ベースになったついのべ作品と、それに対するついりみっくす作品の順でまとめています。作品それぞれとキーワードに着色しました。なお前回のまとめは こちら です。
#twnovel 節分を、獏ちゃんたちが心待ちにしているそうだ。人間の作った食べ物や、地面に落ちた豆に興味はないそうだ。まだ生きている、ほどよく弱った鬼たちに興味があるそうだ。人間の世界を追われて、夢の世界に逃げ込んだ鬼たちの運命については、あまり深く考えない方がよさそうだ。
2014-02-01 23:11:54@23novel #twremix 節分の日まで、鬼たちは憂鬱な気持ちでいるそうだ。ため息ばかりが漏れて、特に夢見がとても悪いそうだ。「獏ちゃん、鬼さんの悪夢を食べてあげて」「何で?」「活きの悪い鬼さんに、豆をぶつけられないじゃない」「(ぶつけるのはやめないんだ)」
2014-02-01 23:24:23#twnovel 布団を開けると、獏ちゃんがみっしり詰まっていた。ポイポイ放り出して寝たところ、悪夢にうなされた。翌日、仕方なく獏ちゃんに埋まって寝たところ、寝苦しさに襲われた。今度は羊さんを呼んで、獏ちゃんに対抗させたところ、大騒ぎになって眠れなかった。昼寝するのは、難しい。
2014-02-01 23:18:47#twremix 「羽毛布団が気持ち良いからといって中身を出して羽に埋もれるか? 否! 大事なのは詰まっているという事実、そして気持ち良いという真実」「もう解ったから寝かせてよ」「寝床を裂かれた恨みは深い!」布団は獏ちゃんの寝床でもあったらしく口調と理屈が迷子だ。@23novel
2014-02-01 23:32:59@23novel #twremix 布団を開けると、獏ちゃんがみっしり詰まっていた。眠れないから獏ちゃんを数える。1匹、2匹。あれ?獏ちゃんの白と黒の模様に、目が白黒してくる。獏ちゃんを布団の外に出して数える。1匹、2匹。あれ?出したはずの獏ちゃんが戻っていて。疲れて、寝てた。
2014-02-01 23:39:17#twnovel 雪の中に獏ちゃんが埋もれていた。理由は深く考えず、とりあえず引っ張り出して、雪を払って、持っていた傘を貸してあげた。その日の晩、獏ちゃんがたくさんやって来る気配がしたが、思い切り悪夢にうなされた。目が覚めると、枕元にリボンで飾られたたくさんの悪夢が置いてあった。
2014-02-01 23:24:56#twremix @23novel 雪の中に獏ちゃんが埋もれていた。理由は深く考えず、とりあえず引っ張り出して、家に持ち帰って、熱があったので水まくら替わりにして寝た。おかげでひんやりとした悪夢にうなされたけど、朝起きると熱は下がっていて、なんか怖い色のお粥が置いてあった。
2014-02-01 23:35:44@23novel #twremix 雪の中に獏ちゃんが埋もれていた。羊さんも埋もれていた。睡魔さんも埋もれていた。とりあえずみんな引っ張り出しといてあげた。その日の晩、意識を失うように突然眠りについてしまった。なんとことだ。明日、大事な試験があるのに!
2014-02-01 23:54:36俺は宇宙の殺し屋、宇宙から来た。俺がコイツを向けた瞬間お前らの死は約束される。ここでいうカメラによく似たこの凶器。だから殺し文句は「はいチーズ」だ。ふん、めでてー奴らだ笑ってら。コイツのせいで百年後には確実な死が訪れるとも知らず、殺し屋の俺にありがとうって。ふん。#twnovel
2014-02-02 10:27:59#twremix 俺は宇宙の薬剤師。ある男が全財産をはたいて百年寿命が伸びる薬を買いに来た。使い方を間違えるなよと念を押したのに男は病に倒れた老母に薬を飲ませちまった。知らねえぞ、やがてその男が歳をとり死んでも病床の老母は苦しみながら生き続けるんだ。 @naholograph
2014-02-02 10:38:17今夜のテーマは、「勇者(笑)」です。遅刻しなかったことに違和感を覚えた常連さん、ご明察。今夜の物語は予約投稿です。5分ごとに、ではどうぞ〜。
2014-02-02 23:05:39
「勇者さま、魔王を倒して下さり、本当に感謝です。これで世界は救われました。いえいえ、引き留めませんとも。新たな世界が、あなたさまの救いを待っていることでしょうから」#twnovel「魔王役さま、自称勇者を追い出して下さり、本当に感謝です。これで世界は救われました」
2014-02-02 23:10:48#twremix @23novel はい、カット!だめだめ!やられるときも威厳を出して!それじゃ自称勇者納得しないよ!せっかくの魔王役なんだからもっとしっかりやって!明日には自称勇者が勘違いしてやってくるんだから。え、勇者役の攻撃が弱い?明日来る自称勇者はもっと弱いんだぞ!
2014-02-02 23:40:34