ゆがんでしまったかの関係性に、どうすれば、終止符を打てるのか考えた。どう足掻いても、バッドエンドしか思い浮かばない。ああ。だとしたら。君と、このまま、壊れて逝くのが、一番の、幸福だと、あなたは言うの? ねえ、神様。本当にいるなら、答えを教えてください。#twnovel
2014-02-03 03:46:31歪んでしまった関係は修復できない。いくら手を伸ばしても、その手は空を切るだけ。だって歪んでいるんだから。正しいところにはたどり着けない。@catnap_7 #twremix そう思い込んでただけ。雀の涙ほどの勇気を振り絞って恐る恐る手を伸ばしたら、それはあっけなくあなたに届いた。
2014-02-03 03:56:00「……ん?」 「……ぁ。なんでも、ない」 「嘘。滅多にお前から、触って来ないもん」 「あの、ね。私のこと、」 「好きじゃないよ」 「…………」 「愛してる」 @ce1039 #twremix
2014-02-03 03:59:53「愛してるなら、もっと…」 「もっと?」 「もっと触れてよ」 「んー。嫌じゃないけど…」 「じゃあ何が不満っ、んん…、いきなり何を!」 「触れるのが唇じゃ、だめ?」 「…ダメじゃない。…」 「ん?」 「愛してるなら…」 「もっと?」 「うん」 @catnap_7 #twremix
2014-02-03 04:11:59愛してるなら、もっと、深いところで、繋がろう。そんなことを言われたような、言われなかったような。気付けば、シーツに溺れていた。喘ぐように、息をする。 「あぁ……あい、してるっ、んっ」 「知ってるよ」 人工呼吸をするように、口を塞がれた。 @ce1039 #twremix
2014-02-03 04:15:33翌朝起きたら、私の横には彼の抜け殻があった。 布団の膨らみだけを残して、彼はもうどこかに行ってしまっている。 もうこの手に彼の感触はない。 ただ覚えてるのは彼が私に覆いかぶさった時の重さだけ。 私はベッドに体を預けて、その重さを思い出す。@catnap_7 #twremix
2014-02-03 04:37:18じっとりと、布団に沈んだ背中。虚しさを隠すために抱き締めた枕からは、彼の匂いがした。大丈夫よ。彼は、ちゃんと、此処へ帰ってくるもの。そう強がって涙を堪えたときだった。 「おはよ」 気の抜けるような声が、部屋を揺らした。私は安堵の涙を零した。 @ce1039 #twremix
2014-02-03 04:41:22@catnap_7 いいオチが付いたので(というか、もう頭が働かないので)ここいらで。 ツイリミ返しありがとね。
2014-02-03 05:12:39
今夜のテーマは、季節イベント「節分」です。定時に始まったからまた予約投稿だと思った方、残念でした〜!リアルタイムです〜!(天邪鬼)ではどうぞ〜!
2014-02-03 23:01:56@23novel 「まんまと騙されたぜ」「どうしたの」「今年の節分は2月4日よって言われていってみたら、今年も2月3日じゃないか。しこたま豆をぶつけられて、大変な目にあったぜ。でもよ、可愛いお嬢ちゃんがチョコレートくれたんだ。バレンタインデに会えないからってよ。嬉しいねぇ」
2014-02-03 23:17:27#twnovel 「わあ!」バタッ「あ!このバカ!」「ごめん、兄ちゃん!ボクのことはかまわずに逃げて…!」「だからお前はバカって言うんだよ!兄ちゃんがお前を置いていくはずないだろ!お前はオレが絶対に守ってやる!さあ!来いよ!人間!撃つならオレを豆で撃て!」#節分 #兄さんの日
2014-02-03 23:06:01「あ、いたぞ。あそこに鬼の親子だ」「こいつらもやっつけてやろうぜ!ほら、豆の用意はいいか?」「あ、ちょっと待て。見逃してやろう」「なんでだよ?」「あの鬼の家族、今、恵方巻を食べてるじゃん」「かなわねーなあ」 @23novel #twremix #節分
2014-02-03 23:24:11@23novel #twremix #節分 #兄さんの日「撃つならオレを豆で撃て!」ボクをかばって兄ちゃんは立ちはだかった。「兄ちゃんっ」兄ちゃんの背中はいつだって広くて暖かった。転んだボクを負ぶってくれたっけ。いつの間にかボクの方が大きくなったのに今もその背で守ってくれる。
2014-02-03 23:28:34