、今はそんな面影全くない 身を隠す場所はあまりないが、少しの物陰はあるだろう 「…大丈夫かな」 「たぶん」 どちらともなく不安になる

2014-01-30 23:57:08
ラリ子/今ンヌ @imannu_burari

@sousakuTL 【夢のお話15】 「…折角だし、タイムカプセル掘り起こしてみようか」 何の気に無しに行ってみた 不安そうな顔をしていた「友人」は呑気な「私」の言葉に幾分か安心したような顔をしてくれた 「…まぁいっか、掘ろうか」

2014-01-31 00:04:08
ラリ子/今ンヌ @imannu_burari

@sousakuTL 【夢のお話16】 ザクザク、適当な棒やガレキを使って土を掘り返す。 ザクザク、ザクザク 中々幼少のころの自分たちは深いところに埋めたらしい。 ザクザク…カキン

2014-01-31 00:16:28
ラリ子/今ンヌ @imannu_burari

@sousakuTL 【夢のお話17】 あった、と手ごたえを2人して感じて持ち上げる。 其処には黒い棒と靴が一組。 棒は警棒の様な物で取っ手の所にボタンが付いている 靴はローラーブレードの様なもので、紐が赤くてかっこいい者だが 私たちにはこれが唯のもの、である感覚は無かった

2014-01-31 02:31:01
ラリ子/今ンヌ @imannu_burari

@sousakuTL 【夢のお話18】 「……なんか物々しい感じ、するね…」 「…やっぱり掘っちゃいけなかったかな」 2人してアイテムを持って何とも言えない様な感覚に襲われる。  ______その時…!

2014-01-31 02:36:28
ラリ子/今ンヌ @imannu_burari

@sousakuTL 【夢のお話19】 「本当に此処に誰か入ったのか?」 「あぁ…そうなれば…【あの場所】連れて行かなければ」 ……「警察官」だ 私たちのからだに緊張が走る。 隠れなければ あまりない物陰に…隠れなければ!!

2014-01-31 03:24:34
ラリ子/今ンヌ @imannu_burari

@sousakuTL 【夢のお話20】 2人して靴を「友人」が、警棒は「私」がもって隠れる事になった 「私」は奥のテニスコートと岩壁の間 「友人」はその手前の岩陰のでっぱり ……見つかるか、見つからないかは五分五分である 「……どうしよう。…」 警棒を握り締めて祈る

2014-01-31 03:27:05